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スティービー・ワンダーの腕時計
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「村上春樹 / 使い道のない風景」

夜中、自宅でパソコンをいじくってるとき、何かの気配を感じて本棚に目をやると一冊だけ飛び出てる本があった。
隣の本を出すときに一緒に飛び出てしまったんだろうけど、今まで気づかないで昨晩気づいた。
それが村上春樹の「使いみちのない風景」という本。小説ではないけど、もしかしたら彼の作品の中で一番好きかも。
読み直すと文章もそうだが稲越功一という人の写真がすごく良い。前に見た時はそう思ったかな?写真って不思議。

パクりと言えばパクりなのかもしれないが、僕のブログのサブタイトル「僕のいない風景」です。
それはこの本のタイトルからきている。単純なもじりではなく、ちゃんと意味も含めてる、、んだけどね。
そのくらい好きな本っちゅー事だ。その本が、飛び出てた、本棚から、ある雨の、夜に。
本の内容は著者が「旅」について書いた短い文章が三編。それと写真。それだけだけどすごく好きな本です。

仕事で事務所を構えてからはめっぽう機会は減ってしまったけど、僕も「旅をするくちの人間」だったと思う。
「旅行」じゃなく「旅」この定義については色々ありそうなので、会った時にお菓子でも食べながら話しましょう。
今でも人には旅が必要だと思っている。日常で細かいオンオフはあるけど、大きい意味でのオンオフも必要という事。
そのスイッチは旅というものでしか切り替わらない気がする。他にある?あったらぜひ教えて欲しいな。

旅をすると心をえぐられるような風景に出会うことがある。それはすごく個人的であって、共有なんてできないもの。
さらに刹那的だと思う。だからその一瞬の感情を忘れないように、写真に撮ったり、文章にしたりいろいろするんだろう。
でも、なにをしても、きっとその時の一瞬の感情は永遠に戻ってこないし、二度と感じられるものではない。
、、そう思いつつもどこかその事が寂しかったりする。もちろんできるならば共有もしたいと思った。

それはもしかしたら若さゆえの強欲さだったのかな。なんでもかんでも欲しがっていたのかも。
この本はそんな僕の言葉にしづらい気持ちを、うまく書いてくれている本です。そして、それでいいんだと言ってくれる。
小説家って本当に素晴らしい!そういや前に風景について書いたな。。と思ったら、田口ランディの本を読んだ時だ。
今そうゆう風景に出会ったら、僕はどうゆう風にその景色を受け入れるんだろう。想像するとワクワクする。

なんとなく考えてるんだけど、今年の夏は西へ向かおうと思う。できればひとりで。
観光客がいなさそうな海の近くとか。フィルムのカメラをどれかひとつだけと、文庫本を持っていきたい。
その小説は、できれば儚くて切ない物語が夏っぽくていいんでしょう。今から探さなきゃ。
欲張って色んな場所を巡り、疲れてしまう旅はもうお終いなんだと思う。僕もそんな年齢みたいです。

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The End_766 若林 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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こども、ごとごと。
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すくすくと大きくなってるなあ。
またワイン持って遊びにいきますね。

The End_766 目黒本町 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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道を覚えよう同好会
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「ウディ・アレン / 影と霧」

「君がいた夏」と同じ日に観た映画。偶然どっちにもジョディ・フォスターが出てた。
この人の映画ってあんまり知らない。フィンチャーのパニック・ルームくらいなのに不思議。
ウディ・アレンの映画はわりと好きな方だ。出たがりな監督としても有名な彼ですが
きっとこの人役作りとかしてないんだろうな。と思う。そのままのような人な気がする。

1920年のヨーロッパのとある町。その町では霧の夜になると連続殺人犯が徘徊し、住人は日々恐怖に脅えていた。平凡な会社員のクライマン(ウディ・アレン)は無理矢理に自警団に参加させられ、脅えながらも霧の町に繰り出す。その頃、この町にやってきたサーカスは事件のあおりでさっぱり途絶えた客足に悩んでいた。剣を飲みこむ技をするアーミー(ミア・ファロー)は恋人とケンカしサーカス団を飛び出す。転がり込んだのはこの町の娼館で、お金に目がくらみ彼女も売春してしまう。その後自責の念に苛まれたアーミーとクライマンは霧の町で出会う。

久しぶりにモノクロの映画を観た。そしてこの映画はモノクロの使い方がすごくうまかった。
影と霧という題名からいって暗がりや、妖しい感じは想像出来たけど、それがすごくうまく表現されてた印象。
ホラー的な怖さではなく、あくまでコメディタッチ。その中でいい具合のスリルさがちょうど良かったと思う。
一夜に起こる殺人鬼騒動を色んな人の視点で組み、一つの話に繋がっていく気持ちよさ。アメリカングラフィティみたい。

