fc2ブログ
フランシスコ松本の生涯
IMG_5001.jpg

「野沢尚 / 反乱のボヤージュ」

久しぶりの野沢作品。相変わらず見事な描写力ですいすい進んだ。

主人公、坂下薫平は首都大学弦巻寮に住む19歳。個性溢れる人たちと楽しい日々を過ごしていたが、寮の取り壊しを企む学校側が舎監を送りこんできた。その人物、元警察官の名倉は寮内を厳しく取り締まり、現代のぬるく平和ボケした学生に対し鞭を入れる。最初は煙たがられていた名倉だが、真摯な態度や相手に有無を言わさぬ説得力、統率力などをみせ、寮生から慕われだしていく。

おもしろかった。薫平の亡くなったお母さんの話や、生き別れた親父の話。どっちもすごく感情移入したし
寮内で起こったストーカー事件、自殺未遂事件、薫平の恋の行方、そして寮存続をかけた大学側との闘い。
全部おもしろかった、でもいかんせんそれぞれが短い。だから少し薄っぺらさを感じてしまって残念だった。
特に、三島由紀夫を敬愛するど近眼のますみと、薫平の恋の行方はもう少し掘って欲しかった。

最後の大学側との攻防も「僕らの七日間戦争」的なワクワク感はあったのだ。
だけど60Pだけじゃあ盛り上がりにかけたよ。ラストはなんとなく終わってしまった感じだった。
これTVドラマだったらしい。主人公の薫平役はV6の岡田くん、なんかそんな感じだった。
野沢尚はもう亡くなってけど、本だけじゃなくTVドラマもいろいろ見てみたかったな。

物語の大きな流れで「全共闘運動」の話が要所要所で出てくる。
大学側から派遣された舎監の名倉さんは、浅間山荘事件に機動隊として参加していた経歴がある。
隊長の頭を撃った若者に対し憎悪の念を持ちながらも「あの頃の連中は少なくとも地面を歩いていた」と言う。
そして人様に迷惑をかけず、爆弾も作らない現代の若者に対し「ただ漂っている人間」と言う。

僕は学生運動の事に興味があって調べている時期があった。前にも書いたことがあると思うけれど。
器物破損も、内ゲバも、殺人も「革命」の名の下に全てが正当化された時代。ムーブメント。
どこまで行ってもそれは許される事ではなくて、やり方は間違っていたと思う。
でも「時代を変えよう」と彼らは本気で思っていたのだ。そして三島由紀夫と真剣に討論していたのだ。

そこには今の僕らには足りない「意志」があるんだと思う。
平和はすごく良いことだ、しかしだらっとした平和ボケは少し違うような気がする。
時代を変えようと思わなくたっていい。ただなんとなく日々を消化して行くのはどかと思う。
死んだように生きるな。という事だ。そうゆう事書くと、僕のこと理想論者とか暑苦しいとか言うんでしょ。

以下引用ー名倉さんの言葉

私たちは彼らを敵として認知できた。
彼らが迫ってくる時には地鳴りが聞こえてきた。
それに比べてあなたたちは、ただ漂っているだけだ。足音なんて聞こえない。
ダブル・スタンダードを器用に使い分ける、卑怯な若者なんです。

te752.jpg

The End_752 プラネックス阿佐ヶ谷 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
ミミガー注意報
親孝行というのはきっと一生つきまとうもので。ずっと終わりのないものだと思う。
何をしたら親孝行になるのか分からないし、ここまでやったら満足ということもない。
どうやっても親が死ぬ時には「もっと親孝行するんだった」と後悔するんだとろう。
そもそも親は何かしてほしいなんて事を求めていないんだろう。か?

こないだのGW、一日だけの終日オフ。天気が良かったので家族でおでかけした。
洗足池で甥っ子と一緒にボートに乗った。頑張ってボートをこぐ甥っ子に岸から手を振る僕のお母さん。
清々しい新緑の季節というシチュエーションも相まって、それはそれは幸せそうな光景にみえた。
これで十分親孝行になってるのかなと思っちゃった。旅行や食事やプレゼントとかもそうだけど、ね。。

問題は僕の子どもじゃないという事だ。そこら辺はごめんなさい。お姉ちゃんありがとう。
僕はまだまだ結婚どころか一人の好き勝手な生活が続きそう。なんだろう、そうゆう思考ないもんな。
なんて言ってたら急にできたりもするのかしら?それもいいかな。。。
、、とりあえず母の日です。月並みですがいつもありがとうございます。体に気を付けてね。また遊ぼうね!

