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ねじまき、ねじまき
ギャンブルをまったくやらない僕ですが、始めて競艇場へ行ってみた。
ルールも、仕組みも、賭け方も知らないので写真撮ってただけだけど。
独特の雰囲気。みんな酒飲んで、タバコ吸って、大きな声出してた。
写真撮ってたら怒られて、少し恐かったけど楽しかった。でももう行かない。
ボートにそんなに興味がないみたい。競輪の方が良いな。

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The End_1324 多摩川競艇場 / Nikon D610

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レイニー・レモン・ドロップ
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「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」

完結編。個人的には今までのどれよりもおもしろかった。

1955年に取り残され唖然としているマーティの元に郵便配達員がやってきた。そしてマーティに手紙を渡した。それは1885年のドクからの手紙だった。西部開拓時代にタイムスリップしたドクは鍛冶屋を開き楽しく暮らしていたが、デロリアンは故障してしまった。1885年では部品が足らず修理は不可能だが、1955年なら修理できるということで廃鉱の奥に隠してあった。マーティはそのデロリアンを修理し現代に戻れば良い、、しかしデロリアンの近くにあった墓には「1885年9月7日ドク死す」の文字が。それは手紙が書かれたすぐ後のことだった。。

こんなにスッキリ完結してたっけと思うくらい気持ち良かった。内容はほとんど忘れてたな、、その方が楽しめたけど。
ラストだけではなく最初から最後までずっと目を離せず、三部作の中で個人的には一番ハラドキでした。
中だるみも矛盾もなく、2時間があっという間でした。そして少し切なさが残る終わりも良い、清々しい気持ちでした。
こうゆうハリウッド三部作は、三作目が駄作と言われることが多いけど、BTTFは全部面白かったな。

「未来を変えてしまっては一大事だ!」とタイムパラドックスに脅えまくるドクも恋には勝てなかった。
恋とはするものではなく、堕ちるものなのだ。という言葉がピッタリなくらい分かりやすく二人は恋に落ちていた。
ドクが結構な高齢だからしょうがないんだけど、ヒロインがおばさんなのはテンションが上がらないポイントでした。
でも、ドクがキャピキャピの若いことロマンスするのも違和感あるので、しょうがないことと思います。

ネタバレするつもりもないんだけど、結構な古い映画ということもあり、ラストシーンを含めて語ります。

今回も未来に戻るためにデロリアンを140km/hのスピードまであげないといけない。しかしガソリンがない。
PART1は1.21ジゴワットの電力=落雷。PART2はそうゆうのなかったか、、そしてPART3は燃料。そうゆう現代に帰れない絶望がある。
それでも諦めないで試行錯誤し方法を探す二人が好きなんです。で今回はどうしたか、蒸気機関車に押してもらう。漫画みたいなアイディア笑。
そして140km/hまで加速するために明らかに怪しい起爆剤を投入する。しかも3回に分けて。。このドタバタが面白いんです。

ほんとうにやんややんやあって、それでもハリウッド映画だから滞りなく物事は進むんだけど、そこは三部作を締めくくる大ラス。
僕は不覚にもすごく感動してしまった。。なんでこんなに胸キュンするんだろうと考えてしまった。
やんややんやあって現代に戻ってきたマーティだが、ドクは1885年に残してきてしまった。でも愛する女性とうまくやるだろう、それは良い。
僕の心を打ったのはシンプルに「もう会えない、もう戻れない」という儚さだと思います。デロリアンも戻ってくる時に大破したし。

「人間の未来はすべて白紙だっていう事さ。未来は自分で作るのだ。君らもいい未来を作りたまえ!」
と最後にドクは言う、とてもシンプルでひねりのない言葉だけど、三部作みてきた自分にはとても響いた。
僕は未来を作れてるのかな、、停滞している気もする。。それも長い時間。。とか考えてしまう。
とにかく、こんなにハッピーエンドでみてて気持ち良く、楽しめ、最後には教訓まであって、3本で1000円で売ってる映画、あまりないです。

無事に三部作見終わってそれなりに感慨深いです。このDVDは甥っ子にあげようと思う。
小五にタイムトラベルが理解出来るのか。80's、ロカビリー、西部劇など知らない人はこの映画をどう見るんだろう。
シリアの過激派がプルトニウムを奪い返しに来るのは理解出来るんだろうか、、まあいいや。
BTTFシリーズ、ゼメキスが生きてる間はリメイクはやんないらしい。完璧すぎる物語だから二番煎じになるからだと。素晴らしい!

