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井戸の水
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「闇の列車、光の旅」

予告で観ておもしろそうだなと思ったので。

南米を縦断する列車に乗りアメリカへの越境を試みる家族の中の少女と、ギャングのリーダー殺しで追われる男とがその列車で出会う。男は列車内のいざこざから少女を助け、それがきっかけで一緒にアメリカへ逃げる。というある意味逃亡劇。

これね、まったく面白くなかった。
前半はまあそれなりに入り込めた気もするので、まったくつまらんって訳でもないかな、、
それなりにハラハラしたし、ギャング怖かった。基本、暴力&怖い&血は苦手ですが。。
なんでこう入り込めなかったのか、それはたぶん設定がイマイチだから。囲い。

なぜ少女は危険を冒してまでアメリカに行くのか。
なぜ男はギャングの組織へ入ったのか。そしてなぜリーダーを殺したのか。
そして、どうやって逃げるのか、敵がどうやって追いかけてくるのか、まったく見えない。
とにかく色んな事が分からなかった。なのですごく薄っぺらい物語に見えてしまったのだ。

完璧な物語なんてないし、必要ないのはすごく分かってるんだけど、どうしても突っ込んでしまう。
設定や説明って難しそう。言わなすぎはこんな映画みたいになるし、言い過ぎもうざったいし興ざめする。
僕が感じ取れてないだけかもしれないけど、今回のは完全に説明不足な映画だと思う。
言葉にしないでもじわじわ理解できるのがベストなんだろうな。そうゆうちょうどよさってすごく気持ちいい。

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The End_707 白楽 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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諏訪さんにおまかせで
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「ヴィム・ベンダース / ベルリン天使の詩」

ロードムービーの話が少し出たからではないけど、大好きなヴィム・ベンダース。
勝手にドイツが生んだ天才だと思っている。一番好きな映画監督は?と聞かれたらヴィムと応える。
そのくらい好きなのにこの映画観たことなかった。存在すら知らなかった。
1984年「パリ・テキサス」でカンヌでグランプリを受賞後10年ぶりにドイツに戻って作った映画。だそうだ。

廃墟のうえから人々を見守る天使その姿は子どもだけに見える。天使は永遠の命を持っているが、自分が人間ではないことに嫌気がさしていた。そんな天使がある日サーカスに迷い込み、人間の女の子に恋をする。人間に恋をすると死んでしまう天使はそれでもサーカス小屋に通うようになる。。人間の視点をカラーで、天使の視点をモノクロで表現している映画。

ヴィム・ベンダースのなにが好きか。。といえば映像なのだ。。構図も色彩も大好き。
でもそれってもしかしたら、ヴィムが好きなんじゃなくてカメラマンが好きなのかもしれん。
でも「パリ・テキサス」や「アメリカの友人」とかで印象的な、ビビッドな色味はこの作品にも出てて、すごく良かった。
物語は岩井俊二っぽくて(岩井俊二がヴィムっぽいのかも)好きだ。「恋をすると死んでしまう天使」なんて大好きだ。

インテリアにはバウハウス物がすっごく出てくる。椅子がブルーノチェアばっかりだった。
ドイツだからなのか、時代だからなのか分からんが、僕バウハウス好きだからいいや。
全体的には暗い話なのかもしれない。だけど僕にはすごく普遍的なラブストーリーにとれた。
まだベルリンの壁があった時代。なにも変わらない虚脱感で溢れた時代。それでも世界は色で溢れている。

子どもは子どもだったころ
いつも不思議だった
なぜ僕は僕できみでない?
なぜ僕はここにいてそこにいない?
時の始まりはいつ?宇宙の果てはどこ?
この世で生きるのはただの夢?
見るもの聞くものかぐものは
この世の前の世の幻?
悪があるってほんとう?悪い人がいるってほんとう?
いったいどんなだった?
僕が僕になる前は?
僕が僕でなくなった後
僕はいったいなにになる?

