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森の中の箱
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「サイダーハウス・ルール」

マグノリア観た時に他の人のレビュー見てて、なんとなく僕に近い事を言ってる人が居た。
その人がお勧めしてた映画だったので、観てみたのだ。
原作はジョン・アーヴィング「熊を放つ」という小説を村上春樹が訳している。
読んだ事は、ない。

イングランド州の孤児院で育った青年ホーマーの成長を描く物語。親代わりの院長が推進する、当時まだ禁止されていた堕胎の仕事を手伝っていた。しかしその事に異議を申し立て、院長とケンカをして孤児院を出る事になる。彼は堕胎の手術に訪れていた男女の車に乗り込み、意気投合した男性の実家のリンゴ農園を手伝うことになる。その農園には収穫人の宿舎「サイダーハウス」があり黒人が暮らしていて、彼もその中で暮らすことになった。

特別、感動的な映画!とは言えない映画だったけど、安心してじっくり観られると思う。
ひとことで言ってしまえば、ある青年の人生経験を描いた物語。というだけでなにか物足りなかった。
原作は上下巻で1000P越えの大作らしい。それを2時間の映画に落とし込むのは大変な事なんだろう。
そりゃ説明もおおざっぱになるだろうし、なんか薄くなってしまいそうだ。

それでも青年ホーマーの成長や恋、院長との親子関係を越えた関係など、観ててホンワリした。
りんご園で働く黒人女性が、どっかで見たことがあるなあ、、と思ったらエリカ・バドゥだった。
初期が好きだったけど、どんどんヘンテコな方に外れていったイメージの人。
映画とか出てたんだ。ちょっと久しぶりに昔の聴いてみよう。

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The End_渋谷 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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てすとの時間
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The End_721 渋谷 / Nokon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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お静かに。お静かに。


なんども載せちゃうけど、僕この子大好きみたい。
チャーミングやなあ。チャーミングという言葉がぴったりやなあ。



ちかちゃんとカムデンタウンの話してて思い出した。カムデンで亡くなったの何年前?
ぼく意外とこの人のこと好きだったみたい。



最近よく彼らの音楽を垂れ流してる。
仕事中に聴くのにすごくいいみたい。



やっぱりこのひとたちの音楽好きだ。
アルバム買おうかな。



久しぶりに聴いたら良かった。
こんな顔だっけ?



かっこいい。どツボ。
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パウチふたたび
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「ミッドナイト・エクスプレス」

ツタヤでプッシュしてたのでかりてみた。
そしたらその週の藤原ヒロシのブログで紹介されてて、ビックリした。
そうゆうのって嫌でも期待してしまってワクワクしながら見たさ。
でもワクワクするような内容ではなかった。もっと重い。シリアスな社会派映画だった。

1970年。ニクソン大統領の政権下だったアメリカは、中東、東欧諸国との関係を悪化させていた。そんな国際情勢の中、空港で大麻輸送の罪で逮捕される男がいた。最初は自体を軽く見てへらへらしているが、祖国から見放され異国の独房で絶望的な日々を送るうちに、自我がどんどん壊れていく。監獄の中のルールや不条理ないじめ、看守への賄賂などなどを横目にみつつ彼は脱獄を計画する。

前に愛ちゃんに借りて読んだ沢井鯨のプリズナー・イン・プノンペンを思い出した。
右も左も分からない外国で逮捕され、その国の刑務所に投獄され理不尽な扱いや暴力を受ける話だ。
それはカンボジアが舞台だったが、窮地に追い込まれる様はこの映画とすごく近い。
あの本は本当に本当にひどい内容だった(面白いということ)海外旅行に行けなくなりそうだった。

映画の話に戻ると、たまにやってくる祖国の協力者(弁護士とか)は「必ず出してやる、君をアメリカに帰す」と言う。
しかし釈放どころか刑期は延びてしまう。それがすげえ理不尽なの。痛そうな棒を持った看守の気分で決まったりする。
なんて可哀想なんだ。。でも、まてよ。大麻運ぼうとしたんだから、こいつの自業自得じゃねえか。
と思ったらあんまり可哀想じゃなくなってきた。

単純な脱獄ものじゃないし、そうゆう理不尽さですごく楽しめる映画なんだけど
もう少し、社会情勢的な情報を入れてくれればもっと入り込めたかも知れない。
007の時から言っているが、相変わらず当時のトルコが世界的にどうゆう立場に立っていたのか知らないままだ。
でも明らかにこの映画はトルコ批判をしている。いったい何があったんだ!

