
小さい頃に飼っていた犬の夢をみた
庭でつながれていて、うるうるした瞳で僕をみつめていた
老衰で死んだ犬だったけど、夢の中では生き生きとしていた
でも僕は彼を見て、もうすぐ死ぬんだなと思って悲しくなった
みんな僕の前から消えていってしまう
いままでがそうだったように、これからもずっとそうなんだと思う
僕もいつか消えていなくなる
毎日毎日、少しずつ衰退してしていく自分の身体
少しずつ死んで行く自分
長い時間をかけて少しずつさよならを言うように
死について考えることは生きること
孤独であることの楽しさを世界から教えてもらうこと
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