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優雅な社会風刺
フジ暴にHIGEくん元気?と聞かれて。そういえば僕もしばらく連絡とってないなあと思い。
フジ暴いわくHIGEくんが電話に出ないと言われ。そういえば僕も3週間くらい連絡してないなあと思い。
それじゃあと思い僕もHIGEくんに電話してみたら出なくて。30分後くらいにかけたらまた出なくて。
フジ暴にその旨を伝えたら、フジ暴もフジ暴で連絡してて、それも出なくて。
なんだか不安が不安を呼び、僕らの間でHIGEくん死んでるんじゃないかという話にまで発展した。
ものごとってほんの少しのことで、どんどん変わる。しかもものすごく主観で。
どうしよどうしよと思ってたらHIGEくんはやっと返信をくれて「寝てた」と言った。
安心を通り越して怒りに変わった。こんなに心配してるのにふざけんな!と。
本当にぼくはどこまで行っても自分勝手な人間なのだ。
そしていつものようにHIGEくんとゲームの話をして電話を切った。安心。安心。
という与太ばなし

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The End_517 西小山 / Nikon F3 「Photo Archive」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」
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人非人と呼ばれて
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「垣根涼介 / ワイルド・ソウル(上)」

ちょっと不定期めいてしまいましたが、多分もう大丈夫だと思う。

1961年、戦後の外務省の政策でアマゾンに渡った移民。4万人とも言われる全員が夢の土地ブラジルを思い描きその大地に降り立った。しかし楽園はどこにもなかった。農業には向かない強い酸性の不毛の大地、石灰をまきアルカリ性に変えるが雨期にはすべてを流される。マラリアやアメーバ赤痢に人びとはバタバタと倒れ死んでいく。外務省に文句を言いたくても、領事館まで行く方法も金もない。もし行けたとしても取り合ってももらえない。ブラジル政府にパスポートを剥奪され国を出ることも許されない。そしてみな乞食や街娼にまで落ち込み、遠いブラジルの地で土へと還っていった。。戦後最大の愚政、棄民政策。その40年後、生き残った二世のケイと松尾。そして山本の3人は日本の地に降り立ち、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。

上巻だけで480P。なんだけど、すげえスピード感だった。文字すごく多いのに止まらない、久しぶりだこうゆうの。
前半はアマゾンで苦しむ日本人の描写。そしてそこから抜け出し、ブラジルでこれでもかという不幸を味わいながら
なんとか立ち上がった人間の描写。それに付け加え、歴史背景と、ケイと松尾と、山本の育ってきた環境の説明。
そして「これからなにかが始まる」ということを匂わせながらも、まったくそれがなにか分からない。もったいぶり小説だ。

もう下巻に入ってるんだけど、上巻よりもすごいスピード感です。この小説単純におもしろい。それはまた。
しかし僕は詳しくなかったけど、ブラジル移民やドミニカ移民ってすごい問題が残ってるのね。
そもそもその政策自体が理不尽で、ブラジル政府との癒着があったみたい。
勉強してみようと思ってwikipediaも見てみたけど「良いこと」しか書いてなかった。。

本当にそんな言葉があったかどうかは知らないけど、外務省領事移住部の役人のコメント
「どんな世界にも、成功した人と失敗した人間がいるでしょう。失敗した人の側面ばかりを取り上げて、それで国の責任云々と言われるのも、どうかとおもいますがねえ」
感情移入しすぎて、読んでるぼくまではらわたが煮えくり返った。

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The End_516 伊勢佐木長者町 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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どうせすぐに忘れる
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The End_515 古市場 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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僕がそうしたいからするのだ
ちょっと空いちゃった。山は越えた、ハズだ。

「赤ちゃん時代の思い出」という写真の課題をなんとなくやってるんだけど。
記憶を呼び起こすきっかけが欲しくて、実家に帰った時にアルバムを掘り返していた。
特に、建てなおす前の家が見たかった。死んだじいさんばあさんと、犬と一緒に小4まで住んでた家。
そのアルバムには僕が生まれるまえの写真がいっぱいいっぱいあった。

