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「5月から始まった梅雨」のような自分
こないだの帰り道に大雨になっちゃて、しかも傘を持ってなくてで雨宿りをしていた。
たまにやみそうになるくせに、またざーっと降る。自宅までまだすこし距離があったから困った。
それでも雨が好きな僕は、割り切って世界を洗い流すような大雨を眺めてた。真夜中に。
最近慢性的にやんややんやと忙しくて、そんな意味のない時間は久しぶりだったのかもな。なんかじっと眺めてしまった。

雨を眺めてたら、昔大好きだった人のことを思い出した。海外に住んでいた彼女が一時帰国していた時のこと。
一時帰国だから彼女は携帯を持っていなくて、連絡は取りづらかった。まるで80年代のドラマみたいに。
彼女は一時帰国の理由である友達の結婚式に参加した後、僕の家に来る予定だった。だけどいつまで経っても来なかった。
僕は待っていた。なにかあったのかもしれない不安と、いつまで待てばいいのか終りのみえない不安があった。

そして最終電車近くに彼女は駅に現れた。その時は嬉しかったし、すごく安心した覚えがある。
だけどそのとき僕は心から怒った、本気で怒った。心配かけやがってこのやろう!と。
彼女も不安だったのか、無事に着いて安心したからなのか、ホロホロ泣いてた。
それをみて、やばい怒りすぎた!とオロオロしていた自分を覚えてる。遠い昔の思い出。

、、その子にはもう会わなくなってしまったけど、今でも相変わらずのあの笑顔で元気にしてるといいな。
そして幸せになってくれてればいいなあと思う。なんかあの頃は僕なんかが偉そうにごめんなさい。
雨を眺めながらそんな事を思い出してた。10年くらい前の話。時間は僕の知らない所でしっかりと、暴力的に流れる。
会社辞めて便宜的に事務所構えてすぐくらいの頃かな。なにもかもに一生懸命で夢中で新鮮だった頃の話。

口ぐせのように常々言ってるかもしれないけど、やっぱり雨には時間を飛び越る作用があるみたい。
昔から雨が好きだ。もちろん雨の程度にもよるけど。眺めてると昔の記憶や感触、温度や匂いなんてものまでが蘇る。
僕の中の記憶の墓場に埋もれていた、どうでも良いくせに大切な思い出がちょこんと現れる。
それは心の中で、懐かくて暖かい気持ちと少しだけの後悔を感じさせる。そしてそれは夢みたいにすぐ消えてしまう。

と言うわけで、結局雨は全然やまないから走って帰った。久しぶりにグッショリ!楽しかった。

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