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いちねんのおしまいに
普段、曜日に関係なく生きている人間なので、年末や正月の空気に疎い自分がいます。
だけど普通に生活していても仕事の電話は減り、ジムにいけば人が少なく、通勤の道も車の量が少ない。
なんかいつもより町がひっそりしてて、気付いたらもう年末だったりする。
小さい頃の年末はもっとがやがやしてるイメージ。そうゆう所にいかなくなっただけかもしれないけど。
僕は静かに生活していたい人間なので、このひっそり感は大好きで、一年が終わっていく感じもまあいいかと。
そうなってくると振り返るのはこの一年のことで、やはり歳をとればとるほど一年はあっというまで、、
とか言うと思ったでしょ!実はこの一年はそれほど早く感じていません。なんでだろう、なんでかな。
仕事も趣味も詰め込んだ一年だったからかも。今年はある意味で開き直った一年になったと思います。
「どうせ自由な立場で生きてるんなら、もっと自由に好きなこといっぱいしないと損だ」と思ったからです。
もともと自由に生きてる上に、さらにそう思うことが良いことかまったく分からないけど、まあいいのです。
前に比べ、なにもしない時間というのが明らかに減った。もともとそんな感じだったけど、拍車がかかった。
無意味な時間って大切だし、無意味なものに意味があるってのも分かるんだけど、今はそうゆう時期みたい。
今年はとにかく時間があればなにかしてる状態だった。なにか自分の中での義務感めいたものもあると思う。
早くしなきゃ、早くしなきゃ終わっちゃうと思ってますが、この生き急ぐ感じは個人的には悪いものではない。
それは今年夏の母親のことが大きく関係していると思う。僕自身とても人生を考えさせられたので。
幸いにも現在、前よりも元気に生活している母がいます。それはすごくありがたいことです。
でも当時書いた文章を読み返すと、その時の自分の感情が甦ってくる。
同時に、時間は暴力的に流れ、そして人間は忘れやすく、慣れやすい生き物なんだと反省もします。
だからこそ、早くしなきゃ、もっとなにかやらなきゃ、忘れないように。と思ってるのかもしれない。
まあなにもしてないよりかは良いことだと思いましょう。なによりも楽しいので良いのです。
そして今年は引き続きの趣味に加え、新しい趣味まで始まってしまった。
来年はそのことで頭がいっぱいになりそうな予感がしています。もうなってますが。
巻き込んでいる人はすでに何人かいて、一緒に楽しみを分かち合えればと思っています。
無理なく、気を使わず、そして安全に楽しめればいいですね。その件はまた追って。

そしてライフワークの映画や小説。
今年も多くの作品に触れることができました。

「今年一年間でブログに掲載した小説、映画」
「貴志祐介 / 新世界より(上)」「CRASH」「ガタカ」「貴志祐介 / 新世界より(中)」「貴志祐介 / 新世界より(下)」「グーニーズ」「ONE PIECE FILM Z」「グレムリン」「奥田英朗 / 邪魔(上)」「TRANCE」「クロニクル」「BIOHAZARD REVELATIONS」「奥田英朗 / 邪魔(下)」「村上春樹 / 辺境・近境」「ダニー・ボイル / ミリオンズ」「BIOHAZARD Deadly Silence」「森博嗣 / 喜嶋先生の静かな世界」「PTA / ブギーナイツ」「ランズ・エンド 闇の孤島」「安部公房 / カンガルーノート」「ヴィム・ベンダース / ランド・オブ・プレンティ」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」「スティング」「青山真治 / Helpless」「青山真治 / 共喰い」「青山真治 / ユリイカ」「樋口有介 / ぼくと、ぼくらの夏」「青山真治 / サッドバケイション」「アンブレイカブル」「妖怪ウォッチ」「地球で最後の二人」「貴志祐介 / クリムゾンの迷宮」「青山真治 / 東京公園」「Grand Theft Auto V」「エルマンノ・オルミ / 楽園からの旅人」「エルマンノ・オルミ / ポー川のひかり」「ゼルダの伝説 夢を見る島」「ゼルダの伝説 不思議の木の実 大地の章」「ゼルダの伝説 不思議の木の実 時空の章」「アーティスト」「アンチャーテッド - エル・ドラドの秘宝」「道尾秀介 / 向日葵の咲かない夏」「テイク・ディス・ワルツ」「華麗なるギャッツビー」「西澤保彦 / 黄金色の祈り」「ペルソナ3P」「ワイルドシングス」「村上春樹 / 女のいない男たち」「GRAVITY DAZE」「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「ワイルドシングス2」「岩井俊二 / リリィ・シュシュのすべて」「岩井俊二 / スワロウテイル」「エデンの東」「村上春樹、佐々木マキ / ふしぎな図書館」「藤原新也 / コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」「アキ・カウリスマキ / レニングラード・カウボーイズ」「村上春樹、稲越功一 / 使いみちない風景」「舟を編む」「FINAL FANTASY X-II」「最強の二人」「あの日見た花の名前を僕はまだ知らない。」「いとうせいこう / ノーライフキング」「リドリー・スコット / ブレードランナー」「リドリー・スコット / ブラック・ホーク・ダウン」「岩井俊二 / ヴァンパイア」「岩井俊二 / 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」「村上春樹 / 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」「岩井俊二 / FRIED DRAGON FISH」「岩井俊二 / PiCNiC」「岩井俊二 / 市川崑物語」「ライフ・オブ・パイ」「村上龍 / 五分後の世界」「ペルソナ4G」「桐野夏生 / メタボラ」「松本大洋 / ナンバー・ファイブ」「ミスト」「岩井俊二 / ラヴレター」「黄金を抱いて翔べ」「ディナーラッシュ」「犬神家の一族」「真・女神転生4」「ロマン・ポランスキー / テス」「リドリー・スコット / テルマ&ルイーズ」「桐野夏生 / 柔らかな頬(上)」「ヴィレッジ」「ホテル・ニューハンプシャー」「マッチスティック・メン」「LAコンフィデンシャル」「クリストファー・ノーラン / フォロウィング」「桐野夏生 / 柔らかな頬(下)」「ウディ・アレン / ローマでアモーレ」「アメリカン・ビューティ」「ペルソナQ」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」「バーバー」「岩井俊二 / 番犬は庭を守る」「アンチャーテッド 地図無き冒険の始まり」「クリストファー・ノーラン / インセプション」「北のカナリアたち」「あなたへ」「ダンガンロンパ1・2 reload」「桐野夏生 / 東京島」「映画に愛をこめて アメリカの夜」「クリストファー・ノーラン / プレステージ」「クリストファー・ノーラン / インソムニア」「レクイエム・フォー・ドリーム」「ソフィア・コッポラ / ロスト・イン・トランスレーション」「スパイク・ジョーンズ / her」「北野武 / 3-4x10月」「ホンマタカシ / たのしい写真3」「ウディ・アレン / アニー・ホール」「僕達急行 A列車で行こう」「市川準 / 大阪物語」「市川準 / トキワ荘の青春」「デビッド・フィンチャー / ゲーム」「万城目学 / 偉大なるしゅららぼん」「横道世之介」「絶対絶望少女」「SUNNY 永遠の仲間たち」「わが母の記」「人生の特等席」「キツツキと雨」「矢口史靖 / ロボジー」「大林宣彦 / この空の花 長岡花火物語」「二流小説家」「三谷幸喜 / ステキな金縛り」「そこのみにて光輝く」「スターウォーズ EP1 ファントム・メナス」「スターウォーズ EP2 クローンの攻撃」「スターウォーズ EP3 シスの復讐」「スターウォーズEP4 新たなる希望「スターウォーズEP5 帝国の逆襲」「スターウォーズEP6 ジェダイの帰還」「WOOD JOB ~神去なあなあ日常~」「三谷幸喜 / 清洲会議」「デヴィッド・リンチ / ツイン・ピークス※途中棄権」「アイガー北壁」