te751.jpg

The End_751 母上じまんの庭 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
第三セクターなめんなよ
B9D9A32CBE76D29C7219F6E28B2E.jpg

「ミツバチのささやき」

1973年のイタリア映画だと思ってたけどスペイン映画。そして僕はアナ・トレントという人を知らなかった。
大好きな良本作家「クラフトエヴィング商会」が「アナ・トレントの鞄」という本を出している。
クラフトエヴィング商会の事だから架空の人物だと思っていたんだ。
映画の最初のキャストの所に「アナ・トレント」とかいてあって、それでその本を思い出した。

映画を観てみたら7歳の女の子アナ・トレントが革製の鞄を持っているのだ。
もうそれをみてテンションあがったなぁ。これのことか!って。本の方の内容はさっぱり忘れてしまっているけれど。
そしてそのアナ・トレントのかわいいことかわいいこと。
天使とはこの子のことを言うんじゃないかしら。ってくらいかわいい。しかしすごい風景だったな。

v20091030_3291089.jpg

1940年代、スペイン内戦終結後のスペイン。小さな田舎町に1本の映画がやってきた。「フランケンシュタイン」その映画を観た7歳の少女アナは姉に、フランケンシュタインは妖精で町外れの小屋に居るの、と教え込まれる。次の日からアナはその小屋に通い続ける。ある日その小屋に負傷した兵士が倒れていた。

これは静かでシンプルな映画と見せかけて、結構複雑でスピリチュアル(死語?)な映画だった。
ミツバチと物語の関係。母親が出している手紙。森の中で会う精霊。最後のアナのセリフ、聞こえてくる列車の音。
暗闇がもう真っ黒に表現されてて恐かった。暗闇の向こうに得体の知れないものがいそうな感じ。(ホラー映画ではない)
子どもの視点だよなあ。知らない事への恐怖心と同じくらいの期待感。子どもの頃の自分の体験と重なってドキドキした。

スペイン内戦って全然知識がない。ロバート・キャパの写真と、ヘミングウェイくらいしか知らない。
ピカソのゲルニカもそうだっけ?ちょっと興味があるかも、調べてみようかな。
関係ないけど僕がこの映画を観たまさにその日に、村上淳さんがブログでこの映画の事を書いていた。
すごく古い映画なのになんか不思議。NHKに出てたのも見て写真の話にすごく共感した。一緒にカメラの話したい。

te750.jpg

The End_750 大岡山 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
まるで対人恐怖症


今回の記事で1201回目の記事でした。おめでとう!1200ってそんなに区切りが良くもないけど。
昨日投稿した後に1200回目だって気付いたのと、なんか書こうかと思ったけど少しバタついてて。
とりあえず猫だからいいやという事にしておいた。つらつらと書いてきたこのブログももう4年と9か月。
あまり気にしないようにしてるけど、やっぱり「誰かに見られる」という場所で物を書くという事は
いい具合での緊張感と、規制と、自由さがあり、僕にとってはすごくちょうどいい場所なのです。
たまに会う人にブログ見てくれてる旨の言葉を頂いたり、僕のへんてこりんな写真の感想をくれたり
はたまた全然あったことない人や、雲の上のような人が読んでくれてたりする事とか。
その全てが僕の中でやりがいに変わっていて、とても励みになるのです。ありがとうございます。
意味のない、利益もなにも生まないことでも、やめないで続けていればきっとなにかがある。
ということだけどモットーに次は1300回。目指すというか、すぐに自然に迎えるんだと思います。
またつらつらと。

te749.jpg

The End_749 羽根木 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
コミュニケーション(時間)
te748.jpg

The End_748 武蔵溝の口 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
カップかぶれば魚の仲間
自慢じゃないが僕はNHKを見ない。実家に帰った時に流れてるのを見るくらいだ。そもそもテレビをあまり見ない。
でも「テレビを見ない」と発言するとまわりに「テレビを見る人間=バカ」と言ってるような雰囲気になってしまう。
と川上未映子さんが何かの本でそんなような事を言っていたので、僕も言わないようにしている。でもほとんど見ない。
そんなんだから大河ドラマも見たことがない。ましてや連続テレビ小説なんてもってのほか、だった。

ある日、庄司さんがブログで「連続テレビ小説 あまちゃんを欠かさず見ている」と書いていた。
その日の夜に事務所に来た、絵描きのたっちゃんは「あまちゃんの時間に合わせて起きている」と語った。
次の日の朝には作家の窪美澄さんがツイッターで南部ダイバーがなんたらと書いていた。
そんなに皆が言うのならそれは面白いんだろうと早速みてみたのだ。