そしてこれ実話を元にしたアラン・パーカー作品。
中東を旅した若者が、アメリカに帰るときに大麻を持ち帰ろうとした。それで捕まり4年の刑になる。
刑期をまっとうしていた若者は、あと53日という所で再審になり、30年の刑を受けてしまう。
その理由がトルコにとって国際的孤立になりかねない麻薬輸出国の汚名を晴らすため。だって。

どうしたっていうんだトルコよ!

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The End_720 古市場 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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桜の通学路
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「トウキョウソナタ」

山田洋次の「東京家族」を少しみたい気がしてた。
でも劇場まで行く気にはどうしてもならず、DVDでいいやと思っていた。
この映画、ネットでいろいろ調べていると、どうも否定的な意見が多い。
小津安二郎の東京物語と、比べられるレベルにまで至ってないとか。どうとか。

僕は小津信者ではないので「関係ないじゃん」とは思うけど、みんな否定してると、観る気も、ねえ。。
そんななか黒沢清の「トウキョウソナタ」が結構目に付いた。同じ小津との比較的な意見だった。
だけどそっちはお褒めの意見が多かったのだ。だから観てみた。流されやすい僕だ。
黒沢清といえば「贖罪」と「アカルイミライ」を観て、綺麗な絵を撮る監督だという印象。

健康器具メーカーに務める父親は、厳格でプライドが高い。なので会社からリストラされ職を失った事を家族に言えないでいた。いつもつまらなそうに日々を過ごす母や、アメリカの軍隊に入ろうとして父親とケンカをする長男。そして次男は近所のピアノ教室の先生に恋をして、両親に内緒で通い出す。表面上は当たり前な家族だが、皆が皆、思いの丈を誰にも言えずに過ごしている。そんなある日その家族に異変が起こる。

観て思いだした。この監督はすごく影を出す人だった。それもすごく極端に。
室内のシーンとかはもうこれでもかってくらい露骨に影を出している。
それがなんか禍々しさをだすんだよなあ「贖罪」のときなんて本当に怖かったもの。
すごく良い意味で言っています。影とか光とか、写真の表現でも好きだし。

物語は、個々の断片的な物語の前半から、後半になるにつれ、、というか役所広司が出てきてからおかしくなる。
完全ネタバレになるので言わないが、そんな事起こらないでしょ!的なツッコミは満載な事が起こる。
だけどそれが興冷めな感じではなく、なんとなく受け入れられてしまうのだ。
日常で起こらないような事だけど、もしかしたらそれは自分が勝手にそう思っているだけの事、、かも?

あたりまえに続くと思ってた日常や、物事。だけどそれはいつか変わる。変わるタイミングが来る。
リストラや就職や進路とか。そもそも幸せや不幸せだってそうだし、言っちゃえば「死」なんてまさにだ。
そんな、なんやかんやで、やいのやいのだけど、最後のシーン。という流れなんだろう。
僕ね、この映画すごく好きでした。黒沢清が脚本もやってた。この人、好きだなあ。

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The End_719 古市場 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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グイグイ広小路
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「アヒルと鴨のコインロッカー」

観るのは3回目。伊坂幸太郎はすごくすごく苦手なんですが、この話は好きだった。
映画も好きでたまに見たくなる。キャストも松田龍平、瑛太と、好きな俳優さんなので。
センチメンタルな初春にはもってこいな映画かも。まったくハッピーエンドでは無いけど。
最近、あたり!と思える映画に出会ってなかったもので、安全牌として観たのだ。

