DATE:2015/02/09(Mon) 09:57 No.1560
森戸川源流(二子山208m)












The End_1092 森戸川源流 / NIkon D610 と PLAUBEL makina 670
もうどんどん書いちゃおう。続きまして、これも昨年12月22日の話。
奥多摩で皆でお試し登山をしてきた後、やっぱり僕の性格上「ひとりで」という欲求がわき上がる。
ただ年の瀬も迫り、仕事もプライベートもなにかと慌ただしくなっちゃう時期だったし、
前回の会で必要だと思った物もまだ揃え切れてなかったので、ちょっと年内ソロ登山は無理かと思っていた。
だけどいきなりぽっかり一日空いたので、勢いのまま逗子行きの電車に乗っていた。
前から気になってたんだけど三浦半島の、山とまでは言えないけど三浦アルプスと呼ばれている地域があって
ある写真家のブログで紹介されてて興味があったのと、実はぼくこうみえて横須賀大好き人間なので!
その森はいい感じにさびれてて、道はちゃんとあるけどかなり荒れていて、冒険心をくすぐった。
森戸川という相模湾に注ぐ川の源流地域で、小さな川と今にも崩れて来そうな崖の間の細い道をずんずん進む。
基本的に森と川の中を進む平坦な道なんだけど一応山頂もあって、二子山という名前もある。
平日だったけど、京急田浦の方から歩いてくる人と何回かすれ違った、その一人のおっさんにいわれた。
「二子山からですか?」と。コミュ障の僕は「はいっ!」と返事してしまったけど、そこから僕はパニックになった。
二子山に向かっているのに二子山からですか?ってどないなことやねん!と。道間違えて通り過ぎちゃったのかな。と。
iPhoneは圏外、なので進む、でも疑問は消えない。引き返す?とも思ったけど少し進んだら、「↑二子山山頂」の看板。
なんだよ合ってんじゃんと思ったけど、その隣でオッサンがラーメン食べてたので「こっち二子山山頂ですか?」と聞いた。
「そうかいてあるじゃん」って冷たい言葉だったけど安心した。しかしその道がとんでもない悪路。だった。
悪路というか道がない、沢だ。倒木も多い。本当にあってんの?と独りごちた。でも進んだ、もう少しだけもう少しだけって。
「迷ったら戻れ」なんてその時思いもしなかった。その時の僕の頭の中は脳内自分会議がはかどっていた。
二子山からですか?発言のおっさんも嘘つき野郎で、ラーメン食べてたおっさんまで嘘つき野郎だったら、、
僕をこんな道のない方へ誘い込んでほくそ笑んでいるのだ。と、なんだかムカムカしてきた所にまた「↑二子山山頂」の看板。
ずっと間違ってなかった、最初のおっさんは謎だけど、ラーメンのおっさんは嘘じゃなかった。
それからは急にしっかりした道になって、安心して頂上へ。しかし思った、情報がないのって怖い。
山頂は展望も大してなく、達成感もないけど、天気が良いし誰もいないので、ゆっくりお昼ご飯を食べれた。
横須賀方面の海を眺めコーヒーを飲んだ。おいしかった!本当に月並みな表現で申し訳ないんだけど、おいしかった!
いやしかし、耳を澄ませば町の喧噪が聞こえるほどの森で遭難しかけた僕。
前回の奥多摩の時も思ったけど「死ぬっちゃあ死ぬ」状況って結構あるんだなと思った。
それはこれから山のレベルが上がるとともに比例して増えてくるんだと思う。安全第一で楽しみたい。
「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」












The End_1092 森戸川源流 / NIkon D610 と PLAUBEL makina 670
もうどんどん書いちゃおう。続きまして、これも昨年12月22日の話。
奥多摩で皆でお試し登山をしてきた後、やっぱり僕の性格上「ひとりで」という欲求がわき上がる。
ただ年の瀬も迫り、仕事もプライベートもなにかと慌ただしくなっちゃう時期だったし、
前回の会で必要だと思った物もまだ揃え切れてなかったので、ちょっと年内ソロ登山は無理かと思っていた。
だけどいきなりぽっかり一日空いたので、勢いのまま逗子行きの電車に乗っていた。
前から気になってたんだけど三浦半島の、山とまでは言えないけど三浦アルプスと呼ばれている地域があって
ある写真家のブログで紹介されてて興味があったのと、実はぼくこうみえて横須賀大好き人間なので!
その森はいい感じにさびれてて、道はちゃんとあるけどかなり荒れていて、冒険心をくすぐった。
森戸川という相模湾に注ぐ川の源流地域で、小さな川と今にも崩れて来そうな崖の間の細い道をずんずん進む。
基本的に森と川の中を進む平坦な道なんだけど一応山頂もあって、二子山という名前もある。
平日だったけど、京急田浦の方から歩いてくる人と何回かすれ違った、その一人のおっさんにいわれた。
「二子山からですか?」と。コミュ障の僕は「はいっ!」と返事してしまったけど、そこから僕はパニックになった。
二子山に向かっているのに二子山からですか?ってどないなことやねん!と。道間違えて通り過ぎちゃったのかな。と。
iPhoneは圏外、なので進む、でも疑問は消えない。引き返す?とも思ったけど少し進んだら、「↑二子山山頂」の看板。
なんだよ合ってんじゃんと思ったけど、その隣でオッサンがラーメン食べてたので「こっち二子山山頂ですか?」と聞いた。
「そうかいてあるじゃん」って冷たい言葉だったけど安心した。しかしその道がとんでもない悪路。だった。
悪路というか道がない、沢だ。倒木も多い。本当にあってんの?と独りごちた。でも進んだ、もう少しだけもう少しだけって。
「迷ったら戻れ」なんてその時思いもしなかった。その時の僕の頭の中は脳内自分会議がはかどっていた。
二子山からですか?発言のおっさんも嘘つき野郎で、ラーメン食べてたおっさんまで嘘つき野郎だったら、、
僕をこんな道のない方へ誘い込んでほくそ笑んでいるのだ。と、なんだかムカムカしてきた所にまた「↑二子山山頂」の看板。
ずっと間違ってなかった、最初のおっさんは謎だけど、ラーメンのおっさんは嘘じゃなかった。
それからは急にしっかりした道になって、安心して頂上へ。しかし思った、情報がないのって怖い。
山頂は展望も大してなく、達成感もないけど、天気が良いし誰もいないので、ゆっくりお昼ご飯を食べれた。
横須賀方面の海を眺めコーヒーを飲んだ。おいしかった!本当に月並みな表現で申し訳ないんだけど、おいしかった!
いやしかし、耳を澄ませば町の喧噪が聞こえるほどの森で遭難しかけた僕。
前回の奥多摩の時も思ったけど「死ぬっちゃあ死ぬ」状況って結構あるんだなと思った。
それはこれから山のレベルが上がるとともに比例して増えてくるんだと思う。安全第一で楽しみたい。
「THE END PHOTO」「PHOTO ARCHIVE」「Trinograph. INTERIOR」「Facebook」