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早朝、流血、渋谷
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The End_1084 明治神宮 / PLAUBEL makina 670

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お・ひ・ら・き
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「スティーヴ・マックイーン / それでも夜は明ける」

この監督すごく評価されてるよなー。名前もあるので取り上げやすいのかな。
キャリー・マリガンがでてた「SHAIM」は前にみた。その後彼女はあまり聞かないけど新しいの出ないのかな。
この作品もすごくメディアでプッシュしてた。僕の中では、映画館ではみないけどいつかみるでしょう映画。
しかし最近は本当に映画館でメジャーな映画をみなくなった。ゴーンガールもみないでしょう。DVDでよろし。

1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク、家族と一緒に幸せに暮らしていた自由黒人の音楽家ソロモンは、ある日出会った白人男性に酒を飲まされ、気付いたら奴隷として拉致されてしまった。ソロモンはアメリカ南部の綿花農園に売られてしまい、白人たちの非道な仕打ちに虐げられながらも、彼は自身のプライドを主張し続ける。実話を元にした作品。

映画としてはいわゆる「にっちもさっちもいかない、限りない絶望感」が弱かったかもしれない。
なんかうまくやれば逃げられるんじゃね?と思えるくらいの監禁度数が、全体的に緩い印象を出しててたのかも。
反面、現実ってそうなのかもしれないとも思う。刑務所じゃないし、壁をぐるりと作ることなんてしない。
そもそも奴隷制廃止前なので、逃げないで主人の為に働くのが「あたりまえ」のことなんだ。

「こうゆう時代もあった」という一言では片付けられない物語です。
「自由黒人」という言葉は初めて聞いたけど、その言葉自体が差別用語な気がしないでもない。
現代においても、まだまだ差別は社会問題になっています、なんて書くと浅はかな言葉で恥ずかしいけど
今でもアメリカ南部では黒人を毛嫌いする人も多いらしいし、KKKだってまだあるんでしょ?

これは持論ですが、差別は本当の意味でなくなることは、永遠にない。と思っています。
僕自身、白人の友達と黒人の友達と、アジア人、日本人とで付き合い方が変わる。あたりまえのことだ。
女性と男性とだって違う。大人と子どもでも違う。完全に平等の眼差しで他者を見れる人なんて存在しないはず。
要は偏見の眼差し、卑下した思いがあるかないか。それはもう黒人とか、同性愛者とか、種族とか以前の話のような気もする。

前にみたフィンチャーの「ハウス・オブ・カード」で先住民(ネイティブアメリカン)の族長が出てくる。
その時部屋にジャクソン大統領の肖像画がかかってて、族長は「アンドリュー・ジャクソンと同席したくない」と言って外させてた。
ジャクソン大統領は20ドル紙幣にもなった人だけど、ネイティブアメリカンを掃討、虐殺しインディアン強制移住法を制定した人。
英雄であるジョージ・ワシントンだって黒人を奴隷として所有していたし、インディアンを人間扱いしていなかったらしい。

本当になにが正義なのか分からなくなるし、それがあたりまえの時代だったということが、うまく想像できない。
「自由黒人」という言葉があるように、自由な黒人とそうでない黒人がいる。運良く抜け出して自由黒人になる人もいる。
その差は運だけだったりする。その理不尽さが、明確なビジュアル(例えば壁)としての絶望ではなく、日常的な絶望を感じさせた。
それは派手ではないけど、リアルな描写だと思うし、かつ平凡な物語になってないのは監督の手腕なんだと思う。

ブラッド・ピットなかなかでてこないなと思ったら、最後ぺろっと出てきた。
あれブラピである必要まったくないんじゃないかな。というくらいちょっと。でもかなり重要な役。
マイケル・ファスベンダーという俳優さん「SHAIM」にキャリー・マリガン兄の役で出てた人。
なんか印象違かった。もっと都会派なハンサムだと思ってたけど、なんか泥臭かった。良い意味で。