全部で148品でした。去年が171作品だったのでかなり減った。なかでも小説の量はかなり減ったと思う。
一応の目標に「年間100作品」ってのがあって、それは越えられてるのでよしとします。
幸せなのは、まだまだみていない、触れていない作品でいっぱいな事。それを想像するとワクワクしてしょうがない。
死ぬまでにあと何本名作に出会えるのかな。ゆっくり楽しもうと思います。

えーと、そんな感じで、これで年内のブログ更新は最後になります。
今年も全体的にくだらない文章、非常識な言葉、不適切な表現、あったと思います。申し訳ありませんでした。
それでも読んでくれてる人たち、感想などをたまに聞くと励まされる思いでいっぱいです。
これもライフワークの一部なので、来年もこんな感じで書いていくと思います。お時間あれば覗いてください。
それではみなさん、本年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。

追記
今年は僕の人生において、とても重要な人が結婚しました。
おめでとう、しっかり幸せになってください。GOOD LUCK!

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The End 1064_富士 / PENTAX spotmatic

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空気の読めない集団
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「アイガー北壁」

「岳」かりにいったらいっちょ前に貸し出し中で、そうなるとみたくてしょうがなくなるので登山物を。
今関ちゃんにかりた井上靖の「氷壁」を読みながら漫画版「孤高の人」を読んでいる。
しかもちょっとだけ夢枕獏の「神々の山領」も読んでいる。そしてこの映画、なんか山だらけだ。
ぜんぶ同時に進めすぎて頭の中がわちゃわちゃしている。とりあえずいま僕は山に登りたい。

ベルリンオリンピックを控えた1936年のドイツ。ナチス政権下のドイツは、世界に力を見せつけるべく、アルプスの名峰アイガー北壁のドイツ人初登頂を望んでいた。そして成功者にはオリンピックで金メダルを授与するとした。山岳兵隊のトニーとアンディは世界の難攻不落といわれていた山々を踏破し、実力派の登山家と噂されていた。二人は「殺人の壁」と恐れられたアイガー北壁に挑戦する決意を固める。

この一言で完全ネタバレになっちゃうと思いますので、一応先にいっておきます。
「この映画、救いがまったくないな。。」そして実話を元にしてるということが、後押ししてまたリアル。
映画としてはとても素晴らしい作品に入ると思います。ただ、見てるだけで寒い、恐い、痛そう、と
とにかく辛くなってくる。そう、みてる僕は「アイガー北壁登攀」を疑似体験させられたのである。

とにかく一番先に思うのは「この映画どうやって撮ったんだ?」という疑問。確実に実写でそのアングル?という箇所が何回もある。
CGの使用はあると思う、ないのかな?わかんないけどとにかくリアル。高さとかすげえリアル。
今度書くけど、この後にみた「バーティカル・リミット」はK2での話なんだけど、もう背景が埋込みまるだしで、不自然な距離感。
この作品はそうゆう不自然さがまったくない。これは「点の記 劔岳」の時も思った。相当な撮影での苦労が映像にでてた。

物語はドイツの威信をかけ挑戦する若者二人。なんだけど、トニーのかつての恋人であるルイーゼがまた良い。
ルイーゼはベルリンの新聞社に勤めてるんだけど、二人の挑戦を記事にするべく現地に行く。
彼ら二人の極限状態での命がけの登攀。と、麓でイベント大好き高みの見物的な富裕層の人達。その温度差。
その中で彼女は自分の意見をまっとうするのだ。彼女の大きな決断の瞬間、僕は小さくガッツポーズをした。

、、でも少しだけ思うのは、命をかけてる彼らの事をルイーゼの上司は「記事になるから撮れ」という。
ルイーゼは良心の呵責からか迷い、行動に起こせない。でも僕なら撮る。命をかけてるからこそ撮らなきゃと思う。
行き着く先が利益重視の商業主義だからルイーゼは撮れなかったのは分かってる。でも僕なら撮る、望遠レンズ持ってないけど撮る。
例えば、お葬式の光景を写真に撮ることが是か否か。というか9割が否でしょう。でもぼくは是な人間です。

彼らを救って欲しいと他の登山家に願い出るルイーゼ。だけど、その願いを聞いている登山家たちの表情は暗い。
これハリウッド映画だったら違うんだろうな。困ったときのヒーロー見参的な。でもこの映画にそんなものはない。
こうゆう所に愛すべくヨーロッパ映画のいい所が出てると思った。派手じゃないのだ。無理なものは無理なのだ。
鬱映画といえば鬱映画なんでしょう。でもしっかり忘れられない映画になりました。