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The End_1323 夢の島 / Nikon D610

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ノー・アイ・パンダ
「トゥルー・ロマンス」をブログに上げた日「ノルウェイの森」を読み終わった。
その日の夜、仕事で伺ったお店にはモニタで映画をながしてて、それが「トゥルー・ロマンス」だった。
びっくりしたけど仕事の話を進めてたら、BGMのスピーカーからビートルズの「ノルウェイの森」流れてきた。
僕は少し恐くなった。長友くんは横で黙々と作業をしていた。

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The End 1322 夢の島 / Nikon D610

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ガトー・ショコラの安定度
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「真実の行方」

エドワード・ノートンのデビュー作。リチャード・ギア主演。エドワード・ノートン大好きだけど知らなかった。そして名作でした。
1996年公開、スーツの着方が90年代まるだし。肩幅広くてトレンチ羽織って風を切って失踪するビジネスマン。手にはサンドウィッチ。
ローラ・リニーという女優さんが演じる女性検事がとても恐い。頭が切れて仕事が出来て気が強い女性って、驚異。ごめんなさいしか言えない。
この人「デビッド・ゲイル」とか「ミスティック・リバー」とか、好きな映画にこぞって出てる女優さんだった。全然覚えてない。

シカゴでカトリックの大司教が殺害された。全身をナイフで滅多刺しにされて。現場から血まみれで逃げ出した19歳の少年、アーロンは逃亡むなしく逮捕された。この事件の弁護を無償で受けたマーティンは、マスコミに注目される人気弁護士。彼の目的は売名だった。アーロンが真犯人だろうが無実の罪だろうがアーロンに関係なかった。いかに難しい裁判で無罪を勝ち取り、名声を得るかが彼の目的だった。しかしマーティンが面会した少年は、気弱で吃音となまりがある弱々しく素直な少年だった。彼を見てアーロンの無実を心底から信じるようになる。そして裁判は始まる。

エドワード・ノートンは「怪演」という言葉があてはまる俳優さんだと思います。僕の中で「怪演=好きな俳優」という図式があります。
個人的にはハビエル・バルデム、ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、ショーン・ペンもかな?あとジャック・ニコルソン。
エドワード・ノートンはまずハンサム。女性心をくすぐる笑顔、それがころっと代わる狂気。なによりも眼。特にこの映画は眼に注目です。
「ダウン・イン・ザ・バレー」とか恐怖だったな。10代の少女に入れ込む中年男性。ハンサムだから無害に見えるけど、、の話。怖かった。

この映画の話に戻ると、最近どんでん返し系の映画を好んでみている僕です(みんな好きでしょ?)
その中でも一番のどんでん返しでした。びっくりした。これはハードルを上げているつもりはありません。
こんな名作見逃していたとは!まだまだ知らない名作いっぱいあるなー。だから映画はやめられない。
そしてこの作品はかなりのオススメ映画になりました。興味ある方は是非みてみてください。本当に怖かった。

「裁判モノ」として見応えは十分にある映画だということを最初に言っておきたい。
無罪にさせたいマーティン、検事時代の部下だった検察官、大司教の二面性、市長や知事の土地開発、など、色んな思惑が見え隠れして面白い。
アーロンには不利な証拠しかない。血まみれで逃走、返り血と大司教の血液はDNA鑑定で一致。動機もゆくゆくハッキリしてくる。
その全くもって不利な状況を覆していく作業がみててとても面白かった。ジャネット検事とのせめぎ合いも見物でした。裁判モノとしては。

これは見た人と語り合いたい映画になってしまった。二度見の人続出というのもうなずけます。
マーティン弁護士の気持ちになっていろいろ考える。自分の売名目的といえど正義感もあったということ。
社会悪って言葉が合っているか分かりませんが、ずるい大人の思惑をへし折ったこと。アーロンへの気持ちも含め、裁判モノとしてほんと面白い。
でも。。これ以上はハードル上げすぎかな?ぜひみてみてください。みたら感想聞かせて!

