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ロケットエンジニアの悩み
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「12人の怒れる男」

1957年の映画。タイトル通り12人の男が怒ってる話。最初から最後まで一室でのシーンが続く密室劇。
ウディ・アレンのおとなのけんかみたいだったな。あれもみんな怒ってたな。

ニューヨークの法廷で殺人事件の裁判が行われていた。被告は18歳の少年で、ナイフで父親を殺した容疑だった。12人の陪審員が選定されていて、評決を求められていた。第一回の評決は11人が有罪。しかし1人だけが無罪を主張した。しかし判決は全員一致のものでなければならなかった。無罪を主張した男は不幸な身の上の少年に同情し、証拠を整理し、検察の主張で不自然な箇所を主張しだす。第二回の評決は10対2になっていた。

これすんごく面白かった。本当にシンプルな映画だけど、じわじわと物事が変化してって
小出し感が気持ち良くて、いつのまにかのめり込んでいっちゃった。
僕もその場所に居て議論に参加しているかのような感覚。傍観者だけど。
論理的な意見の応酬が延々と続くので、感覚で映画を観る人は苦手かもだけど、僕は好きでした。

今年の夏一番の暑さ。そして部屋についてある扇風機は壊れていて、外は雨が降り出し湿度が増す一方。
みんながどこかイライラしてて、早くこの問題を片づけて早く帰りたそうな雰囲気。投げやりな感じ。
だけど無罪を主張した一人の男によって議論が始まる。もしこの男が居なかったら。。と思うと。ね。
現在、日本でも裁判員制度はあるわけで決して人ごとではない話。人が人を裁く責任を考えさせられる映画でした。

しかし被告の無罪と有罪(=即死刑)ってのを陪審員10名に委ねるって本当なの?
そうゆう意味で少しリアリティに欠ける部分もあったけど、半世紀以上むかしの映画って事でカバーできる範囲です。
リメイクしてるらしいのでそっちも観てみたいのと、三谷幸喜が「12人の優しい日本人」というのを撮ってるらしいので
そっちも観てみたい。それじゃなくとも最近邦画熱がジワジワと来てるので!

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The End_806 天満天神社 / pentax 645

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我々は確かに存在したのだ。
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「ラスト・モヒカン」

ほんでまたマイケル・マン監督作品。毎回言ってるけど、本当に本当にこの人の映画のラスト30分は釘付けになる。
この作品も同じだった。相変わらずのラストに向かうテンポアップ。
1700年後半のアメリカ開拓時代だからLAのハイウェイや夜景は出てこなかったけど。
代わりに戦争の砲撃が夜景代わりになっててすごく綺麗だった。不謹慎な話ですが。

1757年、独立前夜のアメリカ東部。イギリス軍を率いる父を持つ姉妹、コーラとアリスは父に会いに行くためフランス軍との植民地争いをしている最前線に向かう。その途中、護衛を任されていたインディアンでヒューロン族のマグアが裏切り、奇襲を受ける。大佐の娘、コーラとアリスにも銃口が向けられるが、モヒカン族の酋長と2人の息子が現れ、彼女たちを救った。息子の一人ホークアイはイギリス人開拓者の孤児だった。

あらすじとタイトルだけ聞くとなんか戦争映画っぽいのかと思ったけど、すげえ恋愛映画だった。
一応アメリカ開拓時代のインディアンが生き残るかどうかな話なんだけど、すげえ恋愛映画だった。
時代が時代なだけで、すごくストレートな恋愛映画だと思います。
俺、おまえ好き、だから守る、捕らわれたら助ける、インディアン、俺。的な。言葉にはしてなかったけど。

植民地開拓時代と勝手に攻め込まれ、人の土地で戦争始めたあげく
地元のインディアンを強制的に兵にして、バンバン戦争してるイギリス軍とフランス軍に嫌悪感を抱いた。
でもそんな理不尽な事なのに広い視野で時代の変化ととり、復讐心に燃えるのではなく自尊心に溢れた言葉を言う
モヒカン族の酋長はすげえかっこよかった。

以下引用ー
フロンティアという夢や希望に満ちあふれた言葉の影に
迫害や差別を受けながら理不尽に無慈悲に滅んでいった種族があると言うこと。
そしてインディアン全てが滅んで白い人間の時代になっても同じだ。
一部の者は成功しほとんどの者は苦労し死んで行く。しかし我々は確かに存在したのだ。

「村上春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に繋がるような事を言ってる。
はやく感想かかないと!