しかしこの映画、山の冷酷さがすごいあからさまに出てる。かなり皮肉な描写。
猛烈に牙をむいたかと思ったら、いきなり朗らかなスイス&牧歌的な風景。そう、ハイジ的な、汽車とか走っちゃって。
このコントラストに、自然の驚異と偉大さを感じてしまった。人間の小ささ、無力さも。
今僕は山に登りたいとかいたけど、こんなことは一生できないし、したくない。なんせ高所恐怖症なもんで。

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The End_1063 錦糸町 / Nikon F3

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同じ説明を繰り返す
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The End_1062 渋谷 / Nikon F3

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シ・レ・ン・シ・オ
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「デヴィッド・リンチ / ツイン・ピークス」

僕はたまにニュースみるくらいで、テレビをほとんどみない。たぶん家にテレビがなくてもまったく不便しないと思う。
映画もmacでみるし、据置機のゲームするくらい、でも据置機ゲームこれからやるのかな。予定はFF15かペルソナ5くらい。
ゲームの話じゃなく、テレビ見ないからドラマもみないよって話。アメリカドラマブームもまったく波に乗らず。
24しか知らんけど、とにかくまったくみたことない。そんな長い時間かけてみるなんて考えるだけでとにかく億劫だった。

でも「ツインピークス続編」のニュース。デヴィッド・リンチです。鬼才です。
過去にリンチ映画「マルホンランドドライブ」「インランドエンパイア」はトライしている。
画はかっこよくて、もうなんていうか、良い意味で不気味なんだけど、とにかく断片的すぎて挫折。
「どんなにつまらない映画でもみだしたら最後までみる」僕が寝た。しかも2連続。

そのトラウマがあり、ずっと僕を躊躇させていたけど、スターウォーズをこないだ通しでみて、
「なんか一つの物語を長くみる」的な行動に慣れた感もあったので、いざアメリカドラマ、トライしました!
結果、4話で挫折。。全30話という情報に行き着いた瞬間にもう心が折れた。
それも「アメリカドラマの中では短くて、全30話です」なんていわれて、もうダメだった。

ツインピークス続編の予告動画見て、まったく意味がわからなかった25年後の赤い部屋。
4話で出てきて、これか、、と思った。もちろん意味は分からなかったけど、、
しかし不気味さを表現するのは本当にうまいよなー。効果音も。オープニングから不気味。
この25年後の部屋はキューブリックなみのモダンな画で、しかも不気味。見た瞬間この世の物じゃない感じがある。

ドラマだから「マルホンランドドライブ」「インランドエンパイア」よりも物語性もあるし
「殺人事件」という明確な問題もみれるので、まだ自我を確立しておくことができるかもしれない。
でも僕は長さに負けたわ!20代ならみれたのかな。。今その時間はない。
だけど、正月休みを利用して「ハウス・オブ・カード」にトライする計画もあり。不安だ、とても不安だ。

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The End_1061 碑文谷 / PLAUBEL makina 670

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寡黙な男の背中に憧れるロングヘアの女
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「三谷幸喜 / 清洲会議」

ステキな金縛りで三谷幸喜熱があがり、自分の中で新作とか関係なくなったのでみてみた。

本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれ、跡目を継ぐのは誰かと人々が噂する中、後見人に名乗りを上げたのは、柴田勝家と後の豊臣秀吉である羽柴秀吉だった。勝家は三男である信孝を、秀吉は次男の信雄を信長の後継者に推薦した。裏では信長の妹であるお市や、信長の弟、三十郎などから賛同を得るために、ご機嫌を取ったりなどいろいろある。そしてとうとう跡継ぎを決める「清洲会議」が開催されることになり、両派の思惑が複雑化していく。

僕は日本史に疎い。苦手分野といってもいい、興味も薄い。世界史の方が好きだ。ヨーロッパの歴史なんて大好きだ。
こんだけ映画や小説読んでても、時代劇や武士の話とかに興味が向かない。黒澤明の有名所くらいしかみたことない。
いわゆるテレビでやる時代劇もすぐチャンネル変えてしまう。そもそもTVみないんだけどね。
だけどこの映画はそんなに気にならなかったです。キャストが若いからか、三谷幸喜のコメディ臭がそうさせるのか。

信長は知ってるけど「信長協奏曲」の知識程度。あ、日本史、漫画は大丈夫なのかな。。でも他には思い当たらないな。
なんか駅でみたけどあの漫画、ドラマになったの?完結したのかしら。だとしたら見てみたいけど主演、小栗旬だったような。
最近なにかと縁があります。岳はまだみてません。えーとなんか話があっちゃこっちゃしてるな、なにがいいたいかというと。。
そんな僕なので史実に基づいてるかどうかはわからん。でも歴史に疎い僕だからこそ楽しくみれたのかもしれない。

秀吉役が大泉洋。北海道の人。マー君(友達)似。この人あまり好きではないんだけどこの映画ではよかった!
秀吉ってこんなにしたたかな人物だったの?でもなんかすごく興味出てしまった。ちょっと勉強してみたいと思った。
一方、柴田勝家役は我らが役所広司。三枚目役を熱演してたけど、今回は少し大きい声を出しているだけの気がした。
そうゆう役作りなんだろうけど、ちょっと耳についてしまった。

全体的に三谷幸喜の映画全般にみられるドタバタ感はあんまりない感じでした。
所々でイベントというか、笑ってねポイントはあるけど、全体的には静かなもんだと思います。
なんにせよ相変わらずの豪華なキャストは健在で、三谷映画常連の人もあれば、意外な人も出てた。
妻夫木くんとか意外かもな。一番好きなキャラだったかもしれないけれど。笑

エンターテインメントとして面白かったし、駆け引きとか腹の探り合いもあって普通に楽しかった。
でももう一回みるかといったらそうはならい。それはやっぱり日本史の苦手意識がそうさせるのかもしれない。
「ステキな金縛り」も「ラヂオの時間」は何回もみたいと思うけど、どうなんだろ。
という訳で僕的三谷幸喜ランキングは変わらずな感じです。

余談ですが、TREDICIのりょうくんの唯一の長所は日本史です。この映画みたあとちょっと話をふってみたら
でるわでるわの日本史ネタ。そういえば洗足池いったとき、勝海舟のお墓でテンション上がってたわ!
人の意外な一面を垣間見ると、その人の印象も変わって見えます。ちょっと得なんじゃないかなとも思う。
やっはじめは印象が悪いくらいの方がいいんじゃないかな。りょうくん!来年も自信持っていきましょう!