あとゴスペル。自由が全くない黒人奴隷の唯一の自由は、綿花を刈り取る作業中にうたうことだった。
楽器もなにもなく、鼻歌から派生し、皆が一緒になってうたう。仲間が死んだ時も墓の前で集まってうたう。
そのうたは、決して悲しい歌ではなく、明るいメロディだったりする。それがまた悲しい。
ゴスペルというと「天使にラブソングを」をイメージする人は多いかもしれないけど、あんなファッションで語られるものではない。

思い出したんだけど「差別はいけないことだ、皆平等がいいんだ」と英雄譚のように息巻いて発言してた人がいた。
その人の娘さんが黒人の彼を連れてきて、結婚するといった時、猛反対したあげく本当に結婚が頓挫した。黒人という理由で。
きれいなこと言うのは簡単だけど、皆自分の近くのことになると本心が出るんだなとその時に思った。
遠い海の向こうで怒っている戦争なんかより、隣人とのトラブルの方が大きな問題だもんね。

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The End_1083 古里 / Nikon D610

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雪をみにいきましょう、雪を
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The End_1082 三頭山 / PLAUBEL makina 670

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骨折さん、今日もいく。
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「坂本眞一 / 孤高の人」

新田次郎の小説を読み始めた日に関ちゃんに会って、井上靖の氷壁と交換した
氷壁はまだ読んでる途中なんだけど、孤高の人は漫画で読んでみた。
原作読んでないからどこまでの原作なんだか分からないけど、随分突拍子もない物語だった。
現代におきかえているとはいえ、なんかファンタジー漫画だった。

孤独を愛する少年、森文太郎は転校初日に同級生の宮本にけしかけられ校舎の壁をよじ登ることになる。もしかしたら死んでいたかもしれない状況だったが、成し遂げた瞬間の充実感は今までに味わったことのないものだった。それは自分が今ここに生きていることを実感するものだった。それから文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめ、生きる目標を探し出す。

17巻まであるこの漫画ですが、最後の方はセリフがかなり少なくて、じゃんじゃん進み、あっという間に終わった。
作者の考えなんだけど、セリフではなく画で物語が伝わればそんなユニバーサルなことはない。的なこといってた気がする。
画の好き嫌いはあるにしても、画力が凄くて、すさまじくファンタジーで、でかいこと言うだけのことはあると思った。
だけど本当に最後はファンタジーで、主人公の文太郎がどっかメルヘンの世界にいってしまいそうで、不安になった。

この小説は(他の登山モノでも大半がそうだけど)ヒマラヤの8000m級の山を目指すことになる。
毎回いってるけど、僕はそんな所にいくこともないし、そもそも発登攀とか、命をかけて、とかまったく興味がない。
安全第一で、気持ちが良い方がいいに決まっている。これが10代とかだったら感化されていたのかな。。
わからんけど、今ではあんまり来なかった。失うもののリスクとか考えるのは大人になった証拠かしら。

最近読んでる登山モノは、自分に置き換えてどうこうな考えしかしてないので、純粋に作品としての評価がしづらい。
だんだん分かってきたけど、僕が山に求めてるモノとのギャップがそこにあるのかもしんない。
僕は牧歌的な登山を求めてるのかもしれない。だからいつも「熊こわい」とブツブツいってるのかもしれない。
詳しくはもうちょっと整理が済んでから書こうかな。とりあえず雪があるうちにはやく山にいきたい。

漫画よんだことある人に聞いたら、原作者?共同制作者?がコロコロ変わり、最後は作者一人で描いていたそうだ。
だからか、漫画の主軸がブレブレなんだと。最初スポ根だけど、その後メンタル、そして家族愛と、、なるほど。
いろいろレビューをみると、漫画やはり現代版になっていて、原作は全然違うそうだ。
どっちが良いかどうかはおいといて、やっぱり原作読んだ方が良さそうな気がしている。

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The End_1081 羽根木 / Nikon F3

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すぐ怒る優しい人
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The End_1080 二子玉川 / PENTAX ESPIO 105 SW
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ドバイの美女
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「LIFE」