また好きな映画が増えたと思う。やっぱりヴィム・ベンダース大好きだなあ。
もう一作品、ずっと観たくて、でも廃盤で、レンタルもしてなくて、ずっと探してた映画がある。
そして最近手に入れたのだ!すごく楽しみです。それは、また。
少し仕事が落ち着かないと映画すら手に付かない。

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The End_706 古市場 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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とけあう日差し
このブログにはタイムラグがあります。ありがたい事に今、仕事がバタバタで少し大変なのです。
今は本読んでる時間も、ドラクエやる時間も、ゆっくり映画観る時間も、はっきりいって無い。良いことだ。
当面の問題は、明日までに返さなきゃいけないDVDが3本もたまっているという事くらいか。
少しだけ、、ゆっくりしたい気もある。完全ないものねだり。ヒマな時に文章書きためてて良かった。

とにかく頑張ります!

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「シルビアのいる街で」

いろいろ物色してて、うーん、どうかしら。と少し悩んだけど、ついで感覚で観てみた。
、、これはものすごく退屈な映画だ!自信持って言えるわ。退屈だったぞ!
でもつまらないかと言われたらそんな事もないな。もともと退屈な映画すきだし。
退屈な映画好きじゃなかったら、ロードムービーなんて観れないよ!的な持論もあるし。

青年はホテルの一室で目を覚まし、地図を片手に街を歩き回る。次の日はカフェで女性を観察し、デッサンする。そのうちにガラスの向こうに女性を見つけると、その後を追い出す。女性に声をかけるが返事もない。そして電車に乗り込むその女性のあとをずんずん追う。そんな映画。

これね、全部言っちゃった。完全なネタバレです。逆に言えばこれだけの映画です。
いやしかし退屈だった。セリフは1時間経過したあたりでやっと出る。
最初のホテルのシーンは5分くらいかな?静止画かと勘違いするくらいずっと動きがない。
これはもう尋常じゃない映画だとその時に予感が始まる。不安に似た予感。

そしてあらすじを読んで頂ければわかると思うが、完全なるストーキング行為だ。
しかもその女性に「シルビアだよね」と声をかけるがシルビアではない。
「どっかで会ったことあるよね?」的な。古典的なナンパだ。
そして女性が乗り込んだ電車に一緒に乗り込み、まだしつこく声をかける。

実際そんな事が起きたら女性にとって恐怖以外のなんでもないだろう。でも映画だから良いのだ。
つまりなにが言いたいかというと、退屈極まりない映画だけど意外と好きだったということ。
静かな映画だし、町並み綺麗だし、映像的なポエム、チックで。好き。
ただもう一回観たいかと聞かれたら、断固拒否する。

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The End_705 鹿島田 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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腱鞘炎との戦い
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「ソフィアの夜明け」

最近マイブームな東欧が舞台の話だし、大好きな監督
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが大絶賛してたので観てみたのだ。
コンクリートの無機質な集合住宅なくせに、扉がカラフルに塗られてたり。
その色もビビッドなくせに朽ち果ててたり。すごく好きな感じだ。東欧!

ブルガリアの首都ソフィアという街。38歳の男はドラッグ中毒を克服中。恋人とケンカ別れした晩に、観光客がネオナチ集団に襲われているのを目撃する。そしてその中に弟の姿を見つける。

ベルリンの壁崩壊や、冷戦という縛りが解消されたとしても、まったく明るくなくてさ。
なにか東欧の都会の閉塞感や、虚無感、倦怠感みたいなものがすごく伝わってくる。
なんかバブル崩壊後の日本みたいな雰囲気が少ししてさ、それで共感してしまうのかな。
僕の憂鬱な性格が理由か?まあそれはいいや。

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このソフィアって町、すごく美しい町ね。行ってみたい。
朽ち果て感と、ヨーロッパ感と、なんかもういろいろ混ざってて、好き!
そして映像もすごく好きな感じでした。彩度が低い感じの映像好きだ。そこに差し色ドンっ的な。
終盤の夜明け前の街を徘徊するシーン。すごくすごく静かで、綺麗でした。