仙台の大学に合格し、一人暮らしを始めた椎名。ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら片付けをしていると、隣の部屋に住む河崎という男に声をかけられる。初対面なのにいきなり椎名に「本屋を襲って広辞苑を奪う」という作戦を説明しだし、それを手伝えと言う。困惑しながらも手伝いをしてしまう椎名だったが、この話はそんなうわべだけの事では済まなかった。ブータンからの留学生、ペットショップの女店長、河崎の元彼女、猫殺しの犯人グループなど。いろんな人間を巻き込んだ事件に、椎名は途中参加する事になる。

前述しましたが伊坂幸太郎はすごく苦手。もう小説は読まないと思う。
でもこの物語だけは好きなんだ。フィッシュストーリーもまあ好きかな。その他は良いとは思わない。
この物語は良い具合のセンチメンタルな雰囲気や、言わないけどラストもすごく好き。
伊坂幸太郎の特長でもある「広げた伏線、最後にきっちり回収します!」的な気持ちよさがある。

ぶっちゃけ小説(文章)だからできたトリックはあると思うな。
映像化するとすこし突っ込み所はある。それでもなんで好きかっていうと、やっぱり悲壮感なんだと思う。
悲しくて、虚しくて、これからなにを頼りに生きるんだろう。僕だったら生きる自信なんてなくなっちゃう。
そして見終わった後に「彼らのその後」とかを想像しちゃうんだ。そうゆう物語はすごく好きなのだ。

春が一年で一番嫌いな季節だという事の理由。

毎年言ってますが、なにか世の中が不安と希望で入り交じって、ふわふわ浮き足立ってる雰囲気が苦手。
新しい事を始める季節なのであたりまえかもしれないけど、その不安なくせにポジティブな感じが嫌だ。
「ねたみ」にも近いその気持ちを、この季節が来るたびに僕は胸に抱くのだろう。死ぬまで。
この映画はそんな季節に起こった悲しい話だ。だから好き。良いことばっかないんだぞ!と言いたい。早く梅雨よ来い!

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The End_718 洗足 / Nikon D600 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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あるレールのうえ
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「ヒューゴの不思議な発明」

1930年代のパリ。父を事故で失ったヒューゴは駅の時計台に住み込み、時計のネジを巻いて過ごしていた。彼の唯一の家族は、父が残した、壊れた機械仕掛けの人形だった。その人形に付いた「ハート型の鍵穴」その鍵を持つ少女と共に、世界を修理する旅にでる。

なんか話題になってたの聞いてたし、レ・ミゼラブル観る前は、DVDで観てハズレが多くて。。
なんかベタでもいいからわかりやすいの観たくてさ。そうゆう時ってない?
パリの駅舎に住む少年の話で、タイトルにも「発明」ってついてたらそらもう期待は膨らむわけで。。
しかもこんなあらすじ聞いちゃったら、もうワクワクしちゃって死にそうになる。

期待しすぎちゃたのかなあ。感想を一言でいうならば、すんごくすんごくつまらなかった。

冒頭は少しドキドキした。しかしいつまで経ってもなにも起こらないのだ。なので飽きてくる。
天才的な機械いじりの才能を発揮するヒューゴ少年だけど、最後までなにも発明しないのだ。
よくこんなタイトル付けたな、と思ったよ。修理はするけど発明はしない「ヒューゴの不思議な修理」じゃねえか。
調べてみたら原題は「ヒューゴ」だけなんだそうだ。そのままの方が良かったんじゃない?