これからはしばらく新しめの映画になります。貧乏性なのでよっぽどみたい映画じゃないと旧作まで借りない。
よっぽどみたい映画だったらシアターでみるし、DVDになったのならあせらずゆっくりみればいい。
となる。だって僕のみたい映画リストはいつだってパンパンだから、急ぐ必要はまったくないのだ。
しかし、5枚借りると新作でも準新作でも1000円。となると全部新作にしたくなる。とても貧乏性なんだ。

世界的に有名な雑誌「LIFE」その写真管理部で働くウォルター・ミティは想いを寄せる女性と会話することすらできない、臆病者の独身男性。彼の特技は妄想で、日常でもスイッチが入ると妄想の世界に入り込んでしまい、廻りから気味悪がれる。ある日「LIFE」誌はデジタル移行に伴い会社の縮小&リストラを決める。社内が騒然とする中、ウォルターは世界的な写真家ショーン・オコンネルからネガを受け取る。そのネガには最後の表紙を飾る写真が写っているものだったが、ショーンが奇跡の一枚と自負したNO25のネガだけがなくなっていた。

ベン・スティラーって知らない。コメディの人?初めて見ました。
正直ネガ一枚の為に写真家を探して世界中旅にでるなんて、非現実的な話だと思うけど
割り切ってみれる映画なので、割り切れれば気にならない。変な言い方ですが。
ウォルターは責任を感じ、ネガを探す旅にでるけど、そもそもそんな写真の送り方をする写真家の方が悪いと思う。

前半、ウォルターの妄想癖を如実に表現するために、CGが多用される。インセプション的なCG。
それがあまり好きではなかった。CGがどうこうではなく、CGの種類があまり好きではない。
風景は予告でみた通り、素晴らしく綺麗だった、特にグリーンランド。行ってみたくなる。
でも全般的に彩度が低くコントラストが高い画だった。HDR的な、あれは流行りなのかな。。わからん。

書きませんが、そのネガに写ってる写真の内容次第では、この映画の評価が決まる雰囲気がどんどんしてくる。
逆をいえば、その写真だけ良ければ、この映画は最高のものになるんだというある意味ハラハラしてみてた。
結果はみてみてください。僕は好きだったな、シンプルでとてもいいと思います。
不覚にも、最後少しだけ涙ぐんだ。本当に少しだけ、少しだけよ。

少し中2感はあるかも「世界を広げるのは自分自身だ。それが喜びでもある」的なスローガンで分かる通り。
結構中年な年齢のウォルターが感化されてる姿は、冷静にみると少し痛々しいのかも知れない。嫌な気はしないけど。
恋愛要素はハテナな感じがしたけれど、段々積極的になっているウォルターをみて、ほっとしている自分もいたのでアリなんだろう。
なんだろ全然みて損はないし、普通に楽しめる映画だと思う。優等生感と、アメリカコメディノリだけ少しだけ鼻につくけど。

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The End_1079 祐天寺 / Nikon F3

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ヒヤシンスの球根
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The End_1078 森戸川源流 / PLAUBEL makina 670

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雪に焦がれて
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「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2」

もう続けてかいちゃう。年末年始でみてたハウス・オブ・カード。まったく完結してないので、続けざまにシーズン2に入った。
幸か不幸かそれなりに面白い作品なので、一気にみれたことは良かった。だけどやっぱり長いね。
あらすじはシーズン2なので、ネタバレ必至になります。なので書きません。
大統領候補に裏切られた下院議員が、復讐心のもと権力を求め、利用できるものは全て利用しはい上がる様を描く政治ドラマです。

最初に書いておきますが、シーズン2が発表された時に、シーズン3の製作も明らかに!って。
もう続く前提だったので、少し心が折れそうだった。でもそこは好きなフィンチャー作品だということ。
それと、ケヴィン・スペイシー効果、そして作品としてつまらなくはない。ということが僕を支えていた。
しかし思うのは、やっぱり僕は映画が好きだなあということ。SW6部作で12時間と、ドラマ12話で12時間はかなり違う。