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妹のアリス役、‪ジョディ・メイ‬という女優さん。べらかわいかった。
毎回思うんだけどマイケル・マンの映画は、背景のボケが丸でも絞り羽の形でもなくて
なんか縦長の楕円になってるんだよな。あれすげえ綺麗。あれなんなんだろう。
すごい良い印象なんだけど、ちょっとマイケル・マンはお休みにしよう!

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The End_805 武蔵小杉 / Pentax 645

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彼女はいつも静かな雨の降る夜にやってくる
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「ヒート」

マイケル・マンだから観るべ、と思って借りたらロバート・デ・ニーロ繋がりでした。
こうゆう偶然ってたまにある。適当に借りたら三本とも同じ人が出てたりとか。

大胆で緻密な犯行で、大きな仕事ばかりを狙うプロの犯罪者集団。リーダーのニールは装甲輸送車を襲い有価証券を奪ったが、その時に新顔のウェイングローが警備員の一人を射殺してしまう。ニールはとっさの判断で口封じのため残りの二人の警備員も射殺する。連絡を受けたLA市警強盗・殺人課のヴィンセント・ハナが指揮に当たりニールを捉えようとする。しかしニールもかなりの切れ者で、お互いに牽制しあいながらもお互いが存在を感じ合い、だんだんと距離を近づけていく。二人だけの話ではなく、裏社会を牛耳る黒幕の存在や、裏切り者の行動。そしてニールの愛した女、離婚歴2回のハナと3人目の妻との関係など、もうお腹いっぱい!

「コラテラル」の時にもかいたけど、この映画もLAを舞台にハイウェイや夜景とか、すごく印象的な絵を撮る。
そしてやっぱりLAを卑下するセリフがよく出てくる。「こんな街はやく出たい」的な。それと南の島への想いとか。
率直な感想は、警察とマフィアどっちが悪者なのか分からん。それは日本でもか、チンピラみたいな警察の人いるもんな。
しかしハナ役のアル・パチーノは町中でマシンガンを乱射する。「正気の沙汰じゃない」という言葉がぴったりでした。

正義側でも悪役側でも、プライベートでは愛した女性がいて、愛してくれる人がいる。
でも生活や現実は厳しく、現実逃避したいけど出来ない感じがいろいろ表現されてた。
この映画自体「男の生き様」的なコンセプトで観られてそうな感じだったけど、
僕はそっちより現実に葛藤している、けど立場が違う二人。的な方に魅力を感じた。アル・パチーノは声も好き。

マイケル・マン監督作品は「コラテラル」とこの「ヒート」しか観てないけどいろいろ共通点は多いみたい。
特に最後の30分の緊迫感はどちらもすごい。一秒たりとも目を離せないで、手に汗握る感じですごい。
どんどんテンポアップしていくし、最後の最後までどう終わるのかが予想できなくて、ハラハラでした。
そして終わり方も潔くて良い。本当にポッカーン感と脱力感でしばらく動けなかった。

しかし苦手系だと思ってたこうゆうギャング映画も意外といけるな。
マイケル・マンだからなのかな。わからんからもう少し掘ってみるつもり。

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The End_804 渋谷 / Nikon D600

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スケボーとカビの話
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「ディア・ハンター」

全部で三時間越えの大作なんだけど。前半がすげえ長げえ。ワンシーンが必要以上に長い。
ベトナム戦争に徴兵される仲間の送迎会が、踊って歌って飲んでるシーンがえんえんと続く。
なんか意味あるんだべ、と思ってみてたけど特にな感じ。レビューみるとみんなやっぱ長いと感じていたみたい。
あのシーンの無意味に長い事がこの映画の本意なのだという意見もあったけど、僕にはそんな難しことは分からない。

地元の悪ガキグループは製鉄所に勤め、休日には山に鹿狩りに行く若者たちだった。
戦地に行く前に遊べるだけ遊んでやろうという空気で、アメリカングラフィティっぽい感じもあった。
だけどあんなに都会じゃなくて、ペンシルバニア州クレイトンという町が舞台。
すごく雄大な大自然も描かれてて、この映画はなんか何が言いたいんだかよく分からなかった。