なんというかさ世界が狭いんだよ。ほとんど駅の構内での話なのでまったく冒険感もない。
予告でも「少年は幾多の試練を乗り越え、、」って言うけど、全然試練なんてない上に冒険すらしてない気がする。
映像は、すごくCGCGしててさ、きれいでインパクトあるんだけど、劇的すぎて心に響かなかった。
3D作品だしファンタジーだからそれで良いんだろうけど。僕はちょっとごめんんさい。でした。

クロエ・グレース・モリッツも、キック・アスのヒットガールの時の魅力は無かった。
キック・アス2も出たら観るんだろうけど(DVDでいい)なんかもう良いやって感じになっちゃった。
冒険=グーニーズ的な物語を想像してしまう僕にはすごく物足りなかった。
インディ・ジョーンズとかバック・トゥ・ザ・フューチャー的な要素がさ。。。

このフラストレーションを解消するには、バック・トゥ・ザ・フューチャー観れば良かったのか。
そうしよう、今度観よう。

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The End_717 馬車道 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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競輪場の風向きについて
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「レ・ミゼラブル」

取り急ぎ誕生日に観てきたので先に書いちゃおう。レ・ミゼラブル。
「ゼロ・ダーク・サーティ」を観るかと悩んだ。でも誕生日に観るので一応安全牌を。名作という安心感を。
結果的には(ゼロ・ダーク・サーティ観てないけど)正解!でした。色んな意味で。
一番は映画館の大音量で観た方が絶対良い!ということ。それだけ音楽が素晴らしかったということ!

パンを盗み19年刑務所で服役していたジャン=バルジャンは、仮出所の際に教会で銀食器を盗み逃げる。あえなく捕まってしまうが司教の慈悲により罪を問われなかった。その事がきっかけで改心し、工場主としての地位を築き市長の座までのぼりつめる。しかしその工場で働いていた、娘を養うために極貧生活を送る女と出会ってから、彼の立場を揺らがす人物に目を付けられるようになる。追い詰められた彼が選択した行動は、、

前半のアン・ハサウェイがお世辞抜きにすごくすごく良かった。
鳥肌たった。なんか素晴らしかった。実は僕、この人の事あまり詳しくないのよね。
顔もそんなタイプではないしさ。でもすごく良かったんだ。歌うまいし。鳥のさえずりのような歌声。
男性陣はヒュー・ジャックマンよりラッセル・クロウの方が好印象でした。

見終わった後に、この物語はなにを言いたかったんだろうか。と、いろいろぐるぐるしてた。
でた結論は「人間」ということだけかもしれない。ぱっと見「愛」かもしれないけど。
人間の欲望や、ねたみ、正義感、綺麗事、気変わり、希望。なんかいろいろぐじゃぐじゃになってる感じ。
んで最後に人間の喜びとはこれだ!どんっ!的な話だ。

たった一度の間違いで19年も服役したジャン=バルジャン。仮釈放で逃亡するが改心する。
でもそのことをずっと許さず追い続ける警官。彼にとっては今良くなっていても、罪は消えない。それが彼の正義。
ジャン=バルジャンも、いくら時間が経っても過去の自分の罪を背負い続ける。それでも自分に正直に生き続ける。
登場人物みんなが、自分で信じるものを持っている。信じるべき物を知っている。工場の女も。

でもそれがいろんな価値観に置き換えられると、揺らいできたりする。良い方にも悪い方にも。
そこら辺がすごく人間らしくてさ、響いたなあ。考え、悩み、迷い、そして自分で活路を見つけるのだ。
ぼくだったら「ま、いっか!」って済まして見ないふりしそうな事だけど、みんな苦しんで、考えている。
もちろん時代というのもあるけれど、僕ももう少しちゃんと考えて生きようと思った。



英国王のスピーチがすごく好きじゃなかった僕にとっては、少し印象が良くなったトム・フーパー監督。
しかし終盤劇場内でグスグス泣き声が聞こえてきたけど、僕なーんにも泣かなかった。
ぜんぜん面白かったんだよ?心にも残ったし、観て良かったと思う。でもなーんにも泣かなかった。
心の底では「そんなに感動するほど奥が深い話ではない」と名作に対して失礼な気持ちが、実はある。

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The End_716 渋谷 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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はけ口がみつからない
誕生日から更新が滞ってました。なんか気が向きませんでした。
まだ33歳に慣れてなかったのかしら。

