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自由が丘の女の子
昨日は夕方まで寝てて、夜は打ち合わせに行った。
昼間ゆっくりできたおかげでちょっとだけ体調は快方へ。
やっぱりちゃんと食べないとダメね。。秋よ!早く来い!

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「筒井康隆 / 旅のラゴス」

面白かった。世界観はジブリっぽいのかな?宮崎駿のシュナの旅みたい。

突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得した世界。その世界を旅する男ラゴス。集団テレポーテーション、壁抜けなどの体験を繰り返し、時には奴隷の身に落とされながら生涯をかけて旅をするラゴスの目的は、、

SFってゆうよりはファンタジーを読んでるような感覚だった。
時をかける少女的な話ではない、けど、超能力的な所は一緒か。。あれ超能力だっけ?
ラゴスを取り巻く登場人物はみんなクセが強くて、なんかビジュアルが強烈に浮かんでくる。
読み終えたときは、爽快な読後感でした。なんか気持ちいい映画観てるような、そんな感じ。

ただちょっと良い子すぎて、なんかこうブラックさが欲しい気もした。
彼が良く描いている人間のドロドロした部分をさ!!

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The End_574 新代田 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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顔を変える特技
本当本当に体調がすこぶる悪い!
エアコンそんなに使ってないし、ちゃんと寝てるのにな。とにかく体がだるい、かったるい。
起きた瞬間に「疲れた〜」とため息混じりだし、仕事以外の事にやる気がでない。
本読んでてもなんだかすっきりと頭に入ってこないのだ。。

完全に夏バテだなあ。どうしたらいいんだろ?ぼくお肉食べない人だから、、山芋か?

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「のび太と雲の王国」

という事でとりあえずドラえもん観た。旧ドラえもんで内容知らなかったやつ。
まあ普通に面白かった。途中テンポ悪くて退屈感があったけど、、
雲の上に王国を作るシーンのワクワク感は、大人でもみんな抱く気持ちだと思う。
「冒険」という意味では海底鬼岩城や魔界大冒険とかに比べて薄かった。

全般的に環境問題を訴えかけている話なんだけど、天上人が地上人の環境破壊に対し怒ってる。
そんで人工雨を降らし地上を水浸しにしてしまう「ノア計画」を進めていた。
ノア計画を実行するかどうかの会議に、地上人代表としてみんなが現れるんだけど
そんな大切な事を決めるのが全員小5とタヌキ。というすごい話。

植物星という星がありそこの外務大臣が来ているという件があった。
その外務大臣てのが原作「さらばキー坊」でのび太に育てられたキー坊だった。
感動してしまったよ、原作も好きだったしな。「ドンジャラ村のホイ」もリンクしてて懐かしかった。
台風のフー子は出てこなかった、知ってる人いるかな。。あれも思い出しただけで泣きそうになる。

ドラえもん全巻欲しくなっちゃった、甥っ子読まないかな。
夏バテでやる気のない僕ですが、すこしリハビリになったかな。
ちなみに3本ドラえもん借りたので、しばらくはドラえもんが続きます。。。

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The End_573 四谷三丁目 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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だからやめなさいって言ったのに
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The End_572 古市場 / Hasselblad 500CM 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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目指せアニマル大賞
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「筒井康隆 / くさり」

ジェノサイドが効いてるのか最近は軽いのが読みたくて、北杜夫に続き筒井康隆の短編。
なんか読書欲が冷めてきている今日この頃だ。仕事が忙しいってのもあるけど、なんだろ。
夏バテかな?映画もあんまり観ていない。オリンピックばっかりボーッと見てる。
やっぱり夏なんて大嫌いだ。

筒井康隆は結構好きで「笑うな」とかすごく好きだったイメージ。
でもこの短編集はイマイチだったかも。書き殴り感が否めなかったのと
オチが曖昧なものが多かった印象です。「へー」としか言いようがないのが多かったかな。
までも、短編だから気軽に読めるって事でいまの僕にはちょうど良かったのかも。

彼のSF物も意外と好きで、時かけから始まり結構読んでるのよね。
でも七瀬三部作は読んだことないなおもしろいの?読んでみようかしら。。
うーん、、、なんか僕、文章までも元気が感じられないな。
夏バテかな?毎晩、ガリガリ君たべすぎだもんな。

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The End_571 クソガキども / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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わたいのお腹のうえにいらっしゃい
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「北杜夫 / 船乗りクプクプの冒険」

どくとるマンボウシリーズは知ってけど、これは読んだことなかったし、去年亡くなったし、夏だし、で読んでみた。

宿題をなまけていたタローが何となしに購入した「船乗りクプクプ」という本を読み始める場面から始まる。この本が他のどの本とも違う点は、全ページがたったの四ページだということ。不思議にもその本の世界に入ってしまったタローは、クプクプという主人公になって航海に出る。

彼のユーモアあふれる言い回しって、やっぱり大人になるとそれなりなギャグにしかならないんだろうえけど
なんか好感を持てるんだよな。イラッとしない親父ギャグというか、なんか良いんだよ。
要所要所に偏見を持たずに物事を考えることの大切さめいた言葉がでてくる。それがさ大人心に響くのです。
キタ・モリオ氏の他の作品、もう一回読み直してみたい。夏だし。

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The End_570 上平間 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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みえる風
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The End_569 田園調布 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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ホッピー注意報
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「村上春樹 / サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」

相変わらず面白かったのですぐ読み終わっちゃった。
エッセイという短い世界だと文章のうまさがハッキリするんだなあ。
起承転結がちゃんしてるのかな、流れるような文章でちゃんとオチもあって、さくさく進む。
でも相変わらず感想を言う本ではない。ただ読んでる時間が心地よかっただけ。すんごく良い意味で。
すごくオススメです。

好きだった文章を引用。

当時僕は知識欲にあふれた素直な少年だったのだろう。で、百科事典を読破してそれが何かの役に立ったかというと、とくに立っていないみたいだ。そのとき頭に入れたことは、みんなどこか遠い場所に吸い込まれて消えてしまったから(そういう、知識にとっての象の墓場みたいな場所があるらしい)。きっと人にとって一番大事なのは、知識そのものではなく、知識を得ようとする気持ちと意欲なのでしょうね。そういうものがある限り、僕らはなんとか自分で自分の背中を押すように、前に進んでいくことができる。

うーん、さすがに良いこというなあ。
確かに知識とか記憶って墓場みたいなものがありそうなくらい、僕の中に残ってないかもしれない。
でもたまに、なにかの拍子でポロッと出てくる。それは懐かしさをまとっていたりもしててさ。
そうゆう瞬間があるからこそ、知識を得るということはすごく楽しいことだったりする。
忘れてるようでちゃんと残っている、それは人格形成にもつながるんだろうと思う。

だから僕は友達でも仕事の人でも、恋人でも(そんなひといないけど)本を読む人が大好きだ。
別にそうじゃない人でも好きな人はいっぱいいるけど、もし本好きならいいな、という事。

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The End_568 四谷 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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