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The End_1060 碑文谷 / PLAUBEL makina 670

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山に囚われた男
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The End_1059 横須賀 / Nikon D610

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くどい仲人の挨拶
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「WOOD JOB ~神去なあなあ日常~」

やっとみれた。そして最高におもしろかった。
ことしみた映画で一番といったら嘘になるかな。いやそのくらい面白かったです。
「キツツキと雨」の時に書いたけど、林業、というか山の映画がみたかった。
映画だけでなく、最近は山関連のものばかり見てる(読んでる)この映画は登山ではないけど。

大学受験に失敗した勇気は、浪人することをやめ1年間の林業研修に参加することにした。なぜ林業か、パンフレットに載っていた女の子が可愛かったから。ちゃらんぽらんな都会っ子、勇気が向かったのは携帯もつながらない山奥のど田舎の村。乱暴な林業の先輩ヨキにしごかれ、尻をヤマビルに喰われ血だらけになる。そんな過酷な林業の現場に耐えきれず、すぐに諦め東京に帰ろうとする勇気だった。

僕が前からいってる、ウォーターボーイズ的映画だいすき的な発言ですが、その矢口史靖監督作品、原作は三浦しをん。
これもう一度いうけど、本当に面白かった。原作は三浦しをんなので、例の「ウォーターボーイズ」的な王道流れでもない。
だけどウォーターボーイズ的な、辛いけどその先にある喜び、達成感、恋愛要素、そしてちょっとおふざけ。もう最高。
説教じみてないのに説教めいた物が伝わってくる自然な感じが楽なのかもしれない。そしてちゃんと残る。

サブタイトルがなんだかわからなかったけど、物語の途中から急に神様的なものと、お祭り的なものが加わってくる。
山ってやっぱりどこか神秘的な荘厳な雰囲気あるもんな。そうゆうものを大切にする土着的な言い伝えだったり
林業っていう、先祖が植林した木材で現在生活していること。同時に子孫の為に林を守り、植林し、世話を続けること。
いわれてみればそうだな、ということが多くてそうゆう部分でも楽しめました。

話的には都会の若者が社会のレールから少し外れ、全然違う世界&自然に触れて迷いながらも成長していく
っていうそれほど珍しくない物語。だけど押しつけがましくなくメッセージがあり、気付けば表情が変わっている主人公がいる。
自然のありがたさ、人間的な成長、地域社会とのコミュニケーション。なるべくひとりで生きていこうとしてる僕にはまぶしすぎた。
そして厳しいけれどやりがいのある「林業」という仕事を通しての成長を、コミカルに真面目に教えてくれる物語だった。

染谷将太はシリアスな役が印象的だけど、こうゆうコメディもいけるんだ。
将来有望視されてるだけあるな。これからもどんどん話題作に出るんでしょう。
そして伊藤英明。海猿しかイメージないけど、雑で乱暴な荒くれ者、でも真面目だからこそ、でも女ったらし。
という役を熱演してました。なんかすごいイメージ変わった。あと、こんなにイカツかったっけ?というくらいの筋肉マン。

それと長澤まさみって苦手だったけど、この映画みて少し好きになってしまった。
現実にこんな女の子が近くにいたら、すぐ好きになってしまいそうなくらいツンデレだった。
、、長澤まさみ、山、といえば「岳」か。。みるか、、僕が小栗旬の映画をみることになるとは思わなかった。
この映画、もう一度みろといわれたらすぐみれます。そのくらいおもしろかった。

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The End_1058 練馬 / Nikon F3

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グラナダの悪魔
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メリークリスマス!

The End_1057 新代田 / Nikon D610

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とろりとした水
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「スターウォーズEP4 新たなる希望」
「スターウォーズEP5 帝国の逆襲」
「スターウォーズEP6 ジェダイの帰還」

続いてスターウォーズ(以下SW)オリジナル三部作、EP4~6も見直しました。
EP1の日本公開は1978年だし、EP1~3のCGをみた後だから、画像のしょぼさが気になるんだろうなと思ってた。
知らなかったんだけど、DVD版はリマスターというか、物理的にフィルムを洗浄し、デジタル化が行われてるのと
CG修正もされてるみたいでほとんどギャップなしにみられた。1から通しでみたので僕は良かったけど、往年のファンは嫌がるだろうな。。

あらすじ、EP1~EP3の続きなので特にかきません。ネタバレにもなってしまいそうだし。

EP1~EP3は先に書いたようにワクワクして、夢中でいっきにみてしまったんだけど
やっぱりそれはEP4~EP6あってのワクワク感が否めない気がした。
おぉ、あれの真実はこうゆうことだったのか!という気持ちは初見では抱けないものだと思うし。
初めて見る人は456→123を。過去に456みてるけどうろ覚えの人は123→456をもう一度(今回の僕)流れがいいと思います。

さて、端的な感想、比べる必要もないんだけど、どちらかといえばこっちの方がエンターテインメント感が強いかも。
簡単にいうと、見終わった後の爽快感は格段に上で、毎エピソード事にスッキリバッチリ終わっている。
これがまた気持ち良くて、、どっちがいいか僕にはわからないけど、往年の作品にファンが多いのは分かる。
アンドロイドもハイテクすぎず、フォースも神秘的で、荒くれ者がわんさか出てくるあの世界観はやっぱり素晴らしいです。

一番好きなキャラはなにかと聞かれたらすごく困ると思う。みんな濃いキャラしてるしな。
ルークも、ハンソロも、ヨーダも、オビ=ワンも、R2D2も、C3POもボバ・フェットも大好きだ(ダースベイダーは格好があまり好きではない)
だけど一番好きなのはチューバッカかもしれない。「歩く毛皮」呼ばわりされたあいつだ。セリフは咆哮のみのあいつだ。
怪力の持ち主でハンソロの相棒。とてもチャーミングな奴で、武器は光線銃かボウガン、壊れたC3POを背負って脱出するしたりする。

