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暦をつくる仕事
三ノ塔、大山、残りの写真です。
つぎ山に行けるのはいつになるかな。。

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The End_1296 三ノ塔、大山 / Nikon D610 と SONY RX100M3

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三ノ塔、大山 | Comment : 0 | Trackback : 0
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ディプローム未習得
三ノ塔(1205m)
大山(1252m)

またまた丹沢にいってきました。前回の蛭ケ岳登山は思い出にも残ったし達成感があったんだけど、いかんせん疲れた。
ラーメンの次にはカレーライスが食べたくなるように、次はゆっくり新緑の中を歩きたい。と思っていた。
お手軽にゆっくり歩けるように、となるとやっぱり丹沢になります。3回連続です。
前回の予定は三ノ塔を廻って大倉まで下ろうと思ってたんだけど、往復になってしまって行けなかった三ノ塔を目指す。
それだけだとなんとも淋しいので、それからヤビツ峠に下り大山も寄って帰るコース。ゆるゆるハイキングのつもりがそれなりに歩くことになった。

お決まりの大倉バス停に7時半到着。平日なのにバスは満員でした。週末にはどんだけ混むのか見てみたい気もする。
準備をしてると廻りの登山客はみんな大倉尾根方面に消えていった。僕だけ大きな吊り橋を渡り、誰もいない方へ歩き出した。
舗装路をしばらく歩くと林道コースと登山道コースに分岐。また合流するのでどちらでも良かったけど、せっかくなので登山道コースへ。
前日の夜に雨が降ったみたいで道はぬかるみ、天気は晴れ予報だったんだけどかなりどんより。そして暗い樹林帯が僕のテンションを下げる。
梅雨前の季節+丹沢+前日の雨=ヒル。という恐怖に脅えながら歩いていた。対して面白くもない道なので素直に林道コースで良かったかも。
この時左方向から重々しい羽音が近づいてきた。首をすくめ立ち止まってると、前方3mくらいを不吉なオレンジ色の縞々が飛んでいった
クマバチは何度か見かけてたけど、スズメバチ。恐ろしい。冬とは違う山の怖いところです。虫怖い、ヘビ怖い、熊怖い、でも山に行く矛盾。

登山道と林道の合流後は本格的な登りでした。最初はゆるゆるだったけど、一気に急になり三ノ塔までずっと登りだった。
そしてこの道はまったく他の登山者がいなかった。最近、丹沢の人が多いところを歩いていたので新鮮かつ、少し心細かった。
天気はあいかわらずの曇りで、今日は富士山は期待できないだろうな。と思っていたけど山頂で一気に開け、富士山もしっかり拝めました。
ふもとの部分だけ雲に隠れてて、ぽっかり浮いたような富士山。フォトショップで合成した写真みたいだな。と思ってみてました。
三ノ塔からの眺望は、もしかしたら塔ノ岳よりも好きかもしれない。山荘が眼下に見え、その先には塔ノ岳の尊仏山荘が見える。
行ったことがあるからかな、なんとなく物思いにふけってしまった。でも山頂は結構な強風だったので、おにぎり一個食べてすぐ出発。まだ10時。

それから二ノ塔、ヤビツ峠までの下り道は登ってくる人が多くて挨拶ターム。高齢の人ばかりだった。登りが淋しかったのでありです。
二ノ塔のベンチで「ヒルだ!」と大きな声で叫んでいたおっさん、皆の注目を浴びてました。僕もみさせてもらったけど、結構な気持ち悪さでした。
映画「スタンド・バイ・ミー」でパンツの中に入ってたヒルとはスケールが違うけど(映画の方が恐ろしくでかい)あんなのが脚に付いたら死ぬ。
下り道、僕の頭の中で妄想が膨らむ。あのヒルはおっさんの仕込みで、注目されたいが為に毎日行っている催し物、というもの。
彼は定年退職後、人生のやりがいを求めヒルを捕獲&手なずけることに成功。毎日、二ノ塔まで登っては皆が休憩してる頃合いを見計らいヒルを放つ。
夜な夜な練習を繰り返したタイミングで「ヒルだ!」と大きな声を出す。そして皆の視線が自分に(ヒルに)注目することに異常な快感を覚えている。
そんな妄想に僕はひとりニヤニヤしながら歩いていた。山の反対側の天気は晴れていて春爛漫だった。ゆるゆるハイキングはとても楽しい。