ウディ・アレン演じるクライマンは神経症気味。彼が演じる役はだいたいがそんな感じか。。
そしていつもどおり豪華な出演者ジョディ・フォスター、マドンナ、マルコビッチとか、いっぱい。
ミア・ファローはウディ・アレンの元奥さん。別れた原因はミアの養女と性的関係になったから。。なんかひどいな。
そこら辺が天才肌と言われるがゆえの変態っぷりなのか「常人離れした変人」いつか言われてみたい。

売春宿の娼婦がいう「長続きするたったひとつの愛の形は、片思いよ!」
なんだってさ!

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The End_764 渋谷 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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光の色
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「君がいた夏」

僕は夏が嫌いだが、この梅雨前の季節になるとなにか心が落ち着かなくなる。
それは子どもの頃の夏の記憶が蘇りそうな、そんな匂いがいぱいだからだと思う。
そうゆう時には、なにか切なくほろ苦い作品を欲するのだ。たとえば瑠璃色の物語とか。
いろいろ調べたりして何冊かの本と、何個かの映画を借りた。その中のひとつ。

うだつのあがらないプロ野球選手が回想する、高校時代のある夏のほろ苦い恋の物語。その日暮らしでクサクサした男に、親戚の女の子がピストル自殺で死んだという連絡が入る。その女の子は自分が小さい頃、好意とも憧れともとれる気持ちを抱いていた女性だった。ある夏休み、家族は全員ででかけてしまい、その女の子とふたりだけで過ごす機会があった。

これ、すごく今の僕が求めていた作品に近かった。 大人びた年上の女性と純情な少年の交流が切なく描かれてて。
そして季節は夏。そしてその憧れの人はもうこの世にいないという事。
大人になった少年は少女の遺灰の処理を任される。「彼ならどうすればいいか分かる」それが彼女の遺言だったから。
でも彼自身にはさっぱり思い浮かばなかった。そして彼は遺灰をもって彼女との思い出の場所をめぐる。。すごく良い!

ただひとつ!ただひとつだけもの申すのならば!ネタバレになってしまうので見る人は読まないで下さい。
青年期にまた二人きりになる時がある。その時彼らは肉体関係を持ってしまうのだ。それだけいらなかったかな。
体を求めた男子、彼女は受け入れる事も可能だった、しかし受け入れなかった。。という方が良かった。 そして別れ。
それが彼女をみた最後の姿、という切なさが個人的には欲しかった。下品な言い方だけど、やっちゃったらダメなのよ。

短パンにデッキシューズ、肩にはニットを羽織る。今そんな人街に多いね。
映画ではそんな風貌に加えて、AORを流しながらピナコラーダを飲んでいた。
海辺のテラスでハンモックに揺られ、読む小説はJ・D・サリンジャーのキャッチャー・イン・ザ・ライ。
そんなステイタスは嫌いじゃない。でもやぱりニットは肩にはかけない。

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The End_763 渋谷 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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ふたつの迷い凧
僕は接客業をしたことがないんです。ほとんどコミュ障に近いので無理だろうけど。。
だから接客する人の気持ちは1ミクロンも分からない。大変なんだろうとは想像できます。
消費者としては気持ち良く買い物できて、気持ち良くお金を払えて、その物を大切にできる。それが一番だけど
店員さんによってはイライラして購買意欲をそがれてしまう事があるのも、まあ、ある。

最近僕はクロスバイクの購入を考えていた。そうゆう自転車を買うのは初めてだ。ずぶの素人だ。
なので友達に聞き、自分で調べ、薄い予備知識を持ち、とりあえずお店に見に行ってみよう。となった。
その店はとりあえず有名な量販店で、自転車と言えばとりあえずそこ。という店だった。
そうゆう専門店に入るのは、独自の緊張感がある。ギター買うときとか、カメラ買うときとかと同じ感じ。

「なんにも知らない僕が来ちゃいけないような雰囲気」なんだ。もちろん僕の被害妄想もあるけれど。
それでもこうみえていい大人なので店を一回り見物して、お目当ての自転車があるかどうか店員に聞いてみた。
「ないです」の一言。その後に続く言葉もなかった。会話は終わってしまった。気まずい、すごく気まずかった。
僕の方から「じゃこっちのこれはあります?」と粘っても「ないです」で終わってしまった。