プリンセスレイアが一番苦手かな。髪型から苦手だ。頭の両サイドにロールケーキみたいの付けている。しかもブス。
超美男子のアナキンと、我らがアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)の遺伝子を確実に無視している。生態遺伝学を侮辱してる。
しかもレイアはハンソロとキッスしておきながら、ルークにも色目めいたものを使ったりする。
それは別の感情から来るものだと気付く前だとしても、なんかいささかどうなんだろうと思う。そしてブス。

EP1でアナキンをジェダイ候補に推薦したとき、評議会(ヨーダとか)は「大きくなりすぎている」とあまりいい顔をしない。
執着心からダークサイドに堕ちる可能性があるからみたい。母の愛情とか、ジェダイになるには邪魔らしい。
ところがルーク・スカイウォーカーはかなり大きくなっているにも関わらず、しっかりとジェダイの修行を受けている。
あんまり修行ってゆう修行のシーンはなかったので、いきなりジェダイの騎士になった感があったな。ヨーダのすごさがいまいち分からなかった。

EP1~3に続きどうでもいい所で気になっちゃったけど。R2D2がキャタピラで階段登るのに悪戦苦闘してたのに、今作では急にジェット噴射で飛ぶ。
帝国軍の制服はナチス感がある。時代だな。そもそもダースベイダーって完全にナチヘル。悪=ナチス的な表現はこの頃のアメリカ映画には良くある。
デススター内部でラピュタ的な表現があった。パズーがロボット兵噴射口の穴から落ちそうになる所とかなり似ているシチュエーションがあった。
それと、オビ=ワンの家の窓が、コルビュジェのロンシャンの教会と同じディティールだった(本当にどうでもいい)

しかし当時最高の技術と役者の演技、ダイナミックな音楽、そして「正義は勝つ」という明快なストーリーが見事で、すこぶる面白かった。
EP1〜3と、EP4〜6、どっちが良かったか。。どっちも良かったです。同じ話になってしまうけど、
EP1〜3は真相が判明するビックリ面白さ、とCG、戦闘などの派手さがある。あとナタリー・ポートマン。
EP4〜6は昔懐かしさと、分かりやすいエンターテインメント性かな。あとチューバッカ。



今回SWを見直そうと思った理由の一つに「スターウォーズ エピソード7公開」という情報も後押ししました。
最近予告が公開されましたが、これはどうなんだろう。。もうライトセーバー持ってるだけで違う映画になりそう。
なんかフォースというよりワンピの覇気みたいなことになってるし、ディズニーだし。
荒廃した荒くれ者が集う辺境の星も、フォースという神秘の力も、なんか二の次になってしまいそう。。みるけど。

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The End_1056 三鷹台 / PLAUBEL makina 670

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夜がはやい人間
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「スターウォーズ EP1 ファントム・メナス」
「スターウォーズ EP2 クローンの攻撃」
「スターウォーズ EP3 シスの復讐」

ぼくはスターウォーズ(以下SW)のファンだった。大好きだった。中学か高校の時にオリジナル(EP4~EP6)をみてそうなった。
巷での裏原系ノリもあったと思う。僕はそうゆう服は着てなかったけど、SWに関しては影響されてたと思う。
今ではR2D2のとチューバッカのフィギュアがあるくらいだけど、当時の僕の部屋はSWキャラグッズばかりだった。
生まれて初めての海外は19歳、ニューヨークだったけど旅行というかSWのフィギュアを買いに行った感じもあったな。

EP1がやるってなったのが確か20歳くらいのころ。それがもう14年前も前の話なんだな、信じられない。
公開と同時にぼくは真っ先に劇場にみにいった。そのくらいSWのファンだった。それがなぜかその後のEP2と3はみてなかった。
そんでこないだ、ある飲みの席でスターウォーズの話になって、忘れてる部分、曖昧な記憶が多いことがわかった。
じゃあEP2とEP3もみてないし、もう一度通しでみてみるか。という感じになりました。結果、どっぷりSWブーム再燃です!

あらすじ。あらすじか。。EP1~EP3までなので、かなりおおざっぱにさわりだけ。
遠い昔、はるか彼方の銀河系で、、、銀河共和国を混乱が襲っていた。辺境の星々との貿易に税金を課すかどうかでもめていた。貪欲な通商連合は武力で抗議し、小惑星ナブーへの航路を封鎖した。共和国は自体を好転させるために平和と正義の守護者ジェダイの騎士、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービを連合軍側に派遣した。

余計なことなしで端的に超シンプルに言うと、、
すげえ面白くて、画面から目を離せなくて、わくわくドキドキして、1本約2時間*3本があっという間だった。
EP1の公開当時、CGすげ~と思ってたけど、今見るとそんなに感動はしない。でもEP1のポッドレースは手に汗を握った。
僕はガンダムとかロボ系はあまり興味がないけど、SWのロボというかアンドロイドは今でも好きだった。C3POとR2D2はもちろん、敵も。

そしてナタリー・ポートマン演じるクイーン・アミダラが壮絶かわいいかった。
僕はずっとナタリー・ポートマンの良さがイマイチ分からなかった。レオンとかみてもただの子ども、以上の感想はない。
それは最近でもそうで「ブラックスワン」とかみても綺麗な人とは思ったけど、そんなに好きではなかった。
それがもう、SWででてくる彼女が壮絶かわいかった。もう壮絶かわいかった。

EP4~6の内容もうろ覚えだったので、初めて見る気持ちでみました。とりあえず3本見終わって、達成感はありありです。
アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワンの関係も、ダース・ベイダーがマスクの下でシュコシュコいってる理由も分かった。
ストームトルーパー(帝国の兵士、白い人)の誕生の秘密も、シスの暗黒卿の正体も、なんか全部判明されて、超すっきりだった。
個人的にはボバ・フェットの幼少時代がとても衝撃的で、はやくオリジナルを確認したくなりました。

全体的にエンタメ部分(ポッドレースや戦闘シーン)が多いのかもしれないけど、物語としても
共和国と通商連合の政治的な部分、アミダラの女王的資質とか、ジェダイ評議会の力関係、ジェダイの師弟関係
そして才能も、潜在能力もあるがゆえ認められないという、若さからくるのアナキンの苦悩など、見応えは十分でした。
往年ファンはこぞって批判したらしいけど、僕的には全然楽しかったです。フォースも十分神秘的だったよ。