前に書いたけどシーズン1で明らかにならなかったものは、シーズン2で明らかになったものもある。
だけどなってないものもある。きっとこのまま掘り返されないのかもしれないけど、急に出てくるのかもしれない。
あれなんだったんだろうな。。と気になる所は少なくないけど、あまり気にしてはいけないような気がする。
アメリカドラマの見方が分かってきたんでしょう。適当に、深く考えずにみる。これいちばん。

といっても物語の主軸は政治モノ。やっぱり難しい言葉や、仕組みや、いろんな人の思惑。
それなりに集中してみていなと、置いてかれてしまう所は多いと思う。
ちょっとぼーっしてると、流れがつかめないで、ハッとして巻き戻してみることは少なくなかった。
わりと前半でビックリ仰天事件はあるけれど、それなりに静かに淡々と物語は進んでたかもしれない。

シーズン2でネックになるのはなんといってもレイモンド・タスク。それと奥さんのクレアかな。
あ、ゾーイーもレイチェルもダグも重要か。なんかみんなそれぞれがいろいろあって、いろいろ大変そう。
新キャラのジャッキーが前半ハッスルしているので、このまま重要人物になるのかな、と思ってたけど後半影が薄くなる。
レミーも悪役なんだかいい奴なんだかよくわからんかった。ちょっとシーズン3に向けて広げてる感じはあったかな。

えーと、シーズン3。ここまできたらみるんでしょう。でもシーズン3で終わるのかな?
ツタヤで他のアメリカドラマの棚を見たらシーズン6とかザラにある。ちょっとそれは勘弁して!と独りごちてしまった。

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The End_1077 三宿 / Nikon F3

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6時50分発新大阪行きの新幹線
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The End_1076 三宿 / PENTAX ESPIO 105 SW
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おちゃめさんの朝ご飯
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「ハウス・オブ・カード 野望の階段」

さあどれ、年末年始を利用してみてた初めてのアメリカドラマ。ハウス・オブ・カード 。
ツイン・ピークスを断念してたので、少し不安はあったけど、無事最後まで見終わりました。
つっても、デビッド・フィンチャー総指揮、主演ケヴィン・スペイシーじゃなかったらみてなかった。
アメリカ大統領の座を狙った一人の政治家の話。シンプルに面白かったです。

下院議員フランク・アンダーウッドはホワイトハウス入りを目指していた。大統領候補であるウォーカーを支援し、彼が当選した暁には国務長官のポストに就く約束をしていた。しかし無事に大統領の座に就いたウォーカーはフランクを国務長官にしなかった。フランクのホワイトハウス入りは夢に終わった。屈辱を味わったフランクは復讐の念とともに、陰謀渦巻くホワイトハウスに入ることを心に決める。右腕であるダグ、妻のクレアや新人新聞記者のゾーイーなどを巻き込み、利用できるものはすべて利用するしたたかさと、聡明な頭脳でフランクははい上がっていく。

始めにいっとくと、シーズン2の存在があるからあれだけど、これ13話でまったく完結してませんやん。
後半に入るにつれてうすうす感づいていたけど「あ、これ全然おわらねーや」ってのがわかる。
「13時間の映画だ」というコピーにだまされた感じがあるけど、すぐシーズン2をみた僕はどっぷりハマってたんでしょう。
しかし長いけどずばっと全部みれたので、退屈はしなかったんだと思う。年末年始の心の余裕がそうさせたのかもしれないけど。

僕は登場人物の名と顔を一致させるのが苦手なので、第一話だけ二回みた。相関図みながらちゃんと覚えた。
2時間の映画ならある程度適当なんだけど、13時間となるとちゃんと理解しといた方がいい気がしたので。
アメリカドラマのイメージは登場人物が多くて、なんかぐっちゃんぐっちゃんのドロドロ関係になる気がするけど
相関図見る限りそんなに多くない。これそんな複雑な話じゃなさそう、と余裕ぶっこいてたらやっぱりいろいろ出てくる。

なんとかかんとか省の誰々。なんとか大学のなんとかさん。あれこれ社のあいつはあの天下りのおっさんとパイプがあって。
とか、まったく分からなくなるけど、みていくにつれて覚えといた方がいい人と、気にしないでいい人がなんとなく分かる。
アメリカドラマ慣れしてきてたのかもしれない、笑。主な人たちと、起こったことの内容だけ理解していれば、物語に支障はなかった。
結果論だけど、こいつすげえ重要なんだろうとちゃんと覚えてた人が、その後まったく出てこないで終わったりするので。