僕がこの世界に影も形も存在してない時から、当たり前に時間は流れていて
もしかしたら僕なんていなくても、このまま幸せな家族写真が続くような気がしたんだ。
だけど、時間の経過順に作られたこのアルバムに、やがて僕が生まれた写真が出てきてさ。
その写真は僕が想像していたよりも祝福されてる写真だったんだ。

幼児虐待とかにあってた訳ではないんだけどさ。日常や時間に隠されて忘れてたのかもしれない。
この僕もちゃんと祝福されて生まれてきてて、みんなを笑顔にしていた。みたいだ。
僕も生まれてきてよかったんだと。

そして、今ではすごくいがみ合ってる僕の両親だが、昔の写真を見ると子どもの写真以上に母親の写真が多い
撮ってるのはもちろん親父だ。やれ離婚するだの、しないだの。そんなやりとりを10年ぐらい続けてて
その度に子どもたち(僕たち)に心配をかけている両親だけど、なんかたぶん大丈夫だんだろうなって思った。
根拠なんてないけど、たぶん大丈夫なんだろう。いや実際、その度に呼び出されるのもかなり迷惑だけどね。

やっぱり写真ってプリントしないとダメなんだって思った。
デジカメで撮ってデータとして眠っているものに価値なんて無いかもしれない。言い過ぎか。

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「おとうさんが撮った写真」 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」
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セルラーフォン忘れました
バタバタしすぎて先週末からの記憶があいまいだ。
細かい仕事が多くてさ、とにかく整理したくてと焦ってしまい空回りしそうになる。
順番に、ひとつの事を、ゆっくり、着実に、こなす。というのが昔からヘタクソで。
こっちをちょっとやったら、あっちをやって、あとなんだっけ、ああこっちか。となる。
ミスの元だぞ、と分かってるんだけど。うまくいかない。集中力がないという事か。
そういえば通信簿にも「落ち着きがない」と毎年書いてあったなあ。
ぼくはその頃から変わってないという事か。まあそうだな、、僕なんてそんなものだ。

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The End_514 芝公園 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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義理堅いのはお国柄なんです
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「青山七恵 / 魔法使いクラブ」

とある女の子にお勧めされたので読んでみた。人から勧められたものは素直に読んでみる事にしている。
思春期にありがちな、言ってみれば面倒な時期のお話。森絵都っぽいのかな。
そいえば森絵都もこの子に教えて貰ったんだった。カラフルか。あの食卓のシーンは今でも鮮明に覚えてる。
少しのズレから始まって、気付いた時には修復不可能になっていく感じがジワジワ来て恐かった。

小学四年生の結仁は、放課後に友人の葵と史人と毎日魔法の練習をしている。「3人の願いが叶うまで魔法使いクラブをやめてはいけない」という約束を七夕の短冊にいたことがきっかけで、一瞬のうちにクラスの笑い物になってしまう。8年後、高校3年生になった結仁は、呪いのような記憶にしばられて生きていた。

「世界は突然自分を裏切り、はじきだす」という言葉でハッとした。

僕は高校生の時、友達と一緒にディスクマンでイヤホン片耳ずつ音楽を聴いていた。
たしかドリカムだったと思う。決戦は金曜日を聴きたくて、自分勝手にコロコロ曲を変えていた。
そしたらいきなりキレた!そしていなくなった!それから卒業まで一言も喋らなかったなあ。
あれはなんだったんだろうか。裏切られたわけではないんだが、なんか、、、あの時はごめんなさい。

追伸
つらい時期が続いてたみたいだけどうまく復調してくれたみたいでよかったです。
きみは敏感な人で気付きすぎるから心が痛む時があるんだよ、と想像しています。
この先、にっちもさっちも行かない状況になった時、もし話せる事ならば相談してください。
きみと僕はたぶん性格がまったく合わないんだろうけど、話を聞く事くらいはできるので。