ちょっと残念なのはEP1のダース・モール。劇場でみた時は恐怖でしかなかった。ライトセーバーが柄の両方から出るなんて(言い方が難しい)
男子は全員、目をキラキラさせたことでしょう。だからこそもう少し粘って出演してもらいたかった。少しあっけなさ過ぎる。
いやしかし、このスターウォーズサーガ、通しでみるとかなり綿密に作り込まれた物語ということが分かる。
率直な疑問なんだけど、なんでわざわざEP4から作ったの?最初から順番通りやればいいのに。

しかし、忘れかけているとはいえオリジナルをみてるからこそR2D2やC3PO(金ぴか塗装前!)が出てくると、にやっとするし
タトゥイーン星に着くと、オリジナルのルーク・スカイウォーカーがいた星か。となるので、どっちからみたらいいのか分からない。
そしてやっぱりライトセーバーでの戦闘シーンは、何度も見ても男心をくすぐる。CG技術が進んでるから戦闘動作がすごく速くて
もうまばたきできないくらいだった。本当に夢中になって一気に全部みてしまった。またフィギュア収集を始めてしまいそうだ。

本当にどうでもいい所で気になってしまったんだけど。宇宙空間で飛行艇のエンジン音の「ゴゴゴゴゴ、、」とか
被弾の音が「ズガーン」という音が響いてたのはおかしい。音は振動だから真空の状態では伝わらないはずだ。
それを真面目に意見してみたら「だって音がなきゃ映画として淋しいじゃん」と言う人がいた。確かにそれはそうなんだけど。
2001年宇宙の旅のあの静かさはそれだよな。忠実に表現しようという現れでしょう。さすがキューブリック。

パドメ・アミダラ「あなたと再会してから毎日少しずつ死んでいたから」
フィリップ・マーロウ「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」

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The End_1055 三鷹台 / PLAUBEL makina 670

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苦しい眠り
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「そこのみにて光輝く」

「大阪物語」の時に池脇千鶴ファンを公言しましたがぼくですが
この映画やってたのは知ってたんだけど行けなくて、DVD待ちと思ってたらもう出てた。
なので早速みてみた。呉美保という監督の作品。在日韓国、オカンの嫁入りの人。なんか最近よく聞く。
これはみてよかった!

仕事をせずその日暮らしで生活していた達夫は、パチンコ屋で知り合った青年、拓児としりあう。拓児は言動や気性は荒いものの、人なつっこく憎めない存在だった。拓児の家にくるよう誘われ、することがない達夫はいわれるまま向かった。拓児の家はバラック小屋で寝たきりの父親と、その世話をする母親。そして家計を支えるために働きに出る姉の千夏がいた。達夫と千夏は惹かれ合い、お互いを想うようになっていった。しかしある日、達夫は千夏の秘密を知ってしまう。

青山真治の「共喰い」と同じような設定、雰囲気だった。こっちは函館が舞台だけど、なんか西っぽかった。
共喰いで主演だった菅田将暉という男の子が、池脇千鶴の弟役で出てた。
まあチャラチャラしてて、若い頃の何も考えない勢いだけのその日暮らし感が出てて、痛々しくて良い。
この男の子仮面ライダーWの頭良い方やってた人だ。ハンサム路線よりこっちの方が全然良いと思う。

池脇千鶴はやっぱり好きでした、なんか見てるだけでドキドキするし、笑うとなんか嬉しい。笑。
確かに昔より太ったかもしれないけど、僕は細すぎる女性よりこのくらいの方が魅力を感じてしまう。
役的にやさぐれてるし、あまり本心を見せない雰囲気や言い回しが多いので、しかめっ面のことがとても多い。
でもたまにニコっと笑うんだよ。その度にほんとドキッとする。ツンデレだ。

綾野剛って「横道世之介」にちょっとだけ出てたくらいで、あんまり知らない。だけどなんか良かった。
演技もうまいと思ったし、風体や姿勢がなんかかっこよかった。
とりあえず僕も吊り目なので、襟足廻りをカットして、口ヒゲはやしたらこんな感じになるかなと思った。
なので早速やってみたら、全然違かった。基本がなってないんだと思います。

えーと物語の話、

仕事中に起こった事故がトラウマになり社会復帰できないでいる達夫。いきなりパチンコ屋で知り合った男の家についていく。
その辺がその日暮らし感があって好きだった。実際にはあり得ないんだけど。。あるのかな?
そこで出会ったやさぐれた女性、その時ふたりは言葉なしに惹かれ合っていた。でもそこに恋のようなものはあったのかな。
物語が進むにつれてわかるけど、負と負が惹かれ合った風にみえた。だからこそとても不安定だったけど、一瞬で光輝いていた。

こんな僕が語るのはどうかと思いますが、人間の弱いところや、暗い所でつながる絆って強い気がする。
5月の爽やかな風のように、どこまでも健全に楽しく、みんなニコニコ仲良しです。ってのほど嘘くさいことはないと思う。
そうゆうのどうしてもうわべの関係に見えてしまうのだ。またはお金の臭いを感じてしまう。という僕はひねくれすぎかな。。
さらけ出しましょう!という訳ではない。それやるといろいろ問題が増えるだろうし。だけど自然に暗い所で共感したものは強い気がします。

社会的なヒエラルキーの底、悪循環、ラットスパイラル。桐野夏生の「デンデラ」を思い出した。
どうしようもない、どうすればいいかわからない達夫の淋しさに僕は痛いほど共感した。その淋しさを埋めることを女性に求めてるのも。
社会的孤独、日常的孤独、非生産的な毎日、どうせ僕なんて誰にも共感されない的被害妄想、そして来る日没、やさぐれナイト。
今はだいぶましになったけど、昔は僕もこうだったなーと思ってみてた。仕事はしてたけど。

ぼくはあの時なにが欲しかったんだろう。と考えることがある。
それは今でもあまり変わらないけど、たぶん僕は誰かに「大丈夫だよ」といわれたいだけなのかもしれない。
孤独というのは、物を生み出すうえですごく必要なものだと思っている。だけどやっぱり不安にもなるし、迷いもする。
そんな時にそうゆう言葉が欲しかったんだと思う。男って本当に弱いよな、、僕だけかもしれないけど。