最近、東欧の映画がすごく注目されてる。スコリモフスキとかムンジウとか。
ソ連という共産主義下で暮らしていた彼らは、抑え込んでいた表現がじわじわ出てきてるのかな。東欧最高だ!
タイトルの「夜明け」月並みな表現ですが、明けない夜は無い的な意味に捉えて感動してもうた。
明け方の青い光がすごく綺麗だった。やっぱ朝だよ。朝最高。

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The End_704 白楽 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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夏のわすれもの
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「ハートロッカー」

すごく話題になってたよな、なんかの賞取ったんだっけ?
ぼく戦争物苦手なんだよなあ、と思いつつ気にはなってた。で、観てみたのだ。
こんなに緊迫感のある映画って久しぶりに観たかも。そしてすごくリアル。
もちろん行ったことないけど、戦争ってこんなんなんだろうなと想像できてしまった。

2004年、イラク、バグダッド爆弾処理班チームは作業中の事故により班長が爆死してしまう。その班長の代わりに派遣されてきたジェームズ軍曹。彼はこれまでにいくつもの爆弾を処理してきたエキスパートだったが、型破りで無謀でワンマンな行動が多く、部下を困らせていた。戦争下という極限の状態で人の心の根本にあるものを表現してた。と思う。

そもそもイラク戦争って何だったんだ。。
大量破壊兵器の捜索、サダム・フセインのクルド人弾圧、湾岸戦争の停戦決議違反。。
いろんな事を開戦理由にしてるけど、要は9.11同時多発テロだよな。しかえしだよなあ。
そんでもって結局、大量破壊兵器って見つからなかったんじゃなかったんだっけ?

イラク戦争は悲しい戦争だったというイメージしかないや。
そもそも戦争なんて悲しい(虚しい)イメージしかないんだけど。。
勉強不足な僕なんかが語れないほど大きな何かがあるんだろうが、根本はそこだ。
なので僕のブッシュ元大統領に対するイメージは、ものすごくものすごく悪いのだ。

話が映画に戻ると。。冒頭にテロップで一言。
「War is a drug」(戦争は麻薬みたいなものだ)と出てくる。
この意味は最後の最後で分かるんだけど、なんともニクイ演出だと思った。
ちょとコレばっかりは言えないので観てみてください。

にしても結構な映画でした。意味深な所もあるんだけど、基本わかりやすいかな。
暗喩的な表現が少しあると言うこと。そもそも「Hurt Locker」も意味がよく分からん。
調べたらスラングで「棺桶」とか「強烈な痛みを感じる場所」らしいけど、いまいちぴんと来ない。
なんかあるんやろうなあ。そうゆう意味深な所、好っきやなあ。

印象的なシーン。
倒れた先に見えたのは、真っ青な空に上がる凧。
すごく鮮やかな空と凧だった。

印象的な言葉。
年をひとつずつ取るごとに、大事なものが多くなって、"特別なもの"とは思えなくなってくるんだ。

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The End_703 白楽 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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爪を立てる恋
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「野沢尚 / ふたたびの愛」

彼の小説は3冊か?4冊か?読んできて、未だハズレがない野沢尚。
いままでのは全部長編だった。そして今回は短編集です。これはこれでいい!
脚本家なのであたりまえですが、長編は連続ドラマ観てるようで、短編は世にも奇妙な物語観てる感じ。
すごく情景が浮かぶんだよな。。肌が合うのかしら。

表題の短編がいちばん好きでした。シーズンオフの沖縄で偶然再会した男女。女は売れっ子脚本家、男はかつての有名脚本家。男が講師をしてたシナリオスクールの生徒だった女は、5時間に一度しか笑わない女。ふたりは恋人関係になるが男には妻がいた。そして彼女が売れっ子になるにつれ疎遠になった。沖縄で再会しお互い意識しつつ距離をとる二人。そんな雰囲気の中、女は男にあるお願いをする。