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The End_1321 環七 / Nikon F3

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シュヴァルツシルトな人
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The End_1320 代々木 / PLAUBEL makina 670

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一点物のダビデ
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「トニー・スコット / トゥルー・ロマンス」

今回の早稲田松竹2本立てに行こうと思ったのは、どちらかといえばこの「トゥルー・ロマンス」がみたかったから。
ポール・トーマス・アンダーソンは好きな監督だけど、わざわざ映画館でみるこたない(巻き戻し出来た方が好都合でもある)
だけど大好きな「トゥルー・ロマンス」と2本立てでやってたから、じゃあ「インヒアレント・ヴァイス」もみよう、となった訳です。
えーと、この映画、何度目でしょう。恐らく5回目?でも映画館でみるのは始めてかもしれない。

アメリカンコミックとカンフー映画のマニアであるクラレンスは、誕生日の夜も一人で映画館に入り浸っていた。そこで運命の女性アラバマに出会う。一瞬で恋に落ちた二人だったが、アラバマはクラレンスの上司が誕生日プレゼントとして手配したコール・ガールだった。それでも二人は愛し合い、意気投合し、すぐに結婚することになる。しかし、アラバマはコール・ガールという立場上、雇い主が存在し自由の身ではなかった。クラレンスはアラバマの自由を求めるために、ポン引きの雇い主の元に向かった。

1993年公開の映画。もう22年も前の映画になってしまってるんだな。。
毎回思うけど、すごく豪勢なキャスティングなんだよね。知ってるのに改めて思う。
デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ブラッド・ピット、ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン。
死んじゃったのはデニス・ホッパーだけ。でもボチボチな人もいるな。。初めてみたのは自分が高校生の時です。かなり時間が経った。

僕はタランティーノ(脚本)作品の狂信的ファンではない。嫌いではないけど、血がバンバン出るんだもん。
この作品もそう、血がバンバン出ます。でも良いんです、バイオレンス&ラブロマンスだからです。
女性を(男性も)殴ってはいけません。しかもグーで鼻を狙ってはいけません。でも良いんです、バイオレンス&ラブロマンスだからです。
そして最終的にはバイオレンスは淘汰されラブロマンスが残るという所が良い、最高に良い!

「殺したなんて、、殺したなんて、、、最高にロマンチック!」とか
「もしも弾が5cmずれて命中していたら、、」とか、アラバマの名言がいっぱいです。
マリリン・モンロー的なアメリカを象徴する女の子。僕はタイプではないけれど、とても魅力的な女の子です。
特にオープニングがアラバマの語りで始まるんだけど「スワロウテイル」の始まり方にそっくりです。どっちが先かは調べてください。

この時代の映画に良くある気がする、ビルの屋上のシーン。だいたいがマンションではなくビルに住んでいる。
夜になると屋上に上がり、大きな広告塔の前に座って夜の街を眺めるのだ。大人になったらそいうゆう所に住もうと思っていた。
「ミリオンダラー・ホテル」「ビューティフル」「恋する惑星」そしてキムタクのドラマ「ロング・バケーション」だってそうだ。
広告塔からはそれるけど、浅野忠信だって廃ビルの一室に住んでいた(映画内)そうゆうインテリアに憧れがあった時代だった。