これがもうおもしろくてさ、すっこーんとはまってしまった。
宮藤官九郎は、木更津キャッツアイが大好きでDVDで持ってて何回も観てた。
でもその後の作品がなんだか肌に合わず、あんまり好きじゃなぐなってた。
んでも今回のはおもしょいなあ。キャストの個性がすごく出てておもしょいなあ。



袖ヶ浜弁と言っているが僕には山形弁に聞こえる。全然違う!とフジ暴に怒られるかもしれねえけど。
主人公のアキちゃんは目がキラキラしとるしなあ。おれロリコンじゃねえけど、もう大好きだべえ。
1日15分ってのがまたいいのかもな。期待させといてすぐ終わる、でも次の日すぐみれる。
で、また期待する。っつーわけだ。わぐわぐすっぺ。

テレビじぇんじぇんみなかった俺がよ、毎朝毎朝8時にはNHKつけて待ってんのよ。
8時っつーのに合わせて朝のジョギングの時間合わせてよ。あまちゃんみねど〜つって早々に切り上げたりよ。
変われば変わるもんだべな。このドラマいづまで続くんだべか、毎日が楽しみだべす。
たっちゃん、今度事務所であまちゃん談義すっぺな!南部ダイバーの歌うたうべな!

te747.jpg

The End_747 洗足 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
&&&
urlcommitmenntus.jpg

「アラン・パーカー / THE COMMITMENTS」

本当にアラン・パーカー作品?と思ってしまうくらいフランクな感じだった。
でもみてると要所でのセリフ廻しででやっぱりアラン・パーカーだ。と納得させられる。
ジェームス・ブラウンのライブを見て一人の男が言う「これをやるには俺たちシロすぎないか?」とか。
アイルランド人は欧州からみれば黒人のようなもの。中でもダブリンっ子は黒人のなかの黒人だ。とか。

ダブリンに本物のソウル・バンドを作ろうとしているジミー。彼は同じ夢を持つ仲間とメンバー集めを開始する。結婚式で酔っ払って豪快な歌声を披露していたデコ。メンバー募集の公告を見てやってきたディーン。エルヴィスやビートルズとプレイしたことがあると豪語するトランペッター、ジョーイ。仲間内のアイドル、イメルダなど個性溢れるメンバーが揃うが、そこは素人に毛が生えたような集団でしかなかった。しかし屋根裏部屋でレッスンを重ね、数ヶ月後「ザ・コミットメンツ」としてダブリンの市民会館の舞台に立つ。

アメリカ版ウォーターボーイズのようなものだ。音楽だからスイングガールズか。ベタだが僕、意外と好きなんだよな。
ダメな人たちが集まって、困難や仲間割れなどを乗り越え大成功に終わりハッピーエンド!イェイ!ってのは気持ちいい。
この映画もそんな雰囲気だ。同じようなものだ。でもそこはアラン・パーカー、やっぱり普通じゃなかった。
簡単に言うとハッピーエンドになんかならない。気持ち良くない。でもなにも残らないかといったらそうじゃない。

個性満載のメンバー。ふざけた口調で悪態をついているけどその影には慢性的な失業や、光が見えない虚無感が出てた。
そんな暗さを音楽で払拭して前に進んでる(進もうとしている)若者の姿勢がちょいちょい出てきて心を打つのだ。
アラン・パーカーが社会派といわれるのはこうゆう所だな。特にこの映画はコミカルに描かれているからこそ際立ってた。
シリアスに描くのがセオリーな題材なのかもしれないけど、わざと「おふざけ」してるって所がすごく好きだった。

「アイルランドにはソウルが必要だ。ソウルがあれば国民同士の争いもなくなる。神が俺にそう伝えろって言っている」
だってさ、最高ね。

te746.jpg

The End_746 羽根木 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
イッツ・ゴーン
April_Story1.jpg

「岩井俊二 / 四月物語」

デビッド・ゲイルが僕の中では衝撃的だったので、少しほっこりしたかった。
岩井俊二の新作、ヴァンパイアはまだ貸し出し中だし、その時はまだ四月だったからちょうどいいやと。
大好きな岩井俊二作品だけど、松たか子が好きじゃなかったので観たことがなかったのだ。
観たあとでもやっぱりあんまり好きではないけど、声は好きだという事に気付いてしまった。

桜が満開の四月、東京の武蔵野の大学に通うべく北海道から上京してきた卯月。もともと大人しい性格の彼女だが、ふさぎ込みながらも段々と東京の生活に慣れて言った。しかし東京の大学を志望した理由だけは誰にも話せないで居た。卯月は人には言えない動機があった。