だけど中盤、舞台が戦地になるとガラッと物語が変わる。
戦地に行った三人は偶然にも再会するがベトコンの捕虜になってしまう。
ベトコンはアメリカ兵を捕まえてロシアンルーレットのギャンブルに興じている。
死ぬまで続くその遊びを前にした彼らは、極限の精神状態の中脱出を企てる。

ここまで描いてもまだまだ物語のさわり程度。この後ベトナムで起きた事。
そしてクレイトンに戻ってきてからのこと。生き別れた仲間と残されたクレイトンの人々。
なんかすげえ良い映画でした。すごく印象深い。たぶん10年後も忘れない映画だ。友達って大切にしないといけないね。
ディア・ハンターって言うから「親愛なる狩人」かと思ったら「Deer = 鹿」なのね。その辺も意味深だ。

ベトナム戦争の映画を観ると、いつもアラン・パーカーのBirdyを思い出す。戦争で精神を病んだ人の話だけど
今回みたこの映画には「そら精神崩壊するわ」と納得してしまうくらいベトナム戦争の酷さが描かれていた。
戦争に加えてロシアンルーレットだもん。ちょっと生々しすぎて直視できないシーンも多かった。
でもこの映画が言いたいことは戦争の酷さでも、青春でもない。観てみて下さい、送迎会の長さの意見も聞きたい。

しかしデニーロってキューバ顔ね。ベレー帽かぶるといきなりカストロになる。
友達に向かって「I Love You」と言いながらロシアンルーレットをするシーンがすごく印象的。
ロバート・デ・ニーロなのね。ロバート・デニーロだと思ってた。そのくらい詳しくないのだ。
でもこの映画観てすごく演技が好きだった。大物つかまえて何を今更と言われそうですが、いいのです。



出征前に酒飲みながらビリヤードをしている彼らが、この歌を大合唱する。
好きなシーンだった。

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The End_803 渋谷 / Nikon D600

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ラスヴェガス万歳!
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「二十日鼠と人間」

1930年代、大恐慌時代のカリフォルニア。頭が良く物知りのジョージと、巨漢だが子ども並みの知性しか持っていないレニー。彼らは仕事を求め農場から農場へ渡り歩く日々を送っていた。次の仕事先であるタイラー牧場では
従業員は安い賃金でこき使われる毎日に加え、横柄な牧場主とその息子の陰湿ないじめがあった。しかし時代は大恐慌時代、仕事にあぶれる事は死ぬ事とあまり変わらない時代だった。

スタインベック原作。マルコビッチの熱演が光る映画。ラスト見終わってぽっかーん系だった。
デッドマン・ウォーキング、ダンサー・イン・ザ・ダークに匹敵するかもしれない、ぽっかーん系。
ジョージとレニーはお金を貯めて自分たちの牧場を経営するという夢があった。
ある事がきっかけでその夢は実現に近づくんだけど、後半急展開してあれよあれよと物事が大きくなる。

従業員は働いても働いてもお金にならない。うるおうのは経営者だけ。
だけどコツコツとお金を貯めて潤う側に立とうとするジョージ。蟹工船みたいな話だ。
同じ従業員のおじいさんが飼っていた老犬の死。その伏線がラストに集結してくるのは脱帽でした。
その時の表情も、、ああもう言えない。観てみてください。

レニー役のゲイリー・シニーズって人。知らなかったんだけど、えらい男前。
調べてみたらフォレスト・ガンプに出てた人だ。クールなナイスガイなんだけど、笑うとかわいい。こらもてるわ。
ジョン・マルコビッチもあんまり詳しくないです。それこそマルコビッチの穴くらいしか知らない。しかも観ていない。
ちょっと面白そうな人っぽいので掘ってみようかな。

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The End_802 林試の森 / Nikon D600

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沼の底のような静けさ。悪い物じゃないけど少し恐いよ。
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「異人たちとの夏」

久しぶりの邦画。夏にぴったりな作品だと聞いたので。

40歳のシナリオライター英雄は妻子と涌かれマンションで一人暮らしをしていた。そのマンションはオフィスが多く入る物件で、夜になるとほとんど人気がなくなる。外から眺めると自分の部屋と、もう一つ明りが点る部屋以外は真っ暗だった。ある日仕事で近くまで行ったことをきっかけに、幼少時代に育った浅草を訪れる。英雄は懐かしい気持ちで町を散策するが、英雄が12歳の時に事故で他界した父親と再会してしまう。父親に連れられて向かう先には、母親も当時と同じ容姿で浅草に住んでいた。英雄は嬉しくなり浅草に毎日通うようになる。