それなりに下り登ってくる登山客もいなくなった頃、森の中を激走するシカを目撃。
前に大倉尾根を登っているとき、登山道のすぐ脇にシカがいたのは目撃したけど、すぐいなくなっちゃった。
今回もすごい勢いで森の中を走って行くシカをみただけだったので、少し残念に思った瞬間、すぐ反対側に2頭のシカが草を食んでいた。
僕のことずっと見てたけど、逃げるでもなく人慣れしている感じだった。しかし野生の動物に遭遇するとドキッとする。
それからヤビツ峠まで歩き、今度は大山に登る。大山、小学生が遠足で登る山。高尾山ほど簡単じゃないけど初心者の山。そうゆうイメージがあった。
だから今後、大山を目指して登山をすることはないだろうなと思って、今回のゆるゆるハイキングにのっとり、ついで感覚で登ってきた。
結果から言うと、それなりにしっかり登るはめになり、どこかだまされた感がありました。果的にはそれで良かったんだけど。

といっても登りで山頂まで1時間ちょい。犬抱えた女の子がスニーカーで下りてくるレベル。そして天候はまたも下り坂で、雨も降りそうでした。
まだ雨の経験がないので、どうせなら降ってくれれば練習になったんだけどな。梅雨の時期、雨の日にわざわざ山に行こうかと思ってるくらい。
じんわり汗をかいた頃に山頂の神社に到着。山頂に着いたら急に天候が回復して一気に青空。僕はやっぱり晴れ男かもしれない。
標高1252m。眺望は関東平野が一望でき相模湾が作る地形の形状もハッキリ分かり、地図をみるようで面白かった。
東名が目立つのでそれを基準に脳内地図と照らし合わせて、あれが小田原あたりあれは大磯にあるお椀形の山とか。これはこれでおもしろかった。
そんな町を見下ろす景色を眺めながら昼食。今回はマカロニにカレーを混ぜた物にしました。ラーメンに飽きたのです。ラーメンの次はカレーです。
おいしかった。食事レパートリーも増やしたい。しかし大山は俗っぽさが否めなく、山頂で騒いでる若いグループもいたので片付けて下山。

本当にこの頂上まで小学生が遠足で来るのかな?と疑問を抱きながら歩いていたけど、見晴台という場所からケーブルカーまでは道に柵があった。
小学生の遠足はこの見晴台までなのかな、だったらしごく納得。ベンチで小休止して、見晴台のリア充アベックに舌打ちをして下山を進めた。
男坂と女坂があって、男坂の方が急だけど早く着くということで男坂をチョイス。その先でニホンカモシカが静かに佇んでいた。
また野生動物との遭遇。しかも今度は進路上にいた。変に刺激させて襲われたら怖いのでずっと見つめていた。向こうも僕を見つめていた。
おそらく5分間ほど見つめ合ったあと、急に興味を無くしたかのようにどこかにいっちゃった。

登山道というか参拝道を歩き、バス停に到着。バス停脇にある立派な手足洗い場で、上半身裸になり頭から水を被る。
最近は登山口までビーサンなので靴も脱いで足も洗う。ダルダルだったTシャツを着替え、サラッとしてから川をみながらコーラを一気飲みする。
もうたまらなく気持ち良い。そしてタイミング良く来たバスに乗り込む。完璧だ。完璧に気持ち良い。
今回は、ゆるゆるハイキングというコンセプトだったけど、結局は合計8時間とそれなりに歩いてそれなりに登った一日でした。
地味といえばとても地味なものだったけど、淋しい登山道一人歩きも、登山客との無害な会話も、富士山の眺望も、孤独な峠道も、野生動物との遭遇も
コロコロ変わる天候もラーメンの次のカレーも、リア充アベックの野外露出キッスも、いろいろあって楽しかったです。