なんにしてもケヴィン・スペイシー。デビッドゲイル、アメリカンビューティー、セブン、ユージュアルサスペクツなど、
かなり好きな俳優だけど、中でもこれはバッチリ適役だとおもいます。なんか実際も裏表ありそうだしな。
演出だけど、話の途中でカメラ目線になり、視聴者に向けて相手の腹の中を説明する彼がいる。
手法としては特に目新しいものではないけど、あのダンディな声と視線でいきなりどす黒いこといわれると正直ドキッとする。

そしてかなりドロドロで、陰謀渦巻く話でした。ホワイトハウス入りを狙う政治の話だけでなく、妻のクレアが主宰するNPO団体。
政治リークを狙う新聞記者ゾーイー。右腕ダグと売春婦。アル中でヤク中の新人政治家、とその恋人。そして大統領と補佐官など。
いろんな登場人物の思惑が、手に取るように伝わってきて、こわい。なによりもフランクとクレア夫妻がもうこわい。
お互いの目的達成、という強靱な信頼感の上に成り立った関係がこわい。そんなクレアもたまに女の顔を出すのがせめてもの救いだった。

新聞記者役ケイト・マーラ。みたことあると思ったら「ドラゴンタトゥーの女」のルーニー・マーラの実妹。
個人的にはルーニー・マーラの方が好みです「her」のあのこ。かわいかった、ほんとかわいかった。
あとフランクの妻役のロビン・ライト。ホームベース顔が気になりますが、綺麗な人。怒ると怖そう。
ショーン・ペンの元奥さんなのね。知らなかった。個人的には右腕ダグ役のマイケル・ケリーがかなり良いです。

画は、やっぱりフィンチャー臭がする。とにかく暗い。怪しい。
でもフィンチャー自身が監督したのは初めの2、3話だけみたい。でもその後もフィンチャー臭はする。
だけど昔のフィンチャー映画とは絶対的に違うこと。大どんでん返し!です。そんな感じは薄いかもしれん。
「ソーシャルネットワーク」あたりからそんな感じになってきたんだよな。「ゴーンガール」はどうなんだろ。

これもアメリカドラマの特徴なのかもしれないけど、宙ぶらりんで終わってしまったこと、人がチラホラ思い当たる。
それはシーズン2で明らかになるのかしら。えー、コレを書いている時点でシーズン2も見終わっています。それはまた今度。

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The End_1075 東松原 / PENTAX ESPIO 105 SW

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ひとり悔やむ週末
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The End_1074 羽根木 / NIkon F3

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南口と歯医者のはなし
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The End_1073 森戸川源流 / PLAUBEL makina 670

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冬のサクラ
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「岳」

やっとみました。

世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩は、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守ってきた。長野県警山岳救助隊に配属された椎名久美は三歩の指導のもとで経験を積み、成長していくが、理想と現実の狭間で葛藤する日々を送っていた。ある日、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生し、久美は仲間と救助に向かう。

端的にいうと、日本映画界でよくみられる、原作が売れてから映画化した作品の悪い所がすごく出てた。
原作に基づいてすべてを表現しようとして、欲張りすぎ詰め込みすぎで、全部が中途半端なものになってしまう。
岳の原作がオムニバス形式だったので、全体的な設定紹介→いかしたエピソード抜粋で良かったのに、
薄く引き延ばした感じが否めない。それは物語だけではなく、キャラクターまで薄くなってしまっていた。

久美ちゃんの遭難の件も、お父さんの話も、三歩の過去の親友の話だって、なんか薄い。
ヘリの牧さんも、過去が語られないと頑ななプロ魂の前に、タダの意固地なこわいオッサンだ。
小学生のナオタくんも、授業参観の件とかすげえ中途半端で悲しくなってしまった。最後ちゃかり登場してるし。
いちばん良くないのは、物事をちょとずつ出してって、すべてがちゃんと終わってないところ。