良い映画に定義があるならば、観てる自分が主人公と同じような気持ちになれるかなれないか。という持論がある。
映画ではなく小説でも同じ。子どもの頃アニメの真似してスーパーヒーローぶったのも同じかもしれない。
この映画を観てて、僕にも不安と期待が入り交じった春の季節があったことを思い出した。だからきっと良い映画だ。
空っぽのアパート、夕方の自転車、学校の屋上や河川敷。その時の雰囲気を自分の記憶の中から引っ張り出せた。

やけに霧がかったロマンチックな映像は時代を感じさせる、キューブリックのバリーリンドンみたいな。
それだけではなく、実験的と言ってもいいほど光と影を感じさせられる映像が多かった。
黒沢清の映画で多様される「不自然なほどのスポットライト」とか「プリズム」とか。
この時代に岩井俊二はやってたんだなあと感心してしまった。どっちがオリジナルかどうかという話ではなくて。

te745.jpg

The End_745 神宮前 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
南部ダイバーへの道
url-1saiakuku.jpg

「奥田英朗 / 最悪」

熱を出したときにほとんど一日で一気に読み切った。648ページの長編。
勢いだけでいったら「垣根涼介 / ワイルド・ソウル」に匹敵するかもしれない。
愛ちゃんに昔借りた「P.I.P」と同じくらい最悪な事がいっぱい起こる。題名になるだけのことはある。
人の不幸は蜜の味と言いますが、登場人物みんなが災難続きなこの小説。読んでてすこし疲れてしまった。

川崎にある鉄工所の所長は、小さな工場で細々と部品を作る孫請け業者。取引先の担当者から2000万円の機械導入を勧められている。同じく川崎の工業地区にある銀行に勤める20代OLは、支店内の行事であるキャンプに参加し支店長からセクハラされて精神的ショックを受け銀行を辞めようと考えている。定職に就かずにパチンコ三昧その日暮らしな若い男は、工場からトルエンを盗み出しヤクザに流して小遣いを稼いでいる。その現場を見られヤクザに借りていた車のナンバーから組に捜索が入り、その責任を取らされる。それぞれの視点で物語は進む。そしてまったく重なる事がなかったはずの三人がある事件で遭遇してしまうことになる。

面白かった。エンターテイメントとしては最高かもしれない。読ませる、という意味で。
帯に書いてあった「三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める」というのに惹かれた。
たしかにどんどん進む小説だったんだけど、僕的には三人の人生が交差したあたりからブレーキがかかった印象。
「ある事件」までの「最悪」なことが起こりまくる三人の方が読んでいて面白かった。前述通り疲れましたが。

特に鉄工所の所長は、もう色んな災難が一気に降り注がれてもう笑っちゃいそうになる。
しかも所長はテンパって、もうなにがなんだか分からない感じになり判断力ゼロになる。
その頃にはもう感情移入せいてるので、所長の「ええと次はなにをすればいいんだっけ」とかいうセリフに対し
「発注キャンセルの電話っ!」とか声に出して言っちゃうほどだった。また所長がいい人なの、いい人すぎて心配になる。

「ある事件」後はなんとなくおとなしい感じになってそのまま終わってしまった。
人生的意見も哲学もあんまり感じられなかったかな。その辺が残念ですが、一気読みできる内容にはすごく、満足でした。
でも、前からよく僕は言いますが、それは、ね。10年後も覚えてる小説だったか、と言われると少し、ね。
直木賞作家にそんな事を言える僕も末恐ろしいな。。でも本当に面白かった。他のも読んでみようと思っています。

。。いやあ、今度書くけどさ、ぼくは「連続TV小説 あまちゃん」にはまってしまった。
たっちゃん!ぼく今度はあまちゃん談義できるぞ!という事で静岡終わったら集合しましょう。

te744.jpg

The End_744 阿佐ヶ谷 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲
新しい朝のにおい
久しぶりに事務所で朝を迎えてしまった。
早寝早起きがモットーな僕ですが、たまになら新鮮。
疲れた脳みそを抱えながら朝食のパンを買いにいく。
まだ生まれたての朝、連休中だからか人もいない。ゆるい雰囲気。そして雨上がり。

学生時代や20代前半は、酒飲んでこんな朝方に帰ったりしてた。
そんな思い出と朝の匂いに懐かしさを感じながら歩いてた。
あの頃の僕と、今の僕はなにが変わったんだろうか。
今の僕はあの頃思い描いていた将来の自分に近づけているのかな。

眠いけど今日も精一杯がんばろうと思う。晴れてきたし。

te743.jpg

The End_743 原宿 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
■■■ | Comment : 0 | Trackback : 0
▲▲▲