これはSFなんかな。ファンタジーか?シナリオライターとして成功した裏で、孤独を感じて生きてきた男。
強がってはいるけどやっぱりどこか寂しそうな表情を多々見せる。
どんな仕組みかはわからんが、両親と再会し、童心に戻った時はすごく嬉しそうな顔だった。
やっぱり子ども時代受ける影響って大きかったでしょう。

母親役の秋吉久美子が色っぽすぎて、子どもに対する愛情というより、異性として見てしまい少し気持ち悪かった。
ラストについて異論は多いみたいですが、僕はあれはあれであの時代っぽくていいんじゃないかと思いました。
映画の最後の最後はホッコリ、寂しく、やるせなく、終われた。ビールってこうゆう時に飲む為にあったんだな。
僕にもいつか来るであろうあの瞬間。彼は「ありがとう、どうもありがとう」と言ってた。僕はなんて言うんだろう。

僕が昔まだ小学生だった頃「水の旅人」という映画をお兄ちゃんと二人でみに行った。川崎のチネチッタ。
子どもだけで映画を観に行った初めての記憶。内容はなんか一寸法師みたいなのが水の大切さを訴えていた気がする。
それが大林宣彦作品だった、もちろん後で知った事です。大林宣彦といえば尾道三部作。実を言うと観たことがない。
第二部の「時かけ」もオリジナルは観ていない。原田知世ファンなのに申し訳ありません。これを機会に観てみよう。

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The End_801 渋谷 / Nikon D600

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正しい言葉はなぜかいつも遅れてあとからやってくる。
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「ヴィム・ベンダース / 都会のアリス」

ヴィム・ベンダース作品、初期ロードムービー三部作の第一作。
この作品から「まわり道」「さすらい」と続くんだけど、これだけ観たことなかった。
順番がバラバラだけど、別にいいのだ!

ポラロイドカメラで風景を撮り続ける男、フィリップはドイツの出版社と契約しているライター。ある旅行記が書けないままひと月が経ち、ドイツに帰国しようとするが空港である少女と出会う。少女の名はアリスといい、母は飛行機が欠航したことを理由に、一日だけアリスを預かって欲しいと頼んでくる。しぶしぶ快諾したフィリップは翌日待ち合わせの場所にアリスを連れていくが、リザは現れなかった。

そんな理由で娘を預ける母親もどうかしてるけど、受けるフィリップもどうかしている。
時代なのか?いやいや、どうかしてるよ。その後旅はアムステルダムからミュンヘンに向かう。
1972年の作品で、モノクロームの映像は古いけど暖かみがあって違和感なく見れる。
ヴィムだから?それはさすがに先入観だとは思うけど。

アリス役のイェラ・ロットレンダーがすごくすごくキュートな女の子。
9歳の設定だったけど、ブーツカットのデニムにチューインガムをくちゃくちゃ噛む仕草がクソ生意気。
でもやっぱりお母さんに会いたくて泣いちゃう所とかめちゃキュート。
マイ・ガールのベーダみたいだ。アンナ・クラムスキーだっけ?あの子も可愛かったな。クチビルおばけ。

「まわり道」でナスターシャ・キンスキーが出てきて「ヴィム作品に出てくる女優」は持ってかれたけど
当時この子がもう少し歳をとっていたら、パリテキサスのお母さん役はこの子だった、とかはどうでしょう。
ナスターシャ・キンスキーは誰もが恋する女優さんだけど、今ではいささか有名すぎるもんなあ。
イェラ・ロットレンダー。その後目立った役はやってないみたいだけど今はどうなってるんでしょう。

映画の内容ふれてない!物語の主軸は、自分を見失った男と、小さな少女と旅をして自分を取り戻す物語。
でも陰に、ドイツ人がアメリカに対する嫉妬が表現されていると思う。
アメリカを旅して悪態をつく男。でもジョン・フォードを崇拝していたり、憧れと妬みが混ざっている感じ。
ちょうどそうゆう気持ちって日本人がアメリカに思う気持ちに近いかもしれない。そんなにドイツに詳しくないけど。