「こいつ売る気あるのか?」と心の中では思った。もちろんそんな事言葉にはしない。いい大人なので。
だけど自転車自体を買うのやめようと思っちゃったもんな。テンションはがた落ちだった。
ないならないでしょうがない。でもなにか他の方法を提案してくれてもいいじゃない。という事だ。
これは自転車だけに言える事ではなく、ギター屋でもカメラ屋でも、はたまた僕の仕事でも同じ事が言えるのだ。

その後下がったテンションを頑張って上げて、目当ての自転車を探しまくった。
そしたら正規店で1台だけ残っていたのだ。しかももう一色も取り寄せてくれて、実物を両方見てから選ばせてくれた。
「初心者なんです」と言ったら丁寧に教えてくれもした。専門用語はほとんどなし、少なくとも気にならなかったな。
正規店なので金額は1万円くらい高かった。でもそんなものは気にならなく、気持ち良くお金を払えました。

これってすごく大切な事だなって思う。僕のお願いを聞いてくれ、色で悩んでるって言ったら両方用意してくれて。
会ってみたらすごい若い男の子で、ぶっちゃけ頼りなさそうな感じだったけど、誠心誠意対応してくれた。
それがすごく伝わったのだ。僕は感動すら覚えたよ。良いサービスってこうゆう事だなって思った。
お客さんの満足って形として見えないものだけど、僕も初心を忘れずに、こうゆう丁寧な仕事を心がけたい。

結果としては、僕の体に合った大きい車体のものも取り寄せられて(ウェブで調べたら他の店だと3か月待ち!)
正規店なので購入後のメンテナンスもすごく良くて(自転車のくせに1か月点検とかあるのね!)
思っていたよりも自転車というのは僕の性格に合っていて(最近ヒザ痛なので週1ランニングしかしてないので消化不良)
通勤はもとより、東京都内は自転車がすごく便利なのでビュンビュン走ってます。また痩せるかな。。

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The End_762 Bianchi / Nikon D600
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ガッデム・パーティー
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「ジョー・ブラックによろしく」

で、引き続きブラピ映画。この映画みて一応コンプかな。たぶん。

大富豪パリッシュのもとに突然やってきた男、ジョー・ブラックは死神だった。死期が近いパリッシュを案内人にして人間の世界を見物しに来たジョーは、パリッシュの娘スーザンに恋をする。しかしスーザンはそんなジョーをみて驚く。ジョーの体はスーザンが一目で恋に落ちた相手の体だった。

最初にスーザンとジョーが出会い、お互いが一瞬で恋に落ちるシーン。
なんかニヤニヤして観ちゃった。33歳の独身男性がだ。ハタから見ると気持ち悪い。
歯の根も浮くような言葉の応酬。アメリカ人の女性の口説き方っていつみてもすごい。
思ってることをハッキリと言葉にする「君は美しい」って。そういうのって日本人は苦手だよな。言葉にしない文化。

普通の人間の時の演技と、死神の時の演技。ブラピってなんか上手いんだなあっておもっちゃう。
アンソニー・ホプキンスが大富豪パリッシュ役、彼の演技もすごく好きだ。
羊たちの沈黙(観てないけど)のサイコなイメージが先行しちゃうけど、やっぱり名優なんだな。
もう御年75歳、歳をとればとるほど良くなってる気がする。ヒッチコック、、観ようかな。

しかし1998年公開のこの映画。至る所に時代を感じるところがある。90年代ってこうだった!
露骨に出るのは洋服。特にスーツ。ダブルの上着を少し大きく着る、そしてパンツはタック付き。ネクタイはベルサーチ!
演出もおおげさなクラシック音楽がいっぱい使われる。「はい!ここで感動してね!」と言われてるような演出。
ラストの花火いっぱいのシーンはすごくロマンチックだった。ポンヌフの恋人みたい。もっとクルクルして欲しかった。

大富豪パリッシュの誕生日パーティーがあるんだけど、その端っこでパーティーを眺めているシーンがある。
もうグレート・ギャッツビーの世界。リメイクはどうなんだろう。Jay-Zがサントラって、それだけで嫌になる。
それにビヨンセがなんか歌うの?もうあの辺の人たちが本当に苦手。本当に本当に嫌いだ。
俳優陣は好きなんだけどね。ディカプリオもキャリー・マリガンも好き。でもロバート・レッドフォードが一番だよ。

引用ー

愛の定義とは
生涯を懸けて相手への信頼と責任を全うすること。
そして愛する相手を傷つけぬこと
それに無限と永遠を掛ければ愛に近づく

そうなんだってさ!

