DATE:2013/02/27(Wed) 12:02 No.1153

「闇の列車、光の旅」
予告で観ておもしろそうだなと思ったので。
南米を縦断する列車に乗りアメリカへの越境を試みる家族の中の少女と、ギャングのリーダー殺しで追われる男とがその列車で出会う。男は列車内のいざこざから少女を助け、それがきっかけで一緒にアメリカへ逃げる。というある意味逃亡劇。
これね、まったく面白くなかった。
前半はまあそれなりに入り込めた気もするので、まったくつまらんって訳でもないかな、、
それなりにハラハラしたし、ギャング怖かった。基本、暴力&怖い&血は苦手ですが。。
なんでこう入り込めなかったのか、それはたぶん設定がイマイチだから。囲い。
なぜ少女は危険を冒してまでアメリカに行くのか。
なぜ男はギャングの組織へ入ったのか。そしてなぜリーダーを殺したのか。
そして、どうやって逃げるのか、敵がどうやって追いかけてくるのか、まったく見えない。
とにかく色んな事が分からなかった。なのですごく薄っぺらい物語に見えてしまったのだ。
完璧な物語なんてないし、必要ないのはすごく分かってるんだけど、どうしても突っ込んでしまう。
設定や説明って難しそう。言わなすぎはこんな映画みたいになるし、言い過ぎもうざったいし興ざめする。
僕が感じ取れてないだけかもしれないけど、今回のは完全に説明不足な映画だと思う。
言葉にしないでもじわじわ理解できるのがベストなんだろうな。そうゆうちょうどよさってすごく気持ちいい。

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