でもフォルックス・ワーゲンは好きだし、ビールもウインナーも(ソーセージだっけ?)大好きだ。
ライカも憧れだし、カールツァイスも使ってるし、BOSCHも好きだし、ケルヒャーだって以外と好きだ。
筆記用具はステッドラーでロットリングも使ってるし。ワーグナーはあんまり知らんけど、ベートーヴェンは大好き。
グリム童話と、あとヘルマン・ヘッセか。。あとドイツと言えばなんだ?もう分からん。

以下引用ー

ニューヨークを一歩出ればどこも変わらない
物事が変化するなんて思えなくなる
自分さえ消える
まるで自分が他人みたいなんだ
引き返そうと時々考えるんだ
なのに先へと進んでいた
昼はくだらないラジオ
夜は非人間的なテレビを見た
見るもの聞くものが
ただ通り過ぎた

昔と同じだわ
旅行するまでもないでしょ
自分を失ったら見るもの聞くものすべて
通り過ぎるのよ
だから自分が存在する証拠が欲しいの
あなたは自分の体験を
特別だと思っているの
だから写真に撮るのよ
自分が見たという証拠に
でもそれは独り言よ
本当は自分自身に向かって言い聞かせてるだけだから

みんな少しずつ、どうかしてるんだよ。

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The End_800 恵比寿 / Nikon D600

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ドラクエでいうレベル上げですよ
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「オクトーバー・スカイ」

実話をもとにした物語。すごく良い意味で軽くて、良い話で、スッキリホッコリした。

1957年、ソ連が人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。それは冷戦まっただ中のアメリカ国民には、衝撃的なニュースだった。ウェストバージニアの炭鉱町も例外ではなく、皆が肩を落としながら夜空を横切るスプートニクを眺めていた。その中に居た高校生のホーマーは、炭鉱の責任者を父に持ち、兄はアメフトの有名選手。まわりから色眼鏡で自分を見られるという事に嫌悪感を抱いて生きていた。しかしスプートニクを見て彼はロケットを作り打ち上げるという決心をする。それから廻りの冷徹な視線のなか仲間を募り、少ないながらも協力してくれる人たち共に、試作機製作と打ち上げ実験を繰り返す。

スタンド・バイ・ミーと、ウォーター・ボーイズと、アポロ13と、なんかもういっぱい混ざってた!
でもぜんぜん陳腐な物ではなく、映画としてすごくおもしろかった。わくわくしたし親身に彼らを応援できた。
特に、ホーマーに炭鉱の仕事を継いで欲しいと思っている父親との確執めいた物は、なんか自分の事のようで。
僕らの七日間戦争的な大人や、理不尽な社会を打ちのめす爽快感もあり、苦難あり、恋あり、もういっぱい!

結果がでない頃、皆は冷ややかな感じだったが、そんなホーマーをずっと励まして応援してくれた女教師がいた。
この人が落ち込んでるホーマーに対しある言葉伝える。その言葉は彼にとって人生を変える一言になる。
子どもにとって先生じゃなくても目上の人の意見ってすごく重要。僕も昔先生に言われた一言は今でも覚えている。
僕に子どもは居ないけど、廻りにいる子どもに対してこうゆう言葉を与えられる大人になりたい。憧れは人を育てるのだ。

音楽は「アメリカン・グラフィティ」を観てるかのような50年代のベタなヒルビリーやロック。
ちょっとベタすぎて恥ずかしさもあるけど、もともとこの時代のアメリカ音楽は好きなのでよしとする。
エンドロールの使い方も全然新しくないし、こんなのFF8でもあったわ!とツッコミながらも号泣してしまった。
見終わった後にホッコリ&切なさ残るのは実話だからかしら。しかもじわじわくるのがまた良い。

日本でもこないだ衛生ブームあったよな。はやぶさだっけか。
あの頃みんなこぞって映画にしてたけど、あれなんだったんだろう。笑。
そして今でははやぶさの存在なんてみんな忘れている。映画観てみようか、、観ないな。
スプートニクやボイジャーとかは今でも知っている。はやぶさとの違いはなんでしょう。

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The End_799 中山 / Nikon D600

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あるいは僕の分身の事
FBでちょいちょい発してたんだけど、結局仕事は長引いてしまい。
そのうえ新しい仕事(それも急ぎ)も来てしまって半ば諦め気味です。
今年のお盆はお休みゼロ!前に言ったとおり大型連休になるとなぜか仕事が入る僕ですが
ここまで一日も休めないのは珍しいかも。仕事に恵まれてすごくありがたい事です。南無。