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The End_761 代官山 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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ミスターバッドニュース
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「重松清 / 僕たちのミシシッピ・リバー」

「明日があるさ」を読んだのを機に「本棚暖め隊」になってた重松作品を読んでみた。
「夏」をテーマにした短編集。他にも四季をテーマににしたのがあるけど、ま、夏なんで。
読んでて重松清の作風をすごく思い出してきた。こんなんだった、そうだった。と。
この短編集はまさに重松清、余命宣告も、親の死も、上京も、子どもの世界もオンパレードでした。エロだけなし。

最近、というか30歳を過ぎたあたりから、季節の変わり目にやたら感傷的になる。
前からそんなような性格なんですが、その具合が大きくなってる気がする。
だらっとしたものではなく、その瞬間に感じるものの強烈具合が増してる気がする。うまく言えないけど。
だからか最近「夏」に関する小説や映画を選んでる気がする。夏が一番嫌いな季節なのになにかワクワクしてる。

表題の「僕たちのミシシッピ・リバー」が一番好きでした。好きというか一番求めていた雰囲気かも。
夏休み前に転校してしまう友達と遊べる最後の日。自転車で川を下って海を見に行こう。というなんともベタな話。
でもこうゆうのがよかったんだ。少年二人が読んで冒険に思いを馳せたマーク・トウェインの小説。
それと同じ事をしようと無計画に飛び出すあの感じ。僕にそんな経験があったかどうかは忘れちまったけど。

そういえば小学生の時、稲田堤まで自転車で行ったことがあったな。
あの頃は世界の果てまで来てしまったような気がしたけど、今考えるとそんなにべらぼうに遠くない。
ローラースケートで下ったら「勇者扱い」されて水門の所の急な坂も、今ではたいした坂には感じないし
どこまでも高く広かった空は、自分の背が伸びて近くなったからか、あんまり広く感じない。

自分という人間が大きく、成長し、色んな事を知ったり経験した事で忘れてしまったもの。
その記憶が蘇る時に人は感傷的になるんだと思う。それはもう感じられないものだから。
でもそれも悪くない。と僕は思う。
人生においてもっとも素晴らしいものは、過ぎ去って、もう二度と戻ってくることのないものだから。

最後の二行だけ「村上春樹 / 使い道のない風景」のパクリ。

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The End_760 洗足 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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セプテンバー・モーニング
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「マネーボール」

ザ・メキシカンみて、ブラピものでみてないのはなんだろうと思って。
リバーランズ・スルー・イット以降ではほとんどみてたけど少し抜けてたのでコレを機に。
でとりあえずマネーボール。最近の。

メジャー経験があるプレイヤーから、球団のフロントマンに転身したというキャリアを持つビリー・ジーン。実在するその人物を題材にした物語。彼は風変わりで短気な性格だが、若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーという立場にいた。そんな彼が経営するアスレチックスはとても弱かった、そのうえ貧乏だった。年俸の高い選手は雇えなく、チームの低迷は永遠に続くと思われていた。しかし野球経験はないものの、データ分析において秀逸な才能を持つピーターと出会ったことにより、風向きが変わり始める。

わりと面白かった。いちおうブラピ出演作品はおもしろい神話は継続中です。
弱小チームの編成を「出塁率」というものを一番にして考え直すというもの。
昭和生まれの僕にはスポ根意識がまだあって、データとか効率とかいう前に、とりあえず走れ!と思ってしまう。
星飛雄馬は古すぎだけど、アストロ球団的な、やったろうじゃん的な、軽く言えばウォーターボーイズ的な。

でもやっぱり弱小→改革→苦難→効果じわじわ→問題→窮地→はねのけどーん!
というのは観てて気持ちいいものがある。この映画はそれだけじゃなく、ブラピと娘の関係もいろいろあるのだ。
娘役の子がギターを欲しいと言いだし、買いに行ったギターショップで試し弾き&ちょっと歌うシーンが好きだった。
もし僕の子どもが女の子だったら、ギターを教えてあげようと思った。アルペジオで爪弾きで。

監督役のフィリップ・シーモア・ホフマン。トルーマン・カポーティを演じてた好きな俳優。
ペニーレインにも、マグノリアにも出てたな。立場的には名脇役って事になるのかな。
しかし、もともとぽっちゃりな人でしたが、さらに太ってた。役作りかもしれないけど、、
ぶっちゃけしばらく本人って気付かなかったよ。でもメジャーリーグの監督っぽいと言えば、っぽい。

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The End_759 荏原 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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ぼくはずっとあなたにこだわるんだ
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「重松清 / 明日があるさ」

僕は重松清にめっぽうはまっていた時期があった。20代中~後半くらいだったかな。
もう本当に全部読むくらいの勢いで読んでいた。でも同じくらいすごいスピードで新刊が出版されていた。
追いつけない訳でもなかったけど、段々マンネリ化してきたので読むのやめたのだ。
末期ガン、いじめ、家族、エロ、と疾走(←この小説だけ僕の中で異質)のパターンに飽きてしまったのだ。