映画館で大きな声で笑ってるおじさんがいた。映画館だからそれで良いと思うし、面白いシーンは笑えば良い。
でも明らかに血がバンバン出てるバイオレンスなシーンで大笑いしてた。その他細かい笑いも(フフ、という小さいもの)も
ことごとく笑いのツボが違くて、しかも回数が多くて、騒音にしか思えなかった。他の人もビニール袋のガサガサ音とか、携帯の明かりとか。
映画館の良さっていっぱいあるけど、嫌な客層の時はストレスを感じる事が多い。事故だと思って諦めるしかないんだけど。

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The End_1319 洗足 / Nikon F3

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100m先の廃墟
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The End 1318 渋谷 / Nikon 610

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夜のいちばん深い所
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「ポール・トーマス・アンダーソン / インヒアレント・ヴァイス」

久しぶりの早稲田松竹二本立てへ。

ロス郊外に済む私立探偵のドックには、ずっと引きずっていた元恋人がいた。しかしその元恋人シャスタが突然現れた。不動産王の情婦になっていた彼女は、彼の妻とその愛人の悪い企みを暴いて欲しいとドックに頼んだ。ドックは気が進まなかったが、未練たらたらの女性の涙には勝てなかった。

これはかなり面白かったけど、かなり難解だった。難解というかグチャグチャ。
でも全編通してシリアスではなく、フランクに進むのであまり気にせず楽しんだ。
とにかく登場人物が多い、名前を覚えられない。誰だっけ、、ということは多々。
でも気にしない。どんどん知らない名前が出てくるから気にしてもしょうがない。

「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「マスター」のポール・トーマス・アンダーソン監督。
全部見てるけど、やっぱり今作もPTA作品だなあと言う感想。良い意味です、とても。
で、主演ホアキン・フェニックスとなるともうみない訳にはいかなかった。
今度「怪演=良い俳優」について語りますが、今回のホアキンは怪演ではなかった。面白かったけど。

インヒアレント・ヴァイス=物事に内在する欠陥。全ての物事に、目には見えない欠陥や不備が具わっている。
製品が本来持つネガティヴな性質を指す保険用語でもあるそう。1970年代、ドラッグ、マリファナがはびこっていた時代。
ドックもちろんそれに溺れているが、どことなく感じる不安みえる。ケネディ暗殺後の陰謀論うごめくアメリカ。笑うしかなかった。
「ヒッピー」と聞くとラヴでピースで、フリーでスマイルなイメージが先行しちゃうけど、絶対そんな良いことばかりじゃない、よな。

どうしてもロスで探偵物、となると「ロング・グッドバイ」が出てくる人は多いんじゃないか。
話の筋がバラバラなのもチャンドラー小説と似てる所かもしんない。ロケーションや、年代、そして失踪した人探し
それに付け加えて(異性同性あるけど)お別れの切なさなど、みててクロスオーバーする部分は多かった。
でも絶対的に違うことがある、この映画は小説ほど真面目じゃない!PTA作品のファンは必見です。

音楽はとても良かった。レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。いつも通り。
挿入歌も知ってる曲ばかりで楽しいですCAN、サム・クック、ミニー・リパートン、ニール・ヤング、坂本九。
先に書いたように、複雑で登場人物も多いので途中疲れてくる。それが音楽で紛らわされた所はあったな。
あと70年代のファッション、特にドックの汚いんだけどオシャレなファッションがとても良かったです。麦わら帽子、買おうかな。。



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The End_1317 渋谷 / Nikon D610