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んでブログもサボり気味になってしまったので簡単に更新します。
「簡単に」というのは訳があって、あんまりコメントする必要のない作品を観たから。
忙しくなる予兆があったのでその前にヒゲ君と映画館に行ってきた。「大友克洋 / SHORT PEACE」
フジ暴も誘ったら来るってゆうし、TREDICIのりょうくんから「遊ぼ」電話も来て、男4人で観に行った。

大友克洋を中心にして、森本晃司やFREEDOMの森田修平など心惹かれる名前がずらり。
期待しない方が無理でしょう!と思っていたけど、期待しすぎだったのかな。。
短編集なので細かい所で良い所もいっぱいありました。だけど僕としては最低ランクになるかも。
まったく心が動かなかった。凪。表現に対する実験的な部分も伝わってきて、なんか興冷めしてしまった。

アニメでCGを駆使し前に出すと、あんなにも劇的で、美しく、最高につまらなくなるんだと痛感した。
古き良きアニメが好きだからという偏見ではなく(それもあるけど)綺麗すぎる。コントラストが高すぎる。
そして物語性が乏しい。それは短編だからという事も大いにあるんだけど、華やかさでごまかされてる気がする。
そしてアニメに被写界深度的な表現をいれる事があまり趣味ではないみたい。それならフルCGアニメを観ます。

大友克洋は大好きで大好きでしょうがない人だ。AKIRAはもちろん童夢もスチームボーイも好きだ。
だけど今回のは本当に僕の心に引っかからなかったです。アイソメ図的な構図や火の表現はすごく鮮明で
アニメとしては新しいし、質が高いんでしょう。でも僕はそんな事をアニメに求めてないんだ。
予告で「アニメを失った大人達へ」と出すならもっと違うものが観たかったと心から思う。

あくまで僕基準の感想で申し訳ありませんが、ディスりから再開する僕のブログです。
夜道に気を付けよっと。

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The End_798 代々木上原 / Nikon D600

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相模湾おめでとう!
前兆はあったけど今年一番!クラスに急な仕事が入って。この2、3日記憶が定かではない。仕事人間として自分を機械化して、仕事以外の思考をすべて切り黙々と作業した。文化的雪かき。締め切りは15日なんだけど、チキン野郎東京選抜メンバーの僕は前倒しで作業を続け、、事務所に2連泊した結果、今朝やっと終着点が見えて一安心しています。後はフィニッシュワークのみ。それ終わってから、このプロジェクトで止まっていた他の仕事をちょいちょいやったら少し休めるかも。その頃にはお盆休みが終わり、また世の中が動き出すんでしょう。またなんやかんややる事があるんだと思う。そして時間は経ち、夏が終わるとあっという間に、もう年末!?となるのを僕は知っている。そうやって仕事だけで日々を消化して行くのは、なんだかなあ。と思うのですがこればっかりはしょうがない。自分の名前で仕事ができているだけましか。事務所を立ち上げてほぼ10年、少しマンネリ感があるのかな。仕事は好きだし、なにか「やる事」がある単純な事や、依頼されて頼りにされるのはすごく嬉しい事で。そして物や空間が完成した時は相変わらずテンション上がるし、もしかしたら人生の中で歓喜と言えるのは、仕事以外に無いんじゃないかと思ってしまうのは言い過ぎなんだろうか。淋しい事なんだろうか。それに加え自分で時間の調整もできて、拘束時間もない。お金の安定は全くないけど、これ以上求めるのも強欲だ。わかってるんだけどなにかマンネリなのだ。なんだろうこの虚脱感は。仕事の緊張感が少し抜けたからかな。それかこの一週間ろくに運動もせず、規則正しい生活からかけ離れていたから少し平静さを失っているのかもしれない。雨の匂いの残る明け方の町を、そんな事を考えながら自転車こいで帰ってきました。とりあえず風呂入って寝る!