また写真だけ明日に続く感じです。
梅雨&夏の丹沢ヒル大発生も怖いので秋まで丹沢はいかないかもな。次はどこへいこうか。
ところがこの後、仕事が恐ろしく忙しくなり、山に行けないまま梅雨入り。そして今日に至ります。
ちょっと休憩かな。夏に向けてテンションあげたい。なにか起爆剤も欲しい所です。

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The End_1295 三ノ塔、大山 / Nikon D610 と SONY RX100M3

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三ノ塔、大山 | Comment : 0 | Trackback : 0
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この雨の終わりに
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The End_1295 鶴見 / Nikon D610

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今日も着いたらやんだ雨
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The End_1294 鶴見 / Nikon D610

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達観しているもの
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「ヒューリー」

ブラッド・ピットの出てる映画はなるべく観るようにしている。ハズレが少ない印象が強いので。
この映画は誰かがブログで絶賛していたのを覚えてたし、ブラピだしで前情報ほとんどなく観た。
戦争映画は苦手なので有名所を押さえる程度の僕、だけどこの映画はゴリゴリに戦闘映画で、観てて辛かった。
グロ表現も少なくなかったので大変だったけど、いかんせん面白かった。というよりも名作だった。ブラピジンクス崩れず。

第二次世界大戦下、ナチスドイツの領土に侵攻を進める連合軍。戦場で評価が高く、経験豊富なウォーダディは戦車部隊のリーダーだった。彼が名付けた「ヒューリー」という戦車で戦っていた。ある日新兵としてノーマンという青年が配属された。彼はタイピストで、なにかの手違いで配属された戦闘未経験者。想像を越えた悲惨な戦闘に彼は自信を無くし、逃げだそうとした。しかし乱暴にみえたウォーダディの配慮によって他の兵士とも絆を深め、戦闘を続ける。

戦争映画にありがちな、同情心に訴えかけるものではなく、あくまでも悲惨さ、虚しさ、不毛さにスポットしてて良かった。
もちろん第二次大戦下、しかも末期のドイツ。追い込まれたナチスドイツ軍と、疲れ果てた連合軍の戦闘が悲惨でないはずはない。
新兵のノーマンは戦闘に慣れず苦悩していたが、最終的には怒りの感情と共にナチス軍を排除していた。彼のニックネームは「マシーン」になった。
ニックネームで呼びあうことで彼らの連帯感は深まる。しかし彼らは連帯して人殺しをしている。そんなに虚しいものはあるか?

だけど、やらなければやられる。という超現実な戦闘のもと、兵士たちは殺しあいを続けていた。
劇中、聖書の文言がよく出てくる。ウォーダディは戦闘でしか自己を確立出来ず、戦車を「ホーム」と呼んでいた。
終盤大きな戦闘になる件は、少し青臭い表現であまり賛同しないものだったけど、この映画が言いたいことは、ここに詰まっている。
おそらく冒頭にでてくる戦場の白馬のシーンも、同じことだと思います。

戦争は良くないことです、だからやめましょう。と言う事は簡単だ。そしてもちろん僕は戦争に行ったことはない。
戦争という言葉の裏に、こうゆう殺し合いがあること。それは昔話ではなく今現在でも行われていること。
映画を通じてそうゆう現実が少しでも知れる。そうゆう思わせる作品は、シンプルにとても素晴らしいものだと思う。
でもやっぱり戦争映画は苦手だ。。なんだろう、映像じゃなくて漫画なら良いんだろうな。音とかないし。

ドイツの美しい田園風景と、いかつい鉄の塊の戦車の行軍風景が、すごいコントラストだった。そのギャップに美しさを感じてしまった。
あとドイツ軍の戦車ティーガーは強そうだけど、角張ってて好きじゃない。アメリカ軍のM4シャーマンの方が丸っこくてかわいい。
ブラッド・ピットはただの二枚目俳優ではない。歳を取るほどにどんどん風格が出てくる、見た目も演技も。
弾道の表現が、スターウォーズみたいな色光線を伴うものなのは、ちょっとどうかと思ったけど、敵味方の弾を区別するには便利。

