DATE:2013/01/14(Mon) 16:24 No.1123

「グッド・ウィル・ハンティング」
ボーンシリーズの後だから、マット・デイモンつながりという訳ではないんだけどね。
劇場でみようと思ってたアルゴを見逃しちゃったので、ベン・アフレック絡みのなんか観ようと。で。
監督ガス・ヴァン・サントで、こないだ永遠の僕たちみたし、ショーン・ペンのMILKも好きだった。
という流れでこの映画を観てみる事にしたのだ。
マチャチューチェッチュ工科大学の清掃員をしていた少年は、数学において天才的な能力を持った少年だった。ある日廊下の黒板に書かれた数学の難問を解いてしまう。
その一件により教授に目を掛けられるが、幼少期に里親に受けた虐待が元で心を閉ざしていた。そんな中教授の旧友に相談し、少年のカウンセリングをすることになる。しかしまったくうまく行かないうえに、少年はや悪態しかつかない。それでもカウンセラーの過去の話などコミュニケーションを積み重ねていき、段々と少年も心を開きつつあった。
トラウマをくっつけてるけど、思春期の葛藤と社会に出ることへの恐怖。
いわゆるモラトリアムな時期の不安定な心情だけの話だよな。
そんな中でも出会った「先生」ちっくな人に共感して「先生、おれやるよ!」と立ち上がる。
それだけではなんか持たなかったから、数学的天才をくっつけたという話。かな?
なにが言いたいかっちゅうと、少し物足りなかったのです。ちょっとね物語が惰性に感じて、退屈感があった。
傷つくのが怖くて、傷つくぐらいだったらなにもいらない。今のまま一人で良い。もしくは最初からないほうがいい。
って少年は言う。そこだけはすごくすごく共感してしまったけどね。
今でも僕はそんな感じ。だから今でも一人で気ままに生きているのです。
いやぁしかし、アメリカ人の下ネタが苦手だわ。アメリカンジョークもか。
ラストはいいねえ。すごくいい。エンドロールもすごくいい。でもやっぱりなにか物足りなかった。
これって007とか、ボーンシリーズを見すぎちゃって、体がアクションを求めてしまってるのかな。。
それはすごく困るよ、静かな映画大好きだし、、本当に困る!!

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