しかしみんなタバコ吸いすぎ、酒飲みすぎ。仁義なき戦いバリに喫煙&飲酒しています。
酩酊して夜露に濡れた暗い道を、千鳥足で歩く。煙草吸いながらフガフガ帰る。
僕にもそんな風だったな、もう遠い昔のことのように感じる。どっちが良かった?と聞かれると、どっちも良かった。
もう酒も煙草も必要ない人間になったけど、懐かしむ気持ちはある。でも懐かしむだけでいい。それが歳をとった証拠かも。

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The End_1054 目黒 / Nikon F3

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めいめい恐山
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The End_1053 油面公園 / PLAUBEL makina 670

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笑顔の裏に
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「三谷幸喜 / ステキな金縛り」

三谷幸喜映画はわりと全般的に好きなんですが、これ見てなかったので押さえておこうと思って。
「清洲会議」と迷ったけど、新作という壁に屈しました。こうゆう所すごく貧乏性。
結果、すごく、ものすごく面白かったです。今までの三谷映画ではトップクラスで好きな方に入ります。
「ラヂオの時間」も「みんなの家」も好きだったけど、越えたかもしれん。また好きな映画増えた。

失敗ばかりの新人弁護士エミは、最後のチャンスとしてある殺人事件を担当することになる。被告は犯行がおこったその時刻「金縛り」にあって動けないでいた。それではアリバイとして認められず、身の潔白を明らかにできないでいた、エミはそのアリバイを実証するために被告人が金縛りに合った、山奥の旅館「しかばね荘」にいってみることにした。帰りのバスに間に合わず、宿泊することになったエミは、その晩金縛りに合い、自分の上に乗っかる落ち武者の幽霊、更科六兵衛と出会う。エミは被告の潔白を証明するために、六兵衛に法廷で証言してもらおうとするが、六兵衛は全員に見える存在ではないというのが問題になった。

いやあ、これは面白かった。完全コメディ(ファンタジー?)で、三谷幸喜感はありありなんだけど、とにかくおもしろい。
ぼくは深津絵里、好きです。なにが良いって笑った顔がかわいいから。女性の笑顔は世界を救うのです。
検察官は中井貴一で、やや嫌な奴なんだけど、実は結構気さくな人で、そのギャップが微笑ましい。
特に「異議あり」というセリフのタイミングがすごくうまくて、いちいち笑っちゃう。

というか、この映画に出てる俳優は、全員キャラが濃くていい。
西田敏行、阿部寛、浅野忠信、小日向文世、戸田恵子、生瀬勝久とか。
豪華かつ実力派揃い。三谷映画の特徴か、、他にもちょいちょい大物が出てるのもおもろい。
そうそう被告役はKANで、これがかなり好きでした。もっと俳優やればいいのに。

物語は「法廷で幽霊に証言してもらう」というありえないものですが
全員には見えないその存在にどうやって証言させるか、その方法とかバカバカしくて笑っちゃう。
しかもそれで廻りの人も妙に納得しちゃってる様がまた面白い。そうゆう空気感うまいよなー。
そもそも落ち武者が証言するっていうアイディアからおもろい。気軽に決めてそうだけど。。そうだ落ち武者にしよ!って、笑。

でもこの映画は「姿見えない、声聞こえない幽霊の発言をどう立証するか」というものだけではない。
その他の所もちゃんと建設的な設定があって、敵じゃないんだけど、敵っぽい検察官の関係も見所で
段々心開いてくる様がとても良い。完全悪ではなくちゃんと仁義があるのがいいです。
そして飼い犬の件、レストランのシーンあれはもう笑っちゃって、何回も巻き戻してしまった。

浅野忠信演じる歴史学者も良かった。歴史に対する熱い思い、僕ああゆうの好きだ。
そして深津絵里と父親の関係。泣くレベルではないにしても、ほっこりする。
いろんな意味で総合的に水準が高い、でもコメディ。という感じがすごく楽ちんでいいと思います。
なによりも見終わった後に「はーおもしろかった」と独りごちた。という事実だけで十分かもしれない。

とにかくこれはオススメの映画。もう一度見てもいいなってぜんぜん思う。
みんなでワイワイみるのもいいかもしれない。年末だし、うちの事務所でみんなで、、とかどうでしょう。

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The End_1052 井の頭自然文化園 / PLAUBEL makina 670

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想像力の問題です
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「二流小説家」

なんとなく気になる映画がなくて、全然知らないのでもみるかと物色してたら。
海外版「このミステリーがすごい!」で1位だったかな?そんなPOPが貼られてて
海外でそんな賞取ったのに日本で映画化すんのか。。とすこし不思議になって手に取ってみた。
本当に深い意味なく借りてみた。しかし!こ、こ、これは、最高につまらなかった!

売れない小説家、赤羽一兵はある日突然、死刑囚の呉井大悟から告白本の執筆を依頼された。迷った赤羽だったが、日の目を見ずゴーストライターとして官能小説などを書いている自分から、逸脱したい気持ちでその話に飛びついた。面会にいくと呉井は、彼自身と彼を崇拝する信者との官能小説を書いて欲しいと頼んできた。その為にはその信者の元へ行き、取材をしてから執筆して欲しいという依頼だった。その対価として連続殺人事件の真相を話すと呉井はいった。赤羽は腑に落ちない所があったが、承諾し3人の女性を取材することにした。

死刑囚に指名されて、自分のことを小説にしてくれ、その代わり真相を教えてやる。。
ってアラン・パーカーの「ライフ・オブ・デビッドゲイル」っぽいな
あの映画は本当に面白かったイメージで、面白いというか、重いというか印象深い。
アラン・パーカー。大好きな監督の一人ですが、もう新作撮らないのかな。

主演の上川隆也という人はなんか地味な感じで好きだった。正体不明人物に急襲されるシーンは、危機感ゼロだったけど。
武田真治の演技がすごく嫌だった。狂ったサイコ野郎を演じてるんだけど、なんか気持ち悪いだけだった。
あと片瀬那奈という女の子が、設定はあくまでも一般人なのに、急にいなくなったと思ったら
車ぶっ飛ばして運転してきて、赤羽さんの前でドリフトで停まるという荒技をこなしていた。超不自然、笑。