松本零士の漫画に「ザ・コクピット」という戦争をテーマにしたオムニバス形式の漫画がある。
この映画をみている間、その漫画のことを思い出していた。とても好きな漫画だった。
戦争も、殺し合いも大嫌いだけど、戦闘機も戦車も大好きな僕は矛盾しているかもしれない。
でもやっぱりかっこいいと思ってしまう。漫画としても面白かったその作品、読み返したい熱がすごく上がっている。

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The End_1293 洗足 / Nikon D610

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着いたらやむ雨
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The End_1292 新宿 / Nikon F3

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一日に何キロ歩いてるんですか
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The End_1291 日向山 / PLAUBEL makina 670

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蝶番の恋
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The End_1290 四谷三丁目 / Nikon F3

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愛欲の四輪駆動
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「村上春樹 / 海辺のカフカ」

この小説を読むのは3回目、前に読んだのは3年前。僕のブログは自分のこうゆう情報を得るのにとても便利。「A」「B」
気候が春っぽくなってきた頃、晴れた日曜日には多摩川で寝っ転がって本を読んでいた。
最初は古川日出男の「13」を読んでたんだけど、文句の言い様がない完璧に爽やかな季節だった。
そんなシーンで読みたいと思ったのが「海辺のカフカ」でした。僕の中では青春小説と捉えている部分もあるので。

「僕」田村カフカは世界でいちばんタフな15歳の少年。父親にかけられた呪いと予言から逃れる為、家を出ることを決心し、四国の高松へ向かう。そこで少年は私立の図書館に身を置くことになる。一方「ナカタさん」は小学生の時に遭遇した事故で知的障害を患っている老人。猫と会話ができるため、迷子の猫を探すのが得意だった。ナカタさんは猫探しの最中「猫殺し男」の話を聞きつける。

もう三回目なので上下巻まとめてのものにします。前のブログを読み返すと前回と今回で違う解釈というか感想を持っていた。
だけどお気に入りのセリフ引用はほぼ同じもので、嬉しくもあり、成長を感じさせないものでもあった。
僕は本を読んでいて心が動くとページの角を折る。今回も読んでてそうゆう文章に出会うと、すでにもうページは折られていることは多かった。
3年前の自分もここでドキドキしたんだな。。とか思ってニヤついたりして読んでいた。再読の良さってそうゆうものもある。

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の続編?とたまに耳にするこの作品ですが、僕はいささか懐疑的です。
章ごとにシーンが変わり、それが交互に繰り返し物語が進行するシステムと、人間の深層心理にコミットする大まかな共通点はあるけど
僕はそんなに繋がりめいたものを感じなかった。こっちの世界とあっちの世界とか、森の奥の町とか。いろいろ想像するワードはあったけれど。
しかし別に共通させて読む必要もないので、これはこれでという気持ちで読みました。

前回読んだ時「この小説は壮大なラブストーリーだ」と大まかに片付けていたけれど、今回はもうちょっと深く読み進められたと思います。
それでもいわゆる研究家や村上主義者と呼ばれる人たちとは雲泥の差がありますけどね。これは皮肉でもあります。
この物語は猫が喋ったり、カーネル・サンダーズやジョニー・ウォーカーが出てきたりイワシが空から降ったり。ファンタジーな要素が多い。
だけどそれはメタファー(暗喩)で直接的な物とは違う。この物語を読んだ後世界はメタファーだらけに見える。実際世界はメタファーで溢れている。

登場人物それぞれが結構なキャラクターで、その全員に過去がありなんらかの物を背負っている。
カフカ少年もナカタさんも、佐伯さんも大島さんも、そして星野くん。彼は普通の人なのに一番の大役を任される。
特にカーネル・サンダーズとの絡みなんて漫才をみているようでとても好きなシーンです。愛欲の四輪駆動も笑。
そしてそんな普通の人が、ナカタさんと一緒に旅を続ける事により、変化し、成長して行く様がとてもみてて微笑ましい。