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葉をうつ音を
最近映画や本のことばかりなので、近況をまとめて。
雨の日が続いていますが、基本的に雨は嫌いではなく好きな方です。だけど洗濯が同じくらい好きだという矛盾と
自転車にのる機会と運動する機会が減るのは少し困る。そしてなによりも山に行く気が全くなくなること。
梅雨明けの夏山を想像してワクワクしているんだけど、今はまったく山に気が向かない。
でも相変わらず何かの準備かのように、5時か6時に起きている。山関係なしにそうゆう生活リズムになっている。
雨降りの日はバスで事務所へいきます。1本で行けて便利だけど車酔いするので本が読めない。なので外を眺めたり人間観察をしています。
バス停にいく道からちょっと入った所に、駐車場兼空き地みたいな所を発見した。住宅地の真ん中にぽっかりと異世界めいた雰囲気がある。
「海辺のカフカ」のナカタさんがジョニー・ウォーカーを待ち伏せした空き地のようで「ねじまき鳥クロニクル」の路地裏のような雰囲気。
とても好きな場所になってしまいバスに乗る前にそこに寄り、時間調整も兼ねて少しぼんやりしています。
しげみの中にきれいな猫たちがいて、かなり僕を警戒していますが夏までに手なずける計画です。
雨の日はジャズが良いみたいです。ジャズと言ってもいろいろあります。どうも雨の日はビル・エヴァンスがしっとりと良いみたいです。
「ワルツ・フォー・デビー」と「エブリバディ・ディグス」を交互に聴いています。「Peace Piece」という曲が淋しくて好きです。
シルクスクリーンで狂ったようにTシャツを作りました。特に売るとかではないということが単純に楽しい。これはこれからもちょいちょい続けたい。
最近は「ノルウェイの森」を再読しています。僕が20代前半、村上春樹の世界にどっぷりはまるきっかけになった作品です。意外にも読むのは2度目。
デヴィッド・リンチの魅力に気付いてしまったかもしれません。今まで苦手だったのに。。「マルホランド・ドライブ」です。ハマりそうな予感。
フジ暴、僕、それぞれ担当ですが、友人のお店が立て続けにオープンしました。お手伝いができて嬉しいのと、やはり古い友人なので感慨深い。

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「APEX CLIMBING GYM 新宿西口店」

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「TRAMPOT」

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The End_1316 学芸大学 / PLAUBEL makina 670

それでは今日も雨なので、空き地に寄ってから事務所にいこうかと思います。それではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。



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地平線のオラン・ウータン
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「伊坂幸太郎、阿部和重 / キャプテンサンダーボルト」

「夜の国のクーパー」に続き、読んでみた新刊。阿部和重と伊坂幸太郎共著作品。
阿部和重の作品は初体験です。川上未映子の旦那さん、結婚したとき嫉妬心が芽生えた覚えがある。
僕の中でクーパーが残念な感じだったけど、一緒に買ったのでコレを機に読んでしまわないと本棚暖め隊になっちゃう。と思い続けて読んだ。
結果、面白かった。最初の100Pで物語に入り込み一気に読まされた。でもそれは最後まで続かなかった。

東京大空襲の日、東北の蔵王山に墜落した3機のB29。公開中止になった映画「鳴神戦隊サンダーボルト」。五色沼に生息する殺人ウイルス。そして金に困っている元同級生で同じ野球チームだった男2人と、それを追う冷血な殺人者。バラバラに見える全ての物に共通の答えが見えたとき、動き始めた物があった。

これは伊坂幸太郎の中でも僕的に当たりだったのか、それとも阿部和重効果なのかはわからない。
阿部和重作品を知らないからさ。だからとりあえず他の阿部和重作品を買ってみた。それはまた。
後で調べてみたら、共著の方法は一応担当の章が決まっているらしい。それで一つの物語として成り立つのはすごいな。
そして文章にも個性はあるはずだ。それがあまり違和感として感じられないのはすごいことなのではないか。

最初の100Pは本当に引き込まれ、ページが進みワクワク感が止まらなかった。でも中盤から急に失速してしまった。
後半、広げた伏線が回収されだしてきた時には、なんかどうでも良かった。ダルかった。早く終わって欲しかった。
でもこの小説、映画になると思う。映画として考えると面白いかもしれない「ゴールデン・スランバー」と被りそうだけど。
、、だからやっぱり僕には伊坂幸太郎の小説にしか思えなかったんだよね。二人で書いた意味って何だったんだろう。

名作「ディア・ハンター」のマイケル・チミノ監督作品に「サンダーボルト」という映画がある。クリント・イーストウッド主演。
この映画はタイトルに使われていることもあり、実際物語内でも登場するんだけど、いまいち繋がりがよく分からなかった。ノリなのかな?
思い返してみると、伏線とまで呼べない小さなことだけど、あれって何だったんだろう?と思う所は少しある。共著だからこその抜け目かしら。
あと、国家的に秘密にされていた施設の入り口についているキーボックスが、南京錠と解錠番号4桁の数字って、、かなり簡易的!