すぐにまた映画とかの話になるのもあれなので、ちょっと違う話。
専門的で難しいことが分からない僕なので、間違ってるような事を言っちゃってるかもしれない。
そもそも僕なんかが写真を語るのは真剣に写真をやってる人たちに失礼だと思うけれど
まあ素直に思ったことを書いてみよう。と思います。不快に思ったらごめんなさい。

FBではこないだ言いましたが、生まれて初めてデジタル一眼レフを購入した。
誕生日だからという訳ではなくて、そもそも誕生日前に買ってたんだけどさ。
前から考えてたフルサイズ機の購入。値が張るけどやっぱり同じ画角で今のレンズ使いたいので。
そんでもってニコン/D600がちょいなちょいなな値下がりしてたので。もう買っちゃった!

ボディでいろいろ保証とかも入れて19万くらい。ポイントついたので実際はもっと安いけど。
それに新しいレンズやら、SDカードやら、例の保護フィルムやら、レリーズやらで総額30万くらい。
あとAFの単焦点レンズも何個か必要な感じだ。FXのレンズはいちいち高い、うう、お金がもうない。
デジタル買ってテンションも写欲も良い具合にあがり、バシバシ撮っている。それでいろいろ思ったのだ。

アナログが廃れ始め、デジタルが主流になってきた時に、先人の写真家さんはデジタル批判をしてた。
デジタルはダメだと皆が言ってた気がする。僕は当時コンデジくらいのを持ってた程度で、正直分からなかった。
今デジタル一眼を持ってみて、言ってる意味が分かった。。と、そんな全部分かったみたいな偉そうな事は言えない。
でも率直に思った事は「撮ってる気がしない」という事でした。

僕は難しい事は分からないけど、単純に心が動かないのだ。
そらもちろん今まで通り歩いてて「撮りたい衝動」はある。なので撮る。でもスッキリしないのだ。
フィルムだと同じシーンで設定変えて撮る場合、とっても2枚、まれに3枚。デジタルだと何枚も撮っちゃう。
そして後で見返して、選んで、要らないの削除できる。それがすごく機械的で、無感動さを生んでる気がする。

写り方はレンズの具合もあるかもしれないが、コントラストがすごく強く出てる気がする。その辺まだつかめてない。
影の部分とかの沈んだ所は黒い。その黒が本当に黒なの。無。フィルムだと黒の階調がもっとある気がする。
それでもでもやっぱりフルサイズ機。すごく情報が多くて静かな写真が撮れる。それには素直に感動する。
もう少しいろいろ試してみないと分からないけど、僕はデジタル持ってみて、フィルムの良さがより分かってきた。

もちろんデジタル買ったことを後悔していない。仕事でも使うし、デジタルの良い所はいっぱいある。
だけどこれからもフィルムの写真を撮るんだろうと思う。これまでよりも撮りたい気が大きくなっている。
その気持ちを押さえて、今はしばらくデジタル持っていようと思います。慣れる意味も含めて。
それでなにか見えたとしたら、フィルムの写真も今までの僕の写真と変わってきそうな予感がするんだ。

そんな自分を想像すると、すごくワクワクする。
そうゆう気持ちってすごく大切にしないと、と思う。
ただでさえ慣れてしまって、物事を新鮮にとれなくなるし。
ゆっくりと、そんな自分になりますように。

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The End_715 渋谷 / Nikon D600 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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ぼくが生まれた日の事
今日一日を村上春樹の小説に出てくる人のような生活にしてみようと思った。
それは今日僕が誕生日だったからというのが、少しだけ関係あるような、ないような。
昨日思いついただけなんだけどね。誕生日といっても特に予定もないし、仕事も落ち着いたし。
だから終日オフにして、そうゆう感じにしてみようと思っただけなんだ。

とりあえずいつもの時間に起きてジョギングをした。昨日も走ったけど、今日も走った。
このところ早朝ですが、週4くらいで走っている。ちょっとオーバーワークかもしれないと思ってる。
風が強かったので、洗足池2周して昭和医大経由のショートラン。7kmくらいかな。
戻ってシャワーを浴びサンドウィッチを作った。パン食な人間ではないけど、村上春樹ではそうなのだ。