煮え切らないキャラの赤羽さんですが、後半いきなり神がかった推理をしだす。その内容は。。
「この写真、なんとタングステンフィルムを使ってるんです!」とか超専門的なこといいだす。
そこまで赤羽さんは写真に詳しい的な説明がなかったから、写真に対する知識は専門家レベルではないはず。
なのに写真見てフィルムの種類を言い当てるという偉業を達成する。しかしそのトリックで誰が納得するのか疑問だ。

それでも話は粛々と進み「大体この人が犯人だろうな、、」って人が出てくる。
そしてその人が犯人というオチ。どんでん返したいけど、どんでん返し切れずなんか時間ないから終わり。
という感じでした。みてる僕は、予想着いた犯人を大々的に発表されて「お、おぉ…」と悲しい感じでした。
2時間の時間内に、サスペンスドラマ的な要素を全部入れ込みました!感がありありでした。

年の瀬なのでこんな感じのことをかいてしまいますが、もしかしたらこの映画。。
ことし一番つまらない映画候補かもしれない!

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The End_1051 西新宿 / Nikon F3

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物置きの冒険
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「大林宣彦 / この空の花 長岡花火物語」

これはみる人をとても選ぶ映画だと思います。苦手な人はちんぷんかんぷんで、いらつきそう。
僕は大丈夫、というかとても良かったです。今までの大林宣彦監督の映画とはまったく違う映画でした。
戦争といえば、広島、長崎、沖縄などが上げられるけど、長岡にも戦争の爪痕は大きかったことを知った。
そして戦争体験者がいなくなった後、語り継ぐ役目は僕らにあるんだという、学生時代から僕らがいっていたことを思い出した。

新潟県長岡市の教師である片山は、生徒が作った「まだ戦争には間に合う」という演劇舞台と長岡の花火大会をみてほしいと、昔の恋人で地方記者の玲子に手紙を送った。天草市に住んでいた玲子は、その機会を使い東日本大震災の被災者を受け入れた、同長岡市の様子もみてまわることにした。取材中、様々な人に出会い、話を聞きまわる中で不思議な体験をする玲子。それは戦争時の空襲や、新潟県中越地震などの震災から立ち直ってきた人々と、長岡の歴史とが関わっていることに気付いた。そしてやがて玲子の旅は現在だけではなく、過去や未来も入り乱れた、時間を越えたものになっていく。

これは映画ではなく、ドキュメンタリーかもしれない。
でもそこは大林臭がすごくしてて、タイムリープ的なSF感と、はめ込み合成なのかな?あの不思議な距離感が異色です。
長岡市のPR的なものもあったみたいで、所々大人の理由的なものがみえた。戦争や震災とは関係ない部分とか。
でもみてる僕は長岡にも行きたくなったので、してやったりかもしれない。ついでに言うと天草にも行きたくなった。

ネタバレにもならないと思うので、かいちゃうと、SFなのでいきなり山下清が登場したりする。
もちろん回想とかじゃなくリアルに。あの有名な「長岡花火大会」の切り絵とかが出てくる。ぼくあんまり知らないんだけどね。
「みんなが爆弾なんかつくらないできれいな花火ばかりをつくっていたらきっと戦争なんか起きなかったんだな」というセリフ
この物語の中で聞くとグッときた。もちろん俳優さんは、たまのドラマー、笑。

玲子は取材中様々な写真を見る。それは戦争で苦しんでいる人や、出征した人たち、里の子どもたちの写真。
この物語は時間を越えたSF要素があるので、その人たちも実際に出てくるんだけど、それはあくまでも物語。
現実社会において、写真を撮る、写真を残すというくことは、歴史を作るのとおなじに見えた。
教科書に載るような歴史ではないにしても、もっとマクロな世界にもひとつひとつ歴史があるんだなって。

中越地震の存在って、同じ日本で起きた震災なのに、神戸の震災と東日本の震災に挟まれて影が薄くなっている気がする。
それこそ死んだ人数や壊れた家屋数でメディア的な判断されてるような気がする。だけど僕だってその震災のことをを忘れてた一人。
こうやって映画を通して知った事だけど、忘れる前に、知らなかったいろんなことがすごく多くて、勉強不足だなと本当に思う。
そして同じくらい思うのは、新聞やニュースは派手なタイトルや見出しだけで、まったくリアルじゃないということ。

以下劇中で演じる舞台「まだ戦争には間に合う」から引用ー

かつて戦争がありました。かつて地震がありました。
かつて沢山の人が死んで、沢山の悲しみが宙ぶらりんになりました。
ふるさとには行き場のない悲しみが転がり、川にはやるせない思いがとけこみました。
それでもふるさとは元に戻り、川は今日も流れています。
それは希望、人の勇気、その人がたちが胸にきざんだ体験を、私たちは痛みを持って知りました。
だから私たちは、別な誰かにそのことを伝えます。まっすぐに、祈りをこめて。
花火がこんなにきれいなのは、夜が暗いから。
花火が消えた後の夜には、心の明かりがともる。
神様はきっときっと、これくらいの明るさで暮らしなさいと、私たちに伝えてる。明るすぎる夜は心を壊すから。
忘れないで欲しい、私たちはあなたを想っている。
忘れないで欲しい、私の隣にあなたはいる。あなたの隣に私はいる。
この空に花を、この空に花を、みんなで一緒に、この空に花を咲かせましょう。この空に花を咲かせましょう。

ここまでの長い物語をみていると、この中学校で教わるような、きれい事ともとれる言葉が
それはもう、ものすごく心に響いて、僕はやっぱり泣いてしまった。

凡庸なことをいいます。戦争体験者がいなくなったあとの僕らは、かつて戦争があったことをどこまで伝えていけるんだろうか。
どこまで風化させずにリアルに寓話にならないように伝えていけるんだろうか。それはもしかしたら完全には無理かもしれない。
どうしても「昔起こったこと」ということになってしまう。時間が経てば経つほど。そして僕らはそれを体験していないんだから。
これは個人のことではなく、全体の問題になっていくんでしょう。だからこそ個人が考えるべきことなんでしょう。

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The End_1050 井の頭自然文化園 / Nikon F3

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