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The End_513 渋谷 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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新木場から辰巳へ
ポルトガル語で混血女の事をムラータというらしい。
ブラジルは日系人が多いから、ムラタさんもきっといるはずだ。
だからムラータのムラタさんもきっといるはずだ。

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The End_512 平和島 / Nikon F3 「Photo Archive」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」
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どぎつい香水のにおい
昨晩、本好き三人が集まって話しをしてた。その中で電子書籍の話が出た。
愛ちゃんいわく電子書籍は本の内容が脳に記憶されづらいらしい。
本を持って、ページをめくり、本の厚みなどを感じながら物語を推測し文字を追う
その行為が脳に記憶として残し、自分の知識に変わっていくのだそうだ。僕はこの話に強く共感した。

人間は触覚で感じる事がすごく多くて、指先にはたくさんの神経が集まってるらしい。
iPadやKindleとかで、あたかも本のページをめくるような演出があるけど
やっぱりどこまでいってもディスプレイには変わらないし、厚みや重みなんて感じられない。
そんな製品や環境が「生まれた時から当たり前に存在する世代」にはちょっと不安を覚えるよ。

もともとデータという物にあまり好意を持っていなく(仕事のやりとりはデータだらけだけど)
音楽も写真も本も出来ればアナログが良い、というより好きだ。
でもさすがに100%にはならなくて、音楽もiTunesで聴くし、写真も全部はプリントしない。
やっぱりデータの方が便利だし、良い所はすごく多い。。。

しかし、デジカメで撮った膨大な量のデータはPCの中で埋まってるだけの存在になってないか?
CDを買ってライナーノーツ片手に音楽を聴く行為をダウンロードでできるのか?
昔読んだ本のデータのタイトルを見返して、また読もうかな、、と思うのか?
映画だってダウンロードしたのでも良いけど、映画館に出かけでポップコーン片手に観たくないか?

もちろん100%にする必要はなく、たまに音楽をレコードで聴く機会はなくしたくないし
たまには桧川さんと一緒に暗室にこもり、プリント作業に没頭したい。本も映画ももちろん。
仕事でもアイディア出すときは、鉛筆でスケッチ描いて、練って、それから形にしていきたい。
簡単な言葉でまとめると「もっと面倒くさいことやろうぜ!」というだけかもしれん。

その方が人間らしくていいじゃない。と思ってしまう。

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The End_511 旗の台 / Nikon F3 「Photo Archive」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」
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The End_510 平井大橋 / Hasselbalad 500CM 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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ガリンペイロ大作戦
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「よしもとばなな / ハゴロモ」

こないだのブログで書いて、もう一回読んでみる事にした。

18歳の時から8年間、東京で愛人生活を送っていたが、相手のたった1本の電話で終止符を打たされたほたるは、失恋の痛みを抱えながら大きな川が流れる故郷に戻ることになる。その町で「姉妹になるかもしれなかった、るみちゃん」や「無許可でサッポロ一番ラーメン屋を営む、みつるくん」などみんな少しずつ何か問題を抱えた人たちと接するうちに、からっぽだったほたるの心に暖かい気持ちが蘇ってくる。

いわゆる「自己再生話」なんだろうけど「川」というキーワードがすごくツボで、好きだった。
僕が多摩川沿いで生まれたからというのもあるんだろうけど、僕の人生において川は重要なキーワードになっている。
いわゆる原風景というやつだ。いまでも終の棲家を建てるならば川沿いがいいな。そんな金はないけど。
ブラピの映画「リバー・ランズ・スルー・イット」のラストにこんな言葉がある。