それからずいぶん重松作品からは遠のいていたけど、久しぶりに読むといい。染みる。
この文庫本はエッセイなので、ひとつひとつにメッセージがある訳ではなく、つらつら書いてるんだけど
それでもやっぱり重松清だなあ。と思わせる文章ばかり。変に類型化されてないから今の僕には良かったのかも。
そしてやはり抜群の文章力と、安定感があってすごく安心して読める本でした。

「ドラえもん」が嫌いな重松さんみたいですが、その理由は読んでみて下さい。そうゆう視点もあると変に納得する。
その中にイヤミっぽく「しずかちゃん、君はもっと同姓の友達と交流を持った方がいいよ」と書いてあった。面白い人だ。
重松清が30代後半あたりに書いた文章を集めた本みたい。僕もだんだんと当時の重松さんの年齢に近づいて来ました。
やけに染みてしまったのはそれも原因かな?いや、まだ33歳だからそんな事ないとおもうけど!たぶん、ね!

以下引用ー
二十一世紀という「未来」はどうやら「いま」を持ち越したまま、ぼくたちの目の前に訪れたようです。日曜日の夕方には「サザエさん」が始まり、朝の通勤電車はあいかわらず混んでいて、家事をすべて片付けてくれるロボットはいません。あの頃思い描いていた「未来」の姿より、現実の「未来」はあまりカッコよくないみたい。それでも、そのカッコ悪さに少しほっとしている自分が、どこかに、確かに、います。

すごく共感しTA

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The End_758 荏原 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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あした
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「ザ・メキシカン」

DVD借りて観ようリストがことごとく貸し出し中だったので、あと一本、と物色していた。
むかーしに観た記憶があるけどもう覚えてないので観てみた。ツタヤの旧作100円ってすごくいいよなあ。
「ブラピが出てる映画にハズレなし説」がぼくの持論だったりするんだけどこれも全然観れたなああ。
ブラピが出てる映画の定義、僕の中ではリバーランズ・スルー・イット以降。ロバート・レッドフォード大好き。

ロスに暮らすジェリーは組織の中で使いっ走り役だが、小さな仕事でもミスばかり。彼女のサマンサには組織を抜けると約束していたのに、最後と決めた仕事もミスをする始末。そのミスをつぐなうためにメキシコにある伝説の銃を運ぶという「最後の仕事」を命じられメキシコに向かう。サマンサはその事にキレてジェリーと別れ、一人ラスベガスに向かう。その道中、サービスエリアでサマンサに忍び寄る殺し屋の影。その頃ジェリーはひとりメキシコで受け取った銃も、車も盗まれ途方に暮れていた。

結構酷評されてたりするけど僕は好きでした。楽しめた。特に音楽がよかった。サントラ買おうと思ったくらい。
ジェリーがもう本当にダメで、ヌケヌケだった。車に銃を置きっぱなしで電話に出かける。早速盗まれる、とか。
そして殺し屋のリロイ、この人がまたいい。「俺はプロだ」と自分で何度も言うくせに少し抜けてたり
彼は同性愛者で、ちょっと見かけた男の子と目配せしてモジモジしてたり。巨漢のくせになんかかわいかった。

ブラッド・ピット初期作品だけど、もう有名になってる頃だし、ヒロイン役はジュリア・ロバーツ。
あんまり好きな女優じゃないけど、この映画の彼女はなんかすきだったな。良い意味ではっちゃけてて。
トゥルーロマンスのアラバマみたいな感じか。あそこまでセクシーな感じではないけど。
あの映画にもブラピ出てたな、、彼が出てる映画で観てないのをこの機会に観てみようと思う。

最後の方クレジットされてないのにジーン・ハックマンが出てくる。
この映画は12年前、でまだ中年っぽい。でも今の写真見ると随分おじいちゃんになったな。。
それでもかっこいいので、悲しいような嬉しいような複雑な気持ちだ。
ちなみにハビエル・バルデムも出てきたらしい、気付かなかったな。この頃から細野春臣に似てたかな。

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The End_757 等々力 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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きみなしでは太陽も輝かない
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「おおかみこどもの雨と雪」

観よう観ようと思ってたけど、映画館で観なくてもな→DVD新作で観なくてもなあ→旧作になるまで待つ。
という流れでいまさら観てみた。旧作になる前だけど一週間レンタルという感じになってたので。

人間の姿をしているが正体はオオカミとおいう青年と出会った大学生の花。二人は恋に落ちやがて子どもを授かる。生まれて来た姉の雪と、弟の雨は、人間とオオカふたつの顔を持つ「おおかみこども」だった。都会の片隅で正体を隠しながら暮らす4人は、不便なこともあったが幸せだった。