クラシックじゃないけど音楽聴きながら、レタスとトマトとたまねぎと玉子とハム。
からしが少しききすぎたけど、美味しかった。その後着替えて出かける支度をした。映画館に行くのだ。
本当は単館上映のマイナーな映画を観たかったんだけど、せっかくの誕生日なので名作を観ようと。
ベタですがレ・ミゼラブル。泣かなかったけど面白かった。セリフを歌でっての面白いね。色んな意味で。

映画の後は渋谷の街をぶらぶら散歩した。風は相変わらず強かったけど、暖かくなってきたし。
なによりも僕は新しいカメラを買ったのだ!操作に慣れるのと試し撮りも兼ねて。それはまた今度。
ヒカリエに初めて行ってみた。いつも墓石みたいなビルだと思ってた。たいした店なくてすぐやめちゃった。
このあたりで気付く。全然村上春樹っぽくない。。と。

そのあと自宅の方に戻ってきて、夕食の買い出しをした。パスタにした。簡単だし村上春樹っぽいし。
できあいのソースではなく、魚介をオイルとニンニクで炒め、コンソメとか入れて、のりをまぶした。
僕にしてはそれなりに作ったつもりだ。音楽聴きながら無心で料理した、良い時間だった。
村上春樹だと野菜は青山の紀ノ国屋で買うんだろう。僕の場合はサミットだ。看板が緑ってのは共通してる。

暗くなってから雨が降ってきたんだ。なので窓開けて静かにふる雨を眺めてた(時おりすごい風が吹いたけど)
なにを隠そう僕は無類の雨好きだ。しかも夜の雨が良い。匂いも、音も、重さも大好きだ。
誕生日にそうゆう天気になってくれてすごく嬉しかった。しかも村上春樹っぽい。いいぞいいぞ。
すぐ暴風雨になってしまったので、そんなにゆっくりはできなかったけど。

その後湯船ドラクエして、もう一本映画観た。その頃にはもう村上春樹の事は忘れてきてた。
村上春樹だったらウイスキー飲みながら、デューク・エリントンでも聴く頃だろう。
でも僕はお酒を辞めた人間なのだ。たまに飲むけど、基本的には飲まない人間になってしまったのだ。
お風呂上がりはアイスだ。コーラを一気のみしてからのアイスだ。こればっかりは譲れない。

一日を振り返ってみると誰にも会わなかったけど、静かで、有意義に過ごした一日だった。
ひとりぼっちでが心地よくて、渋谷の喧噪と自分との距離感が新鮮だった。良い疎外感とでも言うのか。
そして僕はこれから歯を磨き、ベッドで本を読んだ後、丸太のように眠るのだ。
目覚めたときには新しい自分になっているはず。そして今まで通りの日常にまた戻るのだろう。

一年前の自分と今の自分に大きな変化はあったのかな。
そしてこれからの一年間で僕は変化するのかな。
そんなに変わってないつもりでも、気付かない程の小さな変化があるんだろうか。
それが、少しでも良い方への変化だったらいいなと思う。

こんなペースでまた一年間頑張ろうと思います。
また来年の誕生日も雨が降りますように。

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The End_714 羽根木 / Nikon D600

33歳の定点観測。めずらしく自分の写真。
いつも撮るばかりなので、自分の写真ってほとんど無い。
お祝いのメッセージをいっぱい頂きました。
みなさん本当にありがとうございました。おやすみなさい。

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すぐいなくなる人




すごく好きになっちゃって最近ずっと聴いてる。
自宅への帰り道、すごく急な坂を登りながら聴いてると泣きそうになる。



久しぶりに聴くと響いちゃって泣きそうになる。



特に泣きはしないけど、最近よく聴く。



空気感が好きすぎて泣きそうになる。



もう、だめ。

総じて言うと春が近いからか、最近すごくセンチメンタルになっている僕だ。
なんだかわからないけどそわそわ落ち着かないし、はっとした瞬間、急に不安になる。
デジャブも多ければ、部屋で体育座りしている時間も増えてる気がする。
昔好きだった女の子の事を考え感傷的にもなる、、って、それはいつもか。だから春って嫌いだ。