時代が時代だから、少しバブリーな背景に違和感を覚えるけどまあ面白かったわ。
ストレス無しですらすら読めるってことだけで、気持ちいいんだけどさ。
それだけじゃなく内容も面白いので、もうすごく好きな作家さんになったよ。
あと何冊ぐらいあるんだろう。調べてみよう。全部読もう。

そして、この短編集が遺作になったみたい。巻末には次回作の草案めいた文章が載ってた。
高野和明が解説してたのも読んだけど、みんな訃報をすごく残念に思っているみたいだ。
当時のことを僕はまったく知らないけど、今こうして彼の小説を読んでいると、僕もすごく残念。
才能ある人の作品がもう読めない(観れない)というのは本当に淋しいことだ。

村上春樹が死んだら僕はどう思うんだろう。。
そして新作長編、4月発売のニュース!1Q84のBOOK4じゃなかったなあ。。
もう出ないんだろうか、、それならそれで読み直したいんだけどな。BOOK3読んでないし。
長編の後ってエッセイとか短編を書く印象だったけど、また長編なのもビックリ、嬉しいけど。

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The End_702 武蔵新田 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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ここでおサラバだぜ
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「17歳の肖像」

女子高生が大人の男に憧れて、理想の処女喪失をする映画。それだけ聞くと絶対観ない映画だと思う。
だけど僕は観た!主演のキャリー・マリガンがすごくブームだからです。ごめんなさい。
しかしこの子相変わらず好きだったんですが、女子高生役は無理があるかも。。老け顔だもんな。
老け顔ってのはすごく良い意味です。犬顔ばんざい!

ロンドン郊外に住む16歳のジェニーは、オックスフォード受験を控え勉強に励んでいた。といっても16歳の女の子、ある雨の日デイビッドという大人の男性に出会ってからは、勉強もおろそかになり親にも先生にも反発するようになる。華やかで煌びやかな大人の世界に誘われ夢見心地なジェニーだったが、学校で噂になるようになってから良い事ばかりに見えた世界に亀裂が入り出す。

この映画を僕が17歳の時に見てもなにも感じなかったかも。なにも理解できなかったかもしれない。
女の子主体の話だし、17歳の女の子の気持ちなんて昭和における月の裏側くらい謎に満ちている。
そして僕は32歳になった今でも、女の子の気持ちなんて1ミクロンも理解できない。
前半はそんな感じで入り込めず、正直くだらない。でも後半だんだん良くなってきた。

結構ベタな展開で、オックスフォードに行け行けうるさい教育パパも、娘を思っての言動だったりする。
裏ではやっぱり優しいのだ。僕、そうゆうの弱い。泣きまではしなかったけどわりとジュンジュン来た。
17歳。目の前の煌びやかさに浮き足立つ女の子。進学を勧める助教師に悪態もつくが、最後は自分でまちがいに気付く。
本当に単純な話だけど感動しちゃった。こんな僕でも、32年間生きてきたからこそ分かる部分があるのだ。たぶん。

子どもに対して、言葉で伝わるものってすごく少ないと思う。自分で経験して、失敗して、気付かないと絶対に覚えない。
主人公の女の子は自分で気付いて、それからは自発的に自分の生きる道を歩み出す。そして狂ったように勉強し出す。
なんか自分と重なってしまって、少し感情移入しちゃった。僕は結果的に全然足らなかったけど。
それでも、あの時気付けた事はすごく良かったと今でも思う。その辺は野口先生にすごく感謝している。その辺だけね。

若い頃は全てがキラキラして見える。それはただ知らない事が多いだけだからと思ってる。
今、全てを知った訳ではもちろんないが、なかなか感動しなくなってくる。不感症だ。
なるべく物事に感動しようと努力しているけど、天然で感動する若い人たちには勝てない。
それは少し寂しいことでもあるけど、どこか嬉しいことでもあり、少しだけ自分も歳とった事に気付くのだ。