時をかける少女→サマーウォーズ→おおかみこどもの雨と雪とずっと観てきてるけど、今作は割と好きでした。
時をかける少女未満、サマーウォーズ以上かな。時をかける少女は原作ありきだもんな。こえられないような気がする。
サマーウォーズの時は「oz」だっけ?なんかネット上で花札やってるのが、いかんせん興冷めした覚えがある。
シンプルな話の方が好きなんだろうな。。タイムリープがシンプルな話とは思えないけど。

絵はすごくすごくきれいだった。山や雨の表現がすごく繊細に描かれてる事以上に、雰囲気がすごく出てた。
全体的に深いブルーが脳裏に残っています。好きな色だからなおさらかな。
そして音。前情報で実際に監督の故郷で録音してきたらしい雨の音。すごく期待してたのでヘッドホンで聴いた。
だけどあんまり感動はしなかった。こうゆう所はやっぱり劇場なんだろうな。今年まだ2回しか映画館に行ってない。

オオカミと人間の間で悩み、乗り越え成長する子どもの話とみせかけてるけど、これは母親の話だ。それも強烈な母性。
それに素直に感動した。成長する子どもに対して「まだなにもしてあげれてない」ってのはもう永遠のテーマかも。
子どもの立場としてはもう十分だと思うけど、向こうはまだまだ、と思うわけで。
それは見返りを求めない慈しみの心で、きっと終わりがないんだろうと思う。

僕もいい年だし、その慈愛を貰う立場ではなく与える立場に行かないといけないんだろうけど。
こればっかりはね!しょうがないやね!なんかごめんね!
「立派に生きて!」と叫ぶシーン。その言葉いろんな感情がこもってて僕は泣いたよ。最近よく泣く。
宮﨑あおいの声って好きだ。独特な低い声。すぐ宮﨑あおいと分かるのは映画としてはどうかと思うけど、好きだ。

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The End_756 荏原 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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イラッとするサムシング
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「辻村深月/ 凍りのくじら」

教えてもらったので立ち読みして、なんか面白そうな雰囲気だったので買ってみた。
この作者さんはこないだ直木賞取ったということだけしか知らないや。。。
ごめんなさい、だっら書くなと言われそうですが、この小説途中で読むのやめた。僕にはすごく珍しい事。
たぶん50Pも読んでないと思う。文章がすごく好きな感じだったので残念。10年後とか忘れた頃にまた読もう。

じゃあなんでブログにするかというと、その中にすごく共感した文章があったから。

以下引用
私の考える頭の良さというものは、多分その人の今までの読書量と比例する。頭の良さは様々だし、勿論この側面からだけで簡単に測れるものではないが、それでも私の場合はそこが大事。私が普段遊んでいるこの子たちはほとんど本を読まないし、そのせいか全ての場面で言葉が足りない。考え続けることに対する耐性がないのだ。ぱっと湧いた感情に飛びついて、それに正直に生きるだけなのだ。

これ本を読まない人はバカだと言わんばかりですが、小説のキャラ設定を含めての言い方。そこが共感ポイントじゃなく。
違うかもしれないけど、読書量と頭の良さや、引き出しの多さは比例するものだと「信じたい」という事なんです。
そして自己形成において読書ってすごく有意義で。単純に好きなだけだけど、それを意味あるものと肯定したいのだ。
もちろん本が全てじゃなく映画や音楽、仕事、遊び、全ての経験が重要だと思っている。でも本は別格と信じたいのだ。

色んな本があるけどここでは小説の事。僕らが言葉にできない気持ちを小説家が代弁してくれたもの。小説家って偉大だ。
僕らがそれを読んで共感や感動したのなら、それはパクリという訳ではなく自分の言葉にすればいいと思っています。
言葉を覚えて、色んな価値観があることを知って、自分のフィルターを通して、自分の言葉として使えばいいと思う。
それはきっと自分の糧になり、幅になり、キャパの広さになり、人間の奥行きにもなるんでしょう。

全ての物事にはプロセスがあり、建設的な話の積み重ねでできていると思っている僕です。
人間関係も恋愛もデザインでもなんでも。その建設的な、面倒くさい話の先に信頼関係があると信じている。
でもろくに本を読まない人ほど「直感」とか「センス」とか便利な言葉をいっぱい使う印象を持っている。
あたかも全て分かったような顔をして結果論を話すんだ。そうゆうのが大嫌いなんです。