以下、ネタバレ感あります。「夜の国のクーパー」も含めての考察。

伊坂幸太郎の小説には嘘がある。小説だからそれでいいし、世の中に真実の方が少ないことも知っている。
だけど物語をかたる上で、しかもこうゆうミステリーな小説でそれをやっちゃうと、いささか拍子抜けする部分がある。肩透かしをくらう。
不思議なもの、世の中に存在しないようなものごとを「ある」として話が進み、皆がそれにのっとり進む。それは良い、でも結局それは「ない」
嘘でした!じゃんじゃじゃーん。僕はそれを聞いてわーびっくり!とはならないのだ。こんなのなんでもありじゃんと冷めた感想をもってしまう。

僕が今まで読んだ彼の小説にはそういう印象を抱くことが多かった。だけど伏線張り、風呂敷広げ、やんややんやのあと伏線回収が気持ち良い。
それが快感なのも知っているからそれなりに彼の小説も読んでいる。というか今回みたいに読みたい衝動に駆られる。そして売れる意味も分かる。
だけどまた引導を渡す日が来たようだ。面白いとは思うけど、読み終わった後しばらくすると内容すら思い出せない小説ということになっちゃう。
最近、そうゆう小説を読んでいる時間がもったいない気がしている。でもまたそのうちに読むと思うけど。

村上春樹の小説を読んだ後だと、比喩の表現に違和感を感じるのは否めなかった。
「俺たちは毎朝フォーチュンクッキーを引いて、たまたまそこに「今日は死にません」と書いてあるだけのそういう日を過ごしているようなものだ」
!?!?!?

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The End_1315 洗足 / Nikon D610

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雨の日のジャズ
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The End_1314 赤羽 / Nikon D610

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デカルト思考
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「イースタン・プロミス」

続いてこれもどんでん返し系の映画。グロありなのでご注意ください。グロというか痛い表現。
ぼく基準でいえばかなりギリギリでした。途中厳しくて見れないシーンは多かった。
ヴィゴ・モーテンセンという俳優さん「ロード・オブ・ザ・リング」に出てた人が主役なんだけど、かなりかっこいい。
クールでハードボイルドな役柄なのに、サウナでスッポンポンで殺し合いをするシーンはかなり滑稽です。痛々しいけど。

ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ。ある日ロシア人の妊婦が運び込まれる。おそらくまだ10代の少女にみえたその妊婦は、赤ん坊を産んだ後に命を落とした。遺品であった日記にはロシア語で文章が書かれてあり、アンナは伯父にその文章の翻訳を依頼する。その内容はとても酷いもので、危険な臭いを発していた。しかし赤ん坊の家族を見つけ出したいアンナは小さな手がかりを元に、あるレストランに向かう。そこはロシアンマフィアのアジトでもあった。そこでマフィアの運転手であるミステリアスな男、ニコライに出会う。

イタリアン(シチリア)、アメリカン、メキシカン、ジャパニーズ、いろんなマフィアがあるけれど、ロシアンってなんか特に怖いイメージがある。
イタリアやアメリカのそれとは違い、地味で冷血なイメージだ。それこそ冷戦のプロバガンダかもしれないけど、表情を変えずに人を殺すイメージ。
ボスのオフの日は(オフの日?)カシミアのギュンギュンのセーター着て、暖炉前のロッキングチェアでウォッカやりながら葉巻をくゆらしている。
寒い地方は保守的になり、ファミリーの結束も高くなるのだ。きっとね。