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パリのセーヌ川のほとりでワインとパンとカメラを持ってピクニックするシーン。
すごく良かったなあ、ああゆう時間って無くなったなあ、春になったらピクニックしたい。
ちなみにそのシーンで男が使ってたカメラはPENTAX SPOTMATICだった。
僕が親父に貰って使ってた初めてのカメラ。原点。

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The End_701 荏原 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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風きり音
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「わたしを離さないで」

SFめいた話なのかしら。人間の平均寿命が100歳を越えた。という前提の話。
その理由には、臓器移植をするためだけに生まれて来るクローン人間の存在があった。
娼婦や殺人犯などのDNAを使い生まれたクローン人間だけど、普通にケンカもすれば恋愛もする。
ただひとつ違うのは、自分のすべての臓器を移植をするために生まれて来たという事だけ。

映像というか、風景がすごくすごく綺麗でした。本当に感動した。行ってみたくなった。
スコットランドっぽいなとおもったらしっかりイングランドだった。
映像に仄暗さがすごく出てて、すごく好きだった。寒々しくて、良かった。
ロケ地検索したら結構ヒットした。曇り空や雨が好きな僕はすこぶるテンションが上がるのだ。

前半はどこか平和的で牧歌的。クローンがいたって普通の環境で集団生活をする。
子どもの頃から洗脳され、3回か4回の手術で命を終える宿命だということを教え込まれる。
中盤すぎ「提供」という名で臓器移植が進むと、一気にシリアスさが増していった。
痛々しくて見てられない。全ての移植が済む事を自分で「終了」と言うのもなんか心が痛む。

少し設定が微妙だったかも。みんな臓器提供して死ぬ運命を悲観してるけど、いくらでも逃げれるじゃんと思った。
でも逃げたやつもいないし、みんな逃げない。一人ぐらい逃げて、その後どうなった的な件があってもよかったかも。
悲観するということは洗脳しきれてないのでは?空き箱のような人間になるはずだ。それがあたりまえなんだから。
だけど自分の運命を受け止めてるって訳ではなく、なんかみんな葛藤してる。なんかどっちつかずだった。

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子どもの頃から同じ施設で生活していた3人が、打ち上げられた船を見に海に行くシーン。
どこまでも続く砂浜にぽつんと船が打ち上げられている。窪美澄さんの「晴天の迷いくじら」を思い出しちゃった。
風が強く海と船と砂以外はなにもない。すごく美しいシーンでした。こんなになにもない海って日本にはない気がする。
なんかいもいってしまうが、ここ行ってみたいな。無表情な海の写真撮りに行きたい。

引用ー
私たちと私たちが救った人々に違いがありますか?
皆「終了」する「生」を理解することなく命は尽きるのだ。

「DRIVE」に出てて今度「グレート・ギャッツビー」のリメイクにも出るキャリー・マリガン。
やっぱり僕この人好きだ。犬顔ばんざい!

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The End_700 鶴見 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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からくり野郎来襲
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「SUPER 8」

つまらん映画、観て損した映画。とみんなに批判されてた印象が多い。
だけどさ、ETとスタンド・バイ・ミーとグーニーズとエイリアンが混ざったような映画。と言われたら興味もでるわ。
そんでもって観てみたけど、そんなにクソつまらなくはないじゃない。という感想でした。
ちゃんとETもスタンド・バイ・ミーもグーニーズもエイリアンも入ってた。あとランボーも入ってた(笑)少しだけね。

1979年夏。オハイオに住む少年ジョーは、友達と8mmフィルムの映画を作っていた。ある晩、友達5人で家を抜け出し夜の撮影に向かう。その撮影中に大きな列車事故に遭遇し彼らはカメラを置いて逃げてしまう。その列車は米軍のものでエリア51から極秘の「なにか」を運んでいる所だった。そしてカメラはその「なにか」を偶然撮影してしまった。その日から彼らの住む街では不可解な事ばかりが起こるようになる。