原作はまあ好きだったので、ちょっと残念な感じもしますが映画版にそんなに期待したわけでもないので。
どうしても山岳救助隊。となってくると、海猿とか、踊る大捜査線とか、ああゆう公務ありきの人命救助。
現場で動く人間と上層部での温度差とかになってしまう。ちょっとそうゆうのはもういいかな。
それと、バーチカルリミット的な、山素人の僕でも突っ込める所は多々あります。みてみてください。

いい所!風景の画はすごく、すごく良くて、たまに一時停止して眺めてしまったりした。
アルプス、僕もいつか行けるのかなー。遠くない将来そこに立っている自分を想像してしまう。
低山の森の中をてくてく歩くのが好きな僕と、移動手段に乏しい僕があんな所にいくことはあるのかな?
まあいつか、そのうち、ことし?トライしてみたいという気持ちを潜めつつ、山遊び楽しもうと思います。

最近みてる「山岳物」となると、初登頂だったり、ヒマラヤ雪山遭難だったりするけど。
ぼくはそんな所に縁がないし行くこともないので、山の怖いところだけみさせられ不安を煽られてしまう。
なんかだんだん楽しくなくなってきた。もっとこう、夏山を登って山頂の美しい風景をってのがみたいんだ。
でもそれじゃ映画にならないのか。「NHKの世界の夏山」でも買おうかな。

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The End_1072 碑文谷 / PENTAX ESPIO 105 SW

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同じ物を買った日
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The End_1071 羽根木 / PLAUBEL makina 670

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ダイアモンドの動悸
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「高畑勲 / かぐや姫の物語」

今までのジブリ作品で一番好きな作品になったかも。少なくとも2014年のベスト1かもしれません。いやベスト1で!
僕は宮崎駿が好きです。物語どうこうよりも、絵と乗り物オタク的な所が。特に飛行機に関しては尊敬する部分はかなり多い。
でも高畑勲は今まで良さがあまりわからなかった。火垂るの墓も、ぽんぽこも、山田も、嫌いじゃないけど好きではなかった。
だけどこれは別格だわ。こんなに悲劇はないし、こんなにかぐや姫に感情移入したのは自分でもびっくり。名作だと思います。

今は昔、竹取のじいさんが竹林で光輝く竹をみつける。その中からは小さなかわいらしい女の子が現れた。子どものいないじいさんばあさんは、その子を天からの贈り物とし、大切に育てることにする。女の子は瞬く間に成長し、かぐや姫と名付けられる。美しく育った姫の噂を嗅ぎつけ、男たちが結婚を求めてくるようになる。困ったかぐや姫は彼らに無理難題を突きつける。その頃から姫は、月を眺めては物思いにふけるようになっていった。

大好きな作品になったので、大いに語りたいので、壮絶にネタバレしています。
まだ見てない人は読まない方がいいです。かなりオススメできる作品なので尚更。
もしみたならこの物語について語りたい。大いに語りたい。事務所集合です。
でも竹取物語って皆知ってるでしょ?竹から生まれて月へ帰る話。それです。

僕の竹取物語のイメージは、矢追純一的なSF!と思ってた。月からの使者=宇宙人。
実はそれ市村崑の竹取物語のイメージがすり込まれてたみたい。マガジンのMMRかもしれないけど。笑。
おとぎ話も、市村崑の竹取物語でも、かぐや姫の罪って特に明らかにされてなかった気がする。
んで、この映画やる時にコピーで「姫の犯した罪と罰」ってあったんだよね。だからハッキリするのかしらと思ってた。

みて思ったのは、そんなにはっきり言葉にしてない。だけどじっくり伝わる感じだった。
それってすごいことだと思う。説明しすぎてない、けどちゃんと伝わる感じ。
それだけじゃなく、物語が進むにつれて入り込みすぎてしまい、かぐや姫の心情がありありと伝わってくる。
窮屈なかぐやの心が痛いほど伝わってくるんですよ。みてるこっちまで苦しくなる。