以下星野くんの大好きな言葉、引用ー

青年は子どもの頃のことを思い出した。あの頃は何も考えなくて良かった。ただそのまんま生きていればよかったんだ。
生きている限り俺は「なにもの」かだった。自然にそうなっていた。でもいつのまにかそうではなくなってしまった。
生きることによって、俺は「なにもの」でもなくなってしまった。
そいつは変な話だよな。人ってのは生きるために生まれてくるんじゃないか。そうだろう?
それなのに、生きれば生きるほど俺は中身を失っていってただの空っぽな人間になっていったみたいだ。
そしてこの先さらに生きれば生きるほど俺はますます空っぽで無価値な人間になっていくのかもしれない。
そいつは間違ったことだ。そんな変な話はない。その流れをどこかで変えることはできるのだろうか?

村上春樹の特長だと思っている「突拍子もない話なのになんだかすごく現実のもののように思わせる」というものが顕著に出ている作品だと思う。
非現実的なシーンも現実的に見えてしまい世界に引き込まれる。そしてその感覚はとても気持ちが良いもので、快楽に近いものがある。
カフカ少年が、入ってはいけない森の奥の奥へ向かうシーン。それは現実の森とはまた違うんだけどそうゆう時の心理描写はもう鳥肌モノです。
意識の奥へ奥へ潜っていく作業それに浸る快感「ハマる人はハマるダメな人はダメ」彼の作品はよくそう言われるけれどとても共感します。

前はラブストーリーと思って読んでたんだけど、今回はそう思わなかった。「悪」とか「呪い」とかの方が大きかったかな。
特に佐伯さんに関しては、ラブストーリーなんてものは感じなかった。でもやっぱり別れの言葉はとても心に響いた。
「私の事を覚えていてほしいの。あなたさえ私のことを覚えていてくれれば他のすべての人に忘れられてもかまわない」ってさ。
でもこれは愛の言葉ではない。カフカ少年に向けられた言葉ですらないのかもしれない。そうゆう話、読んだ人としたいな。

最近、ちょいちょいと村上春樹作品を再読している自分がいます。逆に新刊だったり普通の(普通の?)小説に手が伸びない自分もいる。
やっぱり僕は村上春樹の小説というか、文章が好きなんだと思います。そして彼の小説に出てくる男性像が嫌いではない。
生活スタイルや性生活などまったく僕と対極なものかもしれないけれど、ある種の憧れ的なものがあるのかもしれない。
「やれやれ」なんて使わないし、移動は車じゃなく自転車だけど。あ、でもいつもテニスシューズを履いてるし、チノパンもはいている!笑

村上春樹の小説は学問としてはほど遠い物なのに、こんなに売れるのはなぜか。それは「なんとなく知的なもの」を求める人が多いからだ。
という記事を読んだことがある。言い換えれば「知識人を装っている、頭が良いふりをしている人に好まれる小説」ということかもしれない。
僕は頭が悪いので、哲学、精神論、形而上学、もしかしたら森羅万象。なんてそんな難しいものは分からない。でも村上春樹は好きだ。
そうなると僕もその記事のそっち側の人間になるのかも。だけどこんなに純粋に心が動く小説他にあるかな?あったら教えて欲しい。

追記
読み終わった後でみつけた海辺のカフカの書評
これが合ってるととるかどうかは、その人それぞれですが僕は読んでてすごく納得してしまった。
非の打ち所がなかった。解説としてかなりの説得力があって、なんか肩の荷がおりちゃった。
壮絶にネタバレしていますが、既読の方はぜひ読んでみてください。

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The End_1288 白鷺 / Nikon D610

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懐、段、宜
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The End_1287 mizuiro / Nikon D610

服:mizuiro
絵:いでたつひろ
役:フジ暴&りょうくん
写:ながたけんじ

アパレルブランド mizuiro の新作アイテム撮影をしました。
ここに載せたのはオフショットばかりですが、本番はそのうちどっかに上がるのでしょう。
とても暑い日だったので、撮影後に気持ちよさそうにビールを飲む面々をみて、少し羨ましかった。

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