前半すごくワクワクしてる自分がいた。それこそグーニーズを観る前のワクワク感に似た感じ。
でも中盤以降すごくだるくなる。なんでだろう、、盛り上がり要素がまったくないからかな。
映画製作、冒険、初恋、敵討伐、親子の絆、いろいろあるけど全部が浅い感じだし、なにも解決しない。
そもそも問題定義も無い。だから最終的にどうなったのかまったくわからん。

彼らの街でアメリカ軍は急に戦闘を始める。そのシーンは映像的にはすごいんだが、なんで戦ってるのかがよく分からん。
その戦場に子どもだけで忍び込むんだが、どこになにがあるのか、そもそもなにを探しに行ってるのかもよく分からん。
こないだのテリー・ギリアムの話はこの事を言ってるんだなと、なんか納得しちゃった。映像は、すごいんだよ。
子どもたちもいまいち影が薄い。グーニーズみたいな発明家や大食いとか、ない。最後まで知らん奴が一人いたくらい。

中学生が親の車を無断で持ち出して撮影に行く。そこまでして行った撮影場所に次の日チャリで行ってまた撮影。
最初からチャリでいけばいいのに。。しかも事故で車ズタズタだったのに次の日キレイに復活してる。
細かい突っ込みだけどなんか気になる。そうゆう所いっぱいあったよ。エリア51の説明なんてまったくないし。
説明不足というか、詰め込みすぎてそんな時間なかったのかな。。エル・ファニングはやっぱりかわいい。

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The End_699 反町 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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ひかりのあめ
つづき





この子かわいい。好き。



ゴリゴリゴリゴリしてて。好き。





かっこかわいくて好き。
上の少しだけグロ注意。下の少し笑っちゃう。



フジ暴に教えてもらった。好き。



いいねえ、楽しそうで好き。



なんだかわからんけどすごく好き。ここでいろいろ聞けます。



隣の人ってトランペットなの?なんか形が違うけど。
音もトランペットよりやさしい気がする。知ってる人教えて。
ズボンがいい感じにドカンで好き。

あいかわらず僕の辞書に三連休なんて載ってなかった。
はやく帰ってドラクエやろう〜!

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The End_698 西小山 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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網と光
たまにはミュージック。最近聴いてる音楽。
30歳越えて音楽を掘ることがあまりなくなってさ、懐かしい曲や好きな音楽を繰り返し聴いていた。
最近はまたいろんな音楽に興味が出てきた。YouTubeってやっぱり便利なわけで。
ベタでいまさらな曲もあるかもですが。まあ最近こうゆうの聴いてるんだよ。



かっこいい。じいさんのハープがかっこいい。



イギリスのグラスゴーのバンド。この子すんごくカワイイ。
すごくタイプかもしれん。音はDuranDuranみたいね。80'sっぽい。



というわけで 80's!映画で使われてて、懐かしいなって。



なんか誰かが紹介してた。好き。プロモも好き。



今流行りの坊主女。好き。他のも聴いてみたい。



この人かっこいい。3月にアルバムでるらしい。



たまに出会うこうゆうの。理屈抜きで大好き。

つづく

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The End_697 鶴見 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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夢のまた夢のまたまた夢の夢
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「Kingdom Hearts _ Dream Drop Distance」

やっとクリアした。ずいぶんきつかった印象。
ゲームレベルを一番難しいプラウドモードでやったからなんだが、想像以上に難しかった。
ドラクエ出る前にクリアする!と思ってたけど途中で心折れそうになった。
半ば諦め気味だった。お仕事忙しかったしな。まあなんとか。

話がどんどん複雑になっていくこのシリーズですが、今作は意外とシンプルで楽しめた。
だけどこれ新作への布石だな。まだ出すのか。。そしてムービーにぜひショートカット機能を付けて欲しいです。
バトルの爽快感は相変わらず良くて(KH2が一番爽快ですが)フリーフローアクションも良い!
でももうちょっとバリエーションあったらより楽しめたかもです。

みんな口をそろえて批判してる「ドロップシステム」僕は意外と受け入れられた。
気付いたら深夜3時的な中毒性を作ってるシステムだと思います。だから総合的になかなか楽しいゲームでした。
しかし一点だけ!当方3DS LLですが、それでも画面小せー!なにがなんだか分からない事に良くなる。
PSPの時はそんなに違和感なかったんだけどな。このゲームは据置機の方が良いかもです。

相変わらず主題歌は宇多田ヒカルの「光」。何年これで儲けてるんだ。。
さささ!ドラクエ!ドラクエ!