そして、もしかしたらなんですがこの歳になって花粉症になったかも!まだ認めてませんが。

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ポッポポ
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「デビッド・リンチ / インランド・エンパイア」

僕ね、デビッド・リンチって詳しくないんだ。
ツインピークスというアメリカドラマでヒットした監督。ってことしか知らない。
そんなんだからもちろん彼の映画は観たことがなかった。いつか観るのかもなと思っていたけど。
できるだけ「名作」と言われているものは観ておきたい。できれば死ぬまでに。実はゴッドファーザーも観た事ないの。

落ち目のハリウッド女優、ニッキーはある映画の主役に抜擢される。ポーランドの民話を元にしたその物語は、過去の撮影中に主演の俳優が殺されていたため、「呪われている」といういわく付きの物語だった。その事を知らないニッキーは出演を承諾し撮影に入るが、撮影が進むごとに現実と虚構の境界が曖昧になっていく。そして謎のウサギ人間とその物語は複雑に絡み合っていく。

最初に選んだ映画としては失敗だったのかも。難解すぎて(断片的すぎて)正直よく分からなかった。
真面目に観てると、なにがなんだか分からなくなってきそうだったので、適当に観てた。
それが良かったのかな、だんだん僕まで現実と虚構が分からなくなっていき、かるいトリップ。
怖いと言ってもホラー的な要素はなく、血も出ないし、メンタル的な恐怖なので好きな部類だった。

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ウサギ人間が出てくるんだけど、それが村上春樹っぽい印象だった。
羊博士?リトル・ピープル的な存在よ。海辺のカフカのカーネル・サンダース的な。ね。
しかしデビッド・リンチ。観て良かったよ。おもしろい人そうだ。
この映画を観て、嫌になる人も居るみたいだけど僕はそんな事なかった。違うの観てみる。

いやしかし、最近複雑な映画ばかり観てる気がする。
少しシンプルなのみたいかな。。すかっとしたい、かも。

夢の世界では話の途中で登場人物が入れ替わり、場所が飛躍しても矛盾を感じないだろう。
この映画もそんな夢に似ている、ただしそれが悪夢なのだ。
ふだん意識しない、自分の深層心理に訴える何か。
たとえそれがおぞましいものであっても見てみたいと思ってしまう。

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The End_713 井の頭線 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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洗濯物の人生
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「とびだせどうぶつの森」

もうぼつぼつ書いてもいいかしら、、と言う事で。とび森。
今までのシリーズには縁がなかった人なんだけど、昨年末からずっとやってました。
もともと「おもしろい」という情報は耳に入ってたし、こんかいのも話題になってたしで。
正月休みはこれやろう!と年末に買ったんだ。でも品切れでダウンロードしたんだった。

僕ね、このゲーム、最初はそれなりにはまったんだけど、苦手分野でした。
まず僕は向かう先が見えないと、いまいちはまらないらしい。
このゲームには終わりがないのだ。毎日いろんあどうぶつと出会い、ふれあう。
そして村を作り、村で生活する。シムシティのほっこり版といっても良いのかな。

でもシムシティとは明らかに違う所、それはやっぱり向かう先がない所なんです。
シムシティは大好きだ。そしてシムシティには市民集めという大きな目的がある。
目指せメガロポリス!という目標があるのだ。でも「とび森」にはそれがない。
それはすごくすごく僕の中で大きいんだと、心の底から感じたのだ。

いやしかし、それなりにほっこりもしたし、カブトムシもサメもいっぱい集めたし。
好きなキャラもでき(秘書のしずえさん)イベントも楽しめた。だからやらなきゃよかった、とはなってない。
だけどもうログインする事すら億劫になって来ている。でもこないだ甥っ子に命令してやらせてみた。
村の花は全て枯れ果てていた。。そもそも季節が変わっていた。