そりゃ僕も感覚で決めてる所あるけどさ、ある意味僕の仕事は「決める」という事だし。
でもやっぱりそれも、自分の中で理屈とか根拠をまとめあげてから決断している。それありきでしか話せない。
皆はそんな僕の事を「理屈っぽい人間だ」とか「難しい人間」と言っている。気がしている。
でも僕は「ノリ」で物事を決めるのが本当に嫌なんです。重要な事であってもなくても、嫌なんです。

横尾忠則が言っていた。もう本を買うのは止めだ。古典の名作だけあればいい。これからは読書の時間より制作の時間を優先だ。何もかも空っぽにしたい気持ちだ。本棚の膨大な本を見ていると、これらの本がぼくの人生に大した影響を与えていないことがわかる。影響を与えているのはほとんど肉体的行動によるものばかりだ。

横尾忠則くらいビッグな作家になればこんな事も言えるだろう。それでもやっぱり賛同できない気持ちはある。
僕はまだまだ小粒も小粒なハナクソ人間だ。だからこそ賛同できないのかもしれない。
「もう33歳」と言ってしまえば話は終わってしまうけど、まだ表現を模索して、まだ成長すると本気で思っている。
だからこそプロセスを組み上げて理想の着地点に持っていけるスキルが欲しい。だからもっと本を読まなきゃと思う。

いやあなんか僕みたいなハナクソ人間が偉そうなこと言い過ぎた感じがあるな。ま、いいや。
単純に好きでいいのは分かってるけど、。ね。本当に僕は理屈っぽく難しい人間だ。。

でもあれなんだよ、今年になって映画ばかりで読書量が減っている僕です。説得力ないよなあ。
前述しましたが、酒をやめて(ちょいちょい飲んでる)時間がすごく多いので、いろんな事をやり過ぎている節がある。
もうちょっと読書に時間を当てる努力しないと。ましてや来週から電車通勤をやめてチャリ通になる予定。
チャリ通にワクワクしてるけどまた読書時間は減る。昔みたいにむさぼるように読む事は無くても、意識してみよう。

「読書とは心に貯金をするようなものです」と言ったのは誰だっけ。

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The End_755 渋谷 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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もし心臓が止まったら
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「フライド・グリーン・トマト」

アラン・パーカーの「ミシシッピー・バーニング」の話を書いたときに
宮城で家具職人をやってるのケイタくんが「KKK」に反応してこの映画を教えてくれた。
ケイタくんは相変わらずいろいろ作ってるなあ。自宅のリノベまで自分でしゃちゃったもんね。
こっちにいれば長友くんに是非会わせたい所なんだが。

40代、太り気味の専業主婦エヴリンは夫のエドと倦怠期の真っ最中。更年期障害も相まって自己啓発セミナーに通ったりするが効果はない。ある日夫のお母さんのお見舞いに行った病院でニニーという老婆と出会う。彼女が話す昔話はすごく魅力的で、エヴリンはその後も話の続きを聞きに病院に通うようになる。ニニーの話は50年前のアラバマ州。男まさりな女の子イジーと、兄の恋人だったルースという二人の女性っちの話だった。

この映画すごくすごく良かった。ケイタくんありがとう。
個人的に好きな時代のアメリカをきれいな映像で撮ってて、すごく好きな感じだった。
開拓の時代なのかな。芝生の中にたたずむ木造の住宅。庭では親戚を招いてパーティする。あの感じが好き。
それでも差別がすごくハッキリしてるというアメリカ南部、アラバマ州。KKKだけでなく色んな固定観念が出てた。

黒人を働かせたり、黒人を同じ店内に入れたって事でKKKに目を付けられて、放火されるシーンがある。
「ミシシッピー・バーニング」では一軒じゃなく、じゃんじゃん燃やされていたよな。バーニングだけに。
黒人というだけで、積み重ねたものが一瞬で無くなっていた。その悲惨さを改めて感じた。
ミシシッピー・バーニングでの黒人は耐えるのみだったけど、この映画では黒人側の文句も表現されていた。

「鶏のお尻から落ちる卵は食べて、黒人とは一緒にも座れない?そんな理屈の通らない話あるの?」と言ってた。
本当にそうだなあと思う。時代なのかな、今でも南部なら少しはあるの?ちょっと知らない、勉強不足だ。
僕は黒人の友達はクレイグしかいない。知ってる人は知ってると思うけどクレイグは心から明るい人間だ。
そんな暗い歴史を感じさせない明るい人だから想像しがたいけど、その反動の明るさだったりして、、!