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The End_696 鶴見 / Nikon F3 「Trinograph.」「tumblr」「THE END」「Facebook」
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離脱
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「ヤコブへの手紙」

なんかの映画の予告で興味をそそられたので。映画館でもDVDでもあの予告が好きな人間です。
しかしあれって作る側にしてみればプレッシャーだよなあ。
あの何分かで興味もてなかったら、よっぽどの事がないと劇場なんて行かないもん。
つかみが大切なんだろう。プレゼン能力か。予告良くてもがっかりもあるだろうけど。

12年間服役し恩赦で釈放されたレイラは、盲目の神父がいる教会で過ごすことになる。レイラの仕事は、神父に届く悩みを書いた手紙を朗読する事だったが、素直に受け入れず嫌々その仕事をする。神父が要請した恩赦にも素直になれず、礼も言えない始末だった。しかし毎日のヤコブ神父との交流によって少しずつ心境が変化していく。そしてレイラが恩赦を受けれた本当の理由が分かる。

フィンランドの映画。やっぱり森がすごい存在感でした。
なかでも雨の森はすごくすごく好きな撮り方をしてて、食い入るように見ちゃった。
屋久島的なキラキラした雨の森ではなく、おどろおどろしい雨の森。冷たそうな静かな雨。
屋久島も北欧も行ったことないんだけどね!北欧、いいなあ。。針葉樹!

シンプルな物語だけど、すごく静かですごく良い映画だった。
多くは語らず、勝手に感じて、かってに感想言いやがれ的な。90年代の邦画な雰囲気があった。
その頃の邦画ってすごく叩かれてた印象がある。インパクトも派手さも無く、オチまで弱いその頃の邦画。
でも僕はその頃の邦画が好きだった。岩井俊二の初期なんて大好きだ。ピクニックなんて、大好きだ。

そんな雰囲気がある映画でした。こうゆう映画の方が10年後も覚えてるんだよ。

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The End_695 白楽 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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啞の雪の妖しい美しさ
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「12 MONKEYS」

ブラピの新作もやるみたいだし、ブラピって意外とハズレないし、ブラピって結構好きだし。
懐かしさもあってということで観てみた。ブルース・ウィルスの映画観るなんて自分でもビックリ。
ブルース・ウィルスってダイ・ハードしか知らないや。ジョン・マクレーンだっけか。
それも新しいのやるんでしょ?少し観てみたい気もする。。

20世紀末、突然現れた新型ウイルスにより人類の95%が死んだ。生き残った人々は地下に潜り地上の生活を夢みて生きていた。科学者グループは服役中の囚人をタイムスリップさせて過去の世界に送り込み、人類滅亡の原因とみられているウイルスをまき散らした犯人「12 MONKEYS」の正体を掴もうとする。囚人のコール(ブルース・ウィルス)は恩赦目当てに名乗り出るが、タイムスリップの手違いで1990年に飛ばされる。そして精神病院に隔離される。そこで出会ったゴインズ(ブラピ)はのちに12MONKEYSを結成する人物だった。

面白かった!1995年の映画だけど、全然古くないや。そのころ観てた自分を思い出したよ。
当時、世紀末がらみの作品がいろいろ出てたよなあ。今考えるとあの頃の終末感な空気って異常だった。
2001年問題とかもあったよなあ。ノストラダムスって今の子どもたちは知らないのかしら。今はマヤの予言か。
奇跡体験アンビリバボーでいつもやってた。あとはマガジンのMMR(笑)意外と僕こうゆうの好きだったな。