もうこれはお終いでいいや。。売却するかな。。
と思ってたけど、ダウンロード版。失敗したなあ。。

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The End_712 荏原 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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魂を抜きとりましょう
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「マグノリア」

難解な映画だとは聞いていた。長いとも聞いていた。
といっても3時間は特に気にせず観れる範囲なので大丈夫。
内容も、ハードルあげて観たからかそんな難解には感じなかった。
物語が断片的だから集中してないとヒントを逃して、ピースとピースがくっつかない感じかも。

ロスの郊外に住む人々の24時間を描いた物語。全員が気付かないうちに関わりを持っているという話。死の床に伏せた男と、その若妻。そしてその男を献身的に介護する青年。女性の口説き方をレクチャーする男や、TVの名司会者、そして仕事一筋、大まじめな警察官と、天才少年。などなど、個性豊かな登場人物が、みんな少しずつ絡み、影響を受け合う。そのなかで皆の心の奥にある「本心」みたいな物がだんだんあらわになってくる。

パルプフィクションみたいな、異なった物語を組み合わせ、最後ファ−!的なあれです。
伊坂幸太郎のフィッシュストーリー的か。伊坂幸太郎は苦手だけど、あれは映画としては好きだった。
しかしレビューみると批判の多いこと!星一個も付けない人がゴロゴロと居る。
確かに分かりにくい映画だし、長いし、大衆向けではないけど、そこまでかなあ。。

中でもラストの表現は本当に本当に賛否両論だった。意味がわからん、と皆言ってた。
ちなみに僕は知人にその事を前もって聞かされていた。だからか分からないけど、意外と納得派です。
いちばーん最初に伏線張ってたよ。すごくわかりずらいかもだけど。。一番最初の映像が全てです。たぶん。
あんまり言えないけど、ね。みてみて欲しいけど、こんだけ批判が多いとあまりそうもいかない。

ひとつだけ言っちゃうと、どしゃぶりの雨をアメリカ南部の方言で言うと
「it's rains bullfrogs(ウシガエル)」というらしい。
村上春樹っぽい映画だと思ったのは僕だけかな?
観たことある人、ぜひ話しましょう!

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The End_711 荏原 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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良い物を少しだけ
体調を少しだけ崩してました。
前兆というか予感はあって、やばいかな、、とは思ってたんだ。
だけどやることがあった。だから気を張っていたのだ。
その緊張の糸は無事にほぐれたけど、とたんに体調は崩れていった。

まあ良くあるパターンのあれです。
みんなが「暖かい」って言ってるのに、僕だけ寒かったし。
でも熱はなかったんだよな。悪寒と、頭痛と気だるさだけ。
なのでこの土日は強制オフにして、実家に帰り療養してきた。

ご飯食べて、薬のんで、早朝の子どもの騒音防止の耳栓して
ぐっすり丸太のように寝たらバッチリ治った!すごくバッチリ!
寝不足も続いていたのか夜10時就寝、朝の8時までノンストップ。
気持ち良かった。朝起きたとき世界が新しくなってるような気がした。

そして月曜日は無事ランニングもできた。12km、自分なりのナイスランでした。
オフィスに行って久しぶりのデスクワークもして。たまっていたことを整理した。
コツコツ作業して、いろいろかたづけて、まとめて、次の準備だけして早めに帰った。
そして湯船で本を読み、ストレッチして、アイス食べて、パリッパリのシーツのベッドに潜る。

なんか完璧な一日を送ってしまった。

それもこれも、忙しい日々があったからこそ感じる幸せなんだろう。また日常に戻れば普通なのだ。
本当に人間は慣れやすく、忘れっぽく、無い物ねだりばかりの自分勝手な生き物だと思う。
毎日あたりまえに過ぎていく事に、いつも新鮮な気持ちで居られたらどんなに素晴らしいか。
それはそれで疲れちゃいそうだけどね。。ああ、いったい僕はなにで満足するのだ。。

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The End_710 目黒本町 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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