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The End_797 開戸 / Nikon D600

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キノコ祭り


最近はずっとこれ繰り返し聴いてる。誰だかは知らん。



声とか曲とかの前に本当にキュートな子だと思う。



マクロな感じですごく美しい。キリンの瞳。



もういっちょ同じ人。好き。



2月に亡くなってた。80歳。

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重いカーテンの夢
こないだこの人と遊びました

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The End_796 代々木上原 / Nikon D600

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ル・マル・デュ・ペイ
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「コラテラル」

トム・クルーズの映画なんてなにぶりに観るんだろう。MI1くらいかも。覚えてない。
レインマンくらいの昔のアレならアレだけど、今のハリウッド丸出し映画は、ね。じゃなんで観たのか。。
最近なぜかよくBUDDHA BRANDを聴いていて(笑)NIPPSがマイケル・マンと言ってたから。
そんでマイケル・マンってあんまり知らないなあ。あ、でもこれ予告観た事あるな。じゃ。という流れです。

マックスはいつかメルセデスをかってリムジン業をやるという夢を持ちながら、ロサンゼルスのタクシードライバーとして働いていた。ある夜、アニーという女性検事を客として乗せ、少しのコミュニケーションがあり、それは新たな出会いを匂わせる雰囲気に満ちていた。連絡先を交換し下ろした矢先、すぐに乗り込んで来た客。そこから彼の運命は怒濤の急展開を見せ、やんややんやと事件に巻き込まれていく。そんな一晩での出来事を語った物語。

トム・クルーズという事でバカにして観てた。でもこれね、すげえ面白かったです。トムが悪役なんです。
最初の30分すぐに物語に入り込んで、途中で飽きも来ないし最後の30分はドキドキしっぱなしでした。
アクションだけではなく、哲学的なセリフが要所で出てくるのと、映像美。深夜のハイウェイと夜景がすごく印象的。
調べたら、マイケル・マンはLAを舞台にするのと、夜景を多用する監督なんだそうな。それがすごく好きでした。

そもそもアクション映画はほとんど観ないんだけど、これは良い具合のアクションで、血もそんなに飛ばないので大丈夫。
アクションよりも、マックスの良い人具合と、巻き込まれ具合と、アンラッキー具合と、絶望感がすごく良い。
伏線の張り方も最後の収束感もすごく良いし、タクシー内でのトムとの会話が哲学的ですごく好き。
FBIの使えなさっぷりにびっくりした後半のクラブのシーンも良かった。マックスのガッカリ顔、笑。

なにが悪なのかを考えさせられる映画。本当に価値観の話をしている映画で、その人が立つ場所によって物事は変わる。
君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい。ボブ・ディランだ。
トムは仕事。マックスはモラル。トムはマックスを助けても悪?悪人なら殺しても善?悪人とは誰が決めるの?
というなんともうまく白黒付けられない事が細かくちりばめられている。いちいち考えてしまったよ。

マイケル・マン。冒頭にタクシーの中でロマンチックになるシーンがある。
それがすごくすごく都会的な雰囲気で、すごくロマンチック。素直にドキドキしてしまった。
すぐに急転してロマンチックとは縁もゆかりもない話になるんだけど、
こうゆうの素直に撮ったら壮大な恋愛映画が撮れそう。演出がうまいという事か。

最後に水を差すようで申し訳ないけど、この映画。トム・クルーズである必要は1ミクロンも無い。
むしろトムじゃない方が良いんじゃないかな。「トム・クルーズが悪役!?」的な売り方ですごく予告してたけど
それが理由で正直観るのをためらってた部分がある。そんな売り方しなくても内容がすごく良いのにな。
トムの名前かりなくても、普通に売れば売れたと思う。それがちと残念でもすごく良い映画。もう一度観たいくらい。

マイケル・マン、掘ってみよう!

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The End_795 多摩川 / Nikon D600

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ムーンブルクの王女
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「嫌われ松子の一生」

けんじくん暗いの好きそうだから観てみるといいよ。と
なんとも素直に受け入れられない感じで勧められたけど、念のため観てみた。
僕は孤独が人間性を育てるんだと思っていた。今でも思っている。
けどこの映画をみて、そうじゃないような気が少しだけしたよ。

その日暮らしで毎日をダラダラ過ごす大学生のアパートに、福岡から突然父親が訪ねてきた。昔、家族の縁を切った53歳になる妹(大学生の叔母)が、河川敷で死体で見つかった。その妹、川尻松子の半生を甥がたどっていく物語。福岡で生まれ、病弱な妹と育った少女時代を経て、松子は中学の教師になった。しかし教え子の一人が窃盗事件を起こし、その罪を庇ったことが原因で退職。その後の松子の人生は実らぬ恋愛を繰り返しながら堕落していく。