人は理屈を離れ心から人を愛する事ができる、すべては消えあるのは私の魂と思い出だけ
やがてすべては一つに溶け合いその中を川が流れる

今この本は「田口ランディ / ひかりのあめふるしま屋久島」といっしょにリカちゃんの手元にある。
彼女とは「川」で意気投合した記憶がある。彼女も調布だから多摩川だ、今も関ちゃんと多摩川の近くに住んでいる。
この小説読んでて、言い回しや表現がすごくリカちゃんの文章っぽいなって思ったよ。
彼女にはどうゆう風に写るのか、、読んだら感想きかせてねー

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The End_509 有楽町 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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楽に行こうぜ(仮)
パリに留学中のフジタ・N・トーゴくんから手紙が来た。
ベルギーのアントワープに行ってたみたいで、おみやげを買ってきてくれたのだ。
ありがとう。手紙にはこう書いてあった「頑張って生きています」って。
君がパリで頑張ってるのを想像するだけで僕はすごく嬉しかったのさ。
そして「頑張る」ってゆうシンプルな気持ちって、すごくいいなと思ったよ。

君と僕は歳が離れているけれど、文句や愚痴を言わず人生と向き合い、頑張って生き抜く。
そしてお互いがもつ夢を社会で実現するという事で言えば、そこに隔たりなんてものは存在しない。
完全に対等だと思っています。お互いシンプルに、頑張ろうね。一表現者として。
帰国した暁には、土産話を聞かせてください。それまで死ぬ気で頑張って。

先輩として一つだけ言えることがあるのならば。一番大切なことは
どんなことがあっても「やめない」または「つづける」だけなのかもしれないよ。
自分に言い聞かせていますが。

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The End_508 有楽町 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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南米大陸における灌漑施設の歴史について
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「大友克洋 / スチームボーイ」

AKIRA流れでDVD持ってたので観てみた。当時僕はロンドンに遊びに行ってて、帰って来てすぐにDVDが発売になった。
だから実際みてきた風景が出てくることにすごく興奮した記憶がある。ほとんどぶっ壊れるけどね。
あれだけハデにロンドン中の建物を壊しまくるこの映画だけど、セント・ポール大聖堂だけは無傷。
タワーブリッジもロンドン塔も気持ちよくぶっ壊れます。それはもう容赦なく。

1866年マンチェスター。第二次産業革命の時代。発明一家に生まれ育った少年レイのもとに、アメリカで研究を続ける祖父から謎の金属製球体、スチームボールが送られてくる。しかし同時にそれを狙うオハラ財団が現れ、レイはスチームボールごと連れさらわれてしまう。ロンドンにあるオハラ財団が所有する「スチーム城」に監禁されていたレイは、そこで死んだといわれてた父エディと再会することになる。

AKIRAみたいなハイテクなマシンは出てこないけど、蒸気機関をエネルギーにしたさまざまな機械。
ギミックもそうだけど、本当にすごく細部まで表現されてて、観てるだけで男心をくすぐられる。
やっぱり機械って好きよね、ダクトとか、ギヤとかさ。乗り物も、機関車とか、飛行船とか好きよね。
そうゆう所子どもの頃から何も変わっていない気がする。

批判とかあったみたいだけど、個人的にはすごく好きです。エンドロールで「2」のイメージが出てくる、撮らないのかな。
少しだけ言ってしまえば、前半のテンポがちょっと遅い。人の動作も遅い(特にレイ)のは少しヤキモキする。
しかしでっかいなんだかよくわからない機械と戦う時のスピード感はすごい。コントラストつける狙いなのかな?
時代設定も好きだ、産業革命時代のイギリスが好きかも。サスペンダー、ハイソックス、革靴、ハンチング。みたいなさ。

大友克洋、もっと映画やればいいのに。童夢とか、童夢とか!

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The End_507 新小岩 / Hasselblad 500CM 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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きのうの色のメモリー
放っておけば大丈夫だべ、と思っていた先週からの腹痛(脇腹)がいっこうにおさまらない。
おさまる所