この映画すごく面白くて引き込まれるものがありました。伏線の張り方が地味で良い。痛い表現だけは本当に辛かったけど。
移民の町ロンドンが抱える闇もあり、ロシア人への偏見もあり、売春問題も地味に入ってて、物語以上に奥行きがある。
シンプルにすごく考えさせられてしまった。男性視点でも女性視点でも思う事はいっぱいあるんじゃないかな。興味あれば是非。
ファミリーのドンの悪人っぷりや、息子の七光りっぷりなど吐き気がすることは多い。それだけで映画として面白いんだけど。

どんでん返しどーん、は大してびっくりしません。そんな大そうなものではないと思います。ひっかけ程度かな。
ヴィゴ・モーテンセンの演技がうまいのか、気付かなかった部分はあるけれど、ちょっと無理矢理な感じはあるかも。
でも先に書いた、地味な伏線はとても趣味でした。売春宿での一コマ、息子への対応、タトゥーの意味とか。
ひとことだけ感想を言わせて頂ければ、、「おいおいそこまでするのかよ」です。それではお楽しみください。

ナオミ・ワッツがとってもかわいいかった。イニャリトゥの「21g」が印象的な女優さん。あとデビッド・リンチか。
いつも思うんだけど、海外セレブの人が着飾ってパーティとかに出てるのをみてもまったく魅力を感じない。
でもデニムにTシャツで髪の毛を雑に結ったりしてるとすごく魅力的だったりする。そういうもんです。
この映画では、デニムに革ジャンにロシア製のバイクにまたがってる姿はとても良かった。そういうもんです。

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The End_1313 赤羽 / PLAUBEL makina 670

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ワルツ・フォー・デビュー
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The End_1312 赤羽 / PLAUBEL makina 670

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歩け歩け大会の謎
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「カラスの親指」

どんでん返し系映画の特集とかになると、いつもランクインしてくる映画。
道尾秀介原作というのと。キャスティングをみて不安しか抱かなかったので敬遠してた。
だけど、ツタヤでお目当ての映画がことごとくレンタル中だったので、しょうがなく的にみた。
結果的に不安な部分は的中したけど、物語としてはかなりうまくまとまってて、とても面白かった。みてよかったです。

詐欺師のタケは友人の保証人になり借金の肩代わりをするはめになり、取り立て屋の手元のようなことにまで手を染めていた。現在では相棒のテツとコンビを組み、小さい詐欺で生計を立てていたが、ある日まひろという少女と出会い危機を救う。それがきっかけで、まひろの姉とその恋人と同居することになる。全員が暗い過去をもっていて、奇妙な絆が芽生え始める。しかしそんな日常にタケの過去のしわ寄せが訪れる。

最初、村上ショージの演技がひどいと思ったけど、能年玲奈の演技がもっとひどかった。
この二人の会話になるともう恥ずかしくて見てられなかった。阿部寛がものすごく演技力の高い人に見える。
でも、物語が引っ張ってくれたのか、不思議なものでだんだん気にならなくなります。人間って順応するのね。
石原さとみのキャピキャピ系のキャラクタも、最初イライラしたけど最終的にはカワイイと思う始末でした。

全部で2時間40分という決して短くない物語ですが、飽きることなく最後までいきました。
敵への復讐を果たすためのミッションが無事に終息した頃、これで終わりじゃない感がすごくあった。
残り時間がまだ30分以上あったし、どんでん返しあるんでしょ?あるんでしょ?と勘ぐってみてた。
そしてそのネタばらし&風呂敷の包み方がとても気持ち良かった。ずっと勘ぐってみてたけど気付かなかった!

驚きもあったし、なによりも全員が幸せになって、とてもほっこりしました。
ライトなエンタメ作品としてはオススメできる映画かもしれない。たまにはいいよ、こうゆうの。
最後の方は村上ショージの棒読みセリフもどことなく板についてきてて、安心感すら覚えました。
道尾秀介作品は「向日葵の咲かない夏」で引導を渡したけれど、ちょっと読んでみようかな。。

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The End_1311 下馬 / Nikon F3

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