全然話違うけど、当時のTVって面白かった。子どもだったからだけかな。
クイズならアメリカ横断ウルトラクイズ、マジカル頭脳パワー。クイズ年の差なんて。なるほど・ザ・ワールド。
お笑いはボキャブラ天国。加トちゃんケンちゃんごきげんTV。お笑いじゃないけどタモリ絡みで世にも奇妙な物語。
夏休みのお昼は、あなたの知らない世界が見れるんだ。今のTVは面白いのかな、あんまりTVみないから分からないけど。

テリー・ギリアム監督って実はこの映画しか知らない。調べてみたら結構興味が出てきた。おもしろそうな人だ。
この人のこといろいろ調べてて印象深かったのが、映画トランスフォーマーについての意見。

引用ー
ひたすら爆破シーンを見ることを強要されて、結局何についての映画だったのか説明できない。ヴィジュアルは派手だが物語は短絡的でひどい映画だった。観客の多くはただ楽しむために映画を観に行くのかもしれない。それは別に構わないしいいことだ。でも私は予想外の驚きを与えてくれたり劇場を出た後に世界が違って見えるような、そんな感覚を訴えてくる映画の方が好きだ。

すごく、ものすごく同意する。最近は「SUPER 8」観てそう思った。その話はまた今度します。
だけど本当に映画だけでなく小説も音楽も絵でもなんでも。もしかしたら人生ってやつも根本的にはこれに尽きるのかも。
じゃないとすべての作品は使い捨ての商業作品にしかならない。それはすごく悲しいことだし文化のかけらにもならない。
僕なんかが偉そうな事言ってしましますが。素直にそう思っている。なんかごめんなさい。

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The End_694 四ッ谷 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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できる事とできる事
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「垣根涼介 / 狛犬ジョンの軌跡」

新作を読んでみた。彼のワイルド・ソウルという作品が、僕の小説ランキングの中でも上位に食いこんでいる。
かなりのジェットコースター小説で、とにかくのめり込んだ小説だ。なので彼の作品は嫌でも期待してしまう。
彼の作品はワイルド・ソウルが初めてで、その後「午前三時のルースター」「ヒートアイランド」と読んだ。
ワイルド・ソウルがすごすぎたから、両方とも少し退屈感を覚えた記憶がある。今回のは、すっごく退屈だった!

フリーランスの一級建築士、太刀川が深夜のドライブで跳ねてしまった黒い犬。轢いた場所が深夜の銚子だったため、太刀川は東京に連れて帰り獣医に診せる事にする。一命を取り留めた黒犬は、飼い主からの捜索届けや保健所への連絡がなかった為太刀川が引き取ることになる。その犬は奇妙な雰囲気を持っており、傷は驚異的なスピードで回復し、外を歩けば他の犬や猫が脅え騒ぎ出す始末。それでも太刀川はその犬に愛着を持ち、ジョンと名前を付けるがその黒犬が来てから、太刀川のまわりでは奇妙な事ばかりが起き出す。

久しぶりに当たっちゃったんですが、読んでも読んでも進まない小説でした。
そもそも読む気も無くなって来るんだけど、僕はどんな小説も最後まで読むタイプなので。
ワイルド・ソウルのような疾走感はまったく無い。走ってもいない、そもそも動いてるのかも分からなくなる。
情景の説明はすごく細かくてイメージしやすいんだけど、話が全然進まないので億劫になってくるのだ。

早くしてよ!の一言に尽きてしまった。僕がせっかちだからかな。。

そしてタイトルで全てのネタバレになっている。
そしてそしてこの話、続きそうな雰囲気を出しつつ終わった。ちょっと僕はごめんなさいかもなあ。
少し調べてみたら最近の垣根作品は少し実験めいた所があるそうだ。そして不評が多い!
またワイルド・ソウルみたいな冒険犯罪小説を書いて欲しい、と言ってる人は多かった。僕も同感!

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The End_693 松濤 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」
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