ここから壮絶ネタバレ。月は理想郷で地球は汚れた地。その地球への思いを馳せたかぐやへの罰は、地球に送り込むこと。
そしてその地球で辛い思いをすること。でもかぐや姫にとって地球は辛いことばかりではなかった。
地球は美しく生命力に溢れていて、なにも考えず草、虫、獣に囲まれた生活は、罰でもなんでもなかった。
むしろ楽園だった、少なくとも子どもの頃は。これって、僕らにも置きかえられることに思う。

子どもの頃はなにも考えず生きているだけで楽しかった。理由なんていらなかった。
だけどおとなになるにつれて嫌な事も、人間の嫌な部分もいっぱい知ってしまう。
ただ普通に生きたいだけなのに、そうではなくなる。その世界で生きるのは罰のようなものかもしれない。
でもかぐやは言う「汚れてなんかいない、喜びも悲しみも、この地に生きるものは皆彩りに満ちている!」

僕は感動してしまった。かぐやはいろいろ嫌なことを体験したんだ。人間の強欲、妬み、嘘。それでも美しいと言う。
帝の存在なんて本気で罰だった。本当に本当に気持ち悪いキャラだった。アゴすごいくせにナルシスト。
かぐやは色々と分かって落胆する。でも昔の記憶は今でも煌びやかだったりする。今の方が裕福で不自由ない生活なのに。
そして心底嫌になった時に全てを理解してしまう。思い出してしまう。そして涙を流す。こんな悲劇はない。

、、じいさんばあさんのことを考えないわけにはいかない。
子どものいない年老いた二人が、竹の中で見つけた小さな子ども。彼らにとっては本当に天からの贈り物だった。
でもそれも罰の一部だったと思うと心が痛い「私も連れてっておくれ」と泣き崩れる二人は、かぐやが生きる理由だった。
爺さんが「私を許しておくれ、姫」と泣く。姫はちゃんと地球を振り返って涙を流していたよ。ここで号泣。

僕だけかもしれないけど日本人って「もしかしたらうまく行くかもしれなかった。けどそうはならなかった。そして時間は経ち、、」
という悲劇が好きよだね。こうゆうとこで感傷的になるんだろうな。もしこうだったら、でも現実は違う的な話。
「捨丸兄ちゃんとだったら幸せになれた」という素直な言葉。運命という物があるならば、それがそうはさせなかった。切ない。
けど捨丸の時間も、自分とは別の所でしっかり進んでいるのだ。でも空を飛ぶ感じは好きでした。この辺解釈いろいろありそ。

物語とは別に、絵、アニメの表現について。

最近のCG使いまくったアニメとは対極にある、手描き感溢れるアニメーションはかなり美しいです。
絵だけではなく動きも躍動感あふれて、素晴らしいです。動きもかぐやの心情を伝える効果がかなりあります。
滑らか。というのが率直な感想。なんかセル画の枚数がすさまじかったという話もチラホラと。
必見だと思います。ジブリのいわゆる背景や、いままでのアニメにはない、でも原点という感じ。

えーと音楽は相変わらず久石譲です。

最後、天からの使いが来る時に人間はかぐやを守ろうと息巻く。しかし奮闘虚しく人智を越えたパワーで抑え込まれる。完全にフォース。
その時の音楽が最高で。廻りの空気をまったく読まない奴らが現れる。セリフないけどつけるなら「問答無用よ~ん」って感じ。
絶対に変わらないことの恐怖。でも音楽はとても陽気な音楽なんだよ。そのギャップがすごく良くて。ほんと「問答無用よ~ん」って感じ。笑。
みた後に「阿弥陀二十五菩薩来迎図」で検索すると面白いですよ。



オーケストラ版。11:20頃からです。聴いてみてください。

壮絶にネタバレ文章を書きましたが、いやこれほんと名作です。
今すぐにもう一回みれるし、みたい。もう一度考察しながらみるのもいいかもしれない。
こりゃDVD買うと思います。風立ちぬといっしょに抱かせて買っちゃおうかな。
2015年、これをこえるものに出会えるか今から不安です。

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The End_1070 祐天寺 / PLAUBEL makina 670

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