デザイン設計させて頂いたクレイグのお店 WHITE SMOKE で新しい話頂きました。
そんでまた少しだけデザインのお手伝いをやってるので、会ったらいろいろ聞いてみよう。

話はずれたけどこの映画、黒人差別が物語の主軸ではなくて、二人の女性っちの生涯の話がメインです。
それがすごくいい話でさ、申し訳ないけど素直に泣いたよ。それはもうボロリボロリと。
ラストはもう少し!的な惜しさはあったけど、普通に良い映画を観たという感想。
ケイタくんには何個か映画を教えてもらってるけどハズレないね!詳しいんだなあ。ありがと!

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The End_754 多摩川 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」

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週明けのお楽しみ


なんかいろいろ聴きかえしてたら、新鮮だったので。
白のタンクトップ着るとその辺のおばさんに見える。



パオロ大好き。後半がポール・サイモンっぽくてすごくいい。
シャツの着かたをまねしようと思う。水色も。



誰だかしらんが、いい。



PVの距離感がすごくいい。やっぱり森だよ、森。



デザインさせてもらった美容室に、このバンドのメンバーが来るってオーナーが言ってた。
知らなかったから聴いてみたらすきだった。



どこで聴いたんだか忘れたけど「後で見る」リストに入ってた。
PVが良い意味でチープですき。曲もすき。だけどどこで聴いたんだかわからん。

「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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虎・馬・マンモス西
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「ピクニック・アット・ハンギングロック」

作家の窪美澄さんが、この映画をみると「海辺のカフカ」を思い出すといってたので観てみた。画角が6:7だった。
これはなに系って言うんだろ?バラの花を浸した水で洗顔するような世界。ロリータ?ゴシック?なんて言うんだろ。
岩肌まるだしの荒い山の風景に、妖精のような女学生がヒラヒラ舞っていたり、寝ていたり、コソコソ内緒話したり
そんな絵はすごく異様な怖さを感じた。しかしオーストラリアの映画って珍しいね。他に知らない。

寄宿制学校アップルヤードカレッジの女生徒たちがある岩山にハイキングに出かけた。食事の後にまどろみだす一行だったが、ある4人の生徒は好奇心から岩山を登りはじめる。頂上で4人のうちの一人が「物にはすべて正しい始まりと終わりがある」と急につぶやいた頃、麓にいるひとたちの時計が全部12時で止まっていた。そして生徒のうちの3人と、引率の先生が忽然と姿を消してしまう。

なんかこの映画、1900年にオーストラリアで実際に起こった事件を元にしているみたい。
本当にこんな事件があって結局発見されなかったらしい。神隠しじゃんねそれ。
そういえばジブリの「千と千尋の神隠し」は韓国版だと「神隠し」に適する言葉がなくて
「千と千尋の行方不明」になったそうだ。間違ってはいないんだけど、なんか、ね。

僕はこのブログで何回も言っているが、ホラー映画がすごく嫌いだ。
血がでるスプラッター系も、ゾンビも、日本風お化けも、ビックリ系も大嫌いだ。
だってそんなもの観てもなんにもならないし、意味もないし、だいいち怖いじゃないか。
多分これは小さい頃に観た伊丹十三(黒沢清?)のスウィートホームという映画が原因だと思っている。

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でもこの映画はそうゆう怖さじゃないんだよ。メンタル的な怖さでもない。
映画の冒頭でナレーションが入る。

見えるものも
私たちの姿も
ただの夢
夢のまた夢

ひー、こんなセリフをゆっくり優しくささやくように言われたら、もうすごく怖い。
これは観ないと伝わらないかもしれない感覚だけど、観た人全員が感じる事でもないかもしれん。
しかしなにか異様な怖さで満ちあふれた映画だと思う。なんかよくわからんけど怖い。ということだ。
稲川淳二の「こわいなー、なんかこわいなー」と同じかんじだと思う。

海辺のカフカのエピソードはうろ覚えだけど、戦時中に疎開してて、山登りに出かけ、集団催眠にかかるんだっけ?
ばったばたと倒れる話だよな。集団ヒステリーだっけ?それで一人消えるんだっけか。確かにすごく同じような内容。
集団催眠といえば山本直樹のビリーバーズ。新興宗教信者が無人島で洗脳され、意味のない修行に明け暮れる話。
確かその団体の名称は「ニコニコ人生センター」だったはずだ笑。なつかしい。

こないだ観た「ミツバチのささやき」には井戸が出てくた。ねじ巻き鳥クロニクルみたいな。底に水はあったけど。
そして深夜の森の中で精霊と出会う。森といえば海辺のカフカとか1Q84とかいろいろ。
そして今回のこのお話は「海辺のカフカ」っぽいエピソードだ。こじつけですがなんか村上春樹熱が上がってくるなあ。
多崎か、多崎つくるを読めと言うことか。どうしようかな。

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The End_753 西小山 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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