「告白」の監督だからなんとなくイメージはできてたけど、PVのような映像の撮りかた。
でもこの作品は、告白ほど嫌悪感は抱かなかったかな。暗い話だけど明るくポップに描写してるからかも。
酷い映画だったけど、観てよかった。冒頭に死体で見つかるので最終的には死ぬんだろうとは思って観てた。
松子の53年の人生は、とことん切なく、不幸の星の元に生まれ、こんな人生に救いはあるのか。と思う。

松子は幼少の頃、病弱な妹ばかりに親の愛情は降り注がれ、自分はほったらかしだった。
その反動から「愛されたい」という欲望が人一倍強くなる。しかし出会う男はしょうもない輩ばかり。
松子は不幸な女になるが、それ以前に色んな人を不幸にしている。それに気付いてないからより不幸になる。
こうゆう人って実際身近に居るような気がする。求めるのなら与えた給え。

でもたぶん誰でも松子になり得る可能性があるし、誰の心の中にも松子が抱く劣等感はあるはず。

いろいろレビューを観ると、すごく評価が分かれる作品なのね。
傑作!この映画を作ってくれてありがとう!的な絶賛な意見もあったけど、僕はそこまでだったかな。
観て良かったけど、終わり方もなんか嫌だった。嫌な終わり方ではなく、嫌悪感を抱いた。
何回も観る映画ではない。でも中谷美紀はすごく好き。顔がタイプって訳じゃないのに好き。

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The End_794 中山 / Nikon D600

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カイゼルヒゲ野郎
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「君に読む物語」

最初に言っちゃうと、この映画すごくすごく良い映画だった。ちゃんとした恋愛映画久しぶりに観た気がする。
タイトル通り物語を読み聞かせる話だけど、その設定からか「フライドグリーントマト」っぽい感じ。
アメリカでも好きな時代の設定で、走ってる車。音楽。レトロな遊園地。ガーデンパーティ。全部ツボでした。
前にも言った事があるけど、もし別の時代に行けるとしたら、僕はこの時代のアメリカに行きたい。

ある療養施設に暮らす女性は、アルツハイマー病で過去の思い出を失ってしまっていた。家族がお見舞いに来ても、他人のように接してしまう。そんな彼女にボランティアで定期的に彼女の元に通う男性が居た。彼は彼女に1940年代、ノースカロライナで生まれたの恋の話を読み聞かせている。会うたびに初めて会うような目で自分の事を見つめるその女性に対し、何度も何度も献身的に同じ話を朗読した。

ライアン・ゴズリングがすごく良い。コッペパンみたいな顔してるのにかっこいい。ちなみに僕同い年。
ノースカロライナの恋の話は、全然性格も合わないでケンカばかりの二人なのに、そこには確かな愛があった。
でもそのケンカはすごい罵り合いで、女の子は「この売春婦の息子がっ!」と叫ぶ。完全にヒステリー。女という暴力。
それでもコッペパンは「わかり合う為には努力が必要で僕はその努力をしたいんだ」と言う。太平洋のような人だ。

そしてまたお互いを求め合う。それはもう揺るぎない愛がなのだ。でもケンカしちゃう。好きだけど嫌い嫌いだけど好き。
なんか男女というのは、あらかじめなにかを奪われている上に成り立っているんだと思ってしまった。欠損。孔埋め。
はじける恋心。ライバルの出現。理不尽な妨害。格差。知らなかった真実。そして未来。と恋愛映画にとって
不可欠な要素のオンパレードです。一つだけ残念なのは、ヒロイン役があんまりタイプではなかった事。

映像はアメリカだけど、大自然どーん。というものではなく、雄々しすぎない自然が良かった。
リバー・ランズ・スルー・イット的なあれか?静かな川をカヌーでくだる時の、トロリとした水の表現。
アヒルだらけの森。クラシックカーで駆け抜ける草原。キラキラした大雨。アメリカ中部の本当に美しい景色。
そして物語もすごくうまくまとまって、ホッコリしました。虚脱感も含めてホッコリしました。良い映画!

以下引用ー
夏の恋はいろいろな理由で終わる
でも1っだけ共通なのはどの恋も流れ星に似ている
天井を熱く燃やし、一瞬永遠が見える
そして次の瞬間燃え尽きる

te793.jpg

The End_793 恵比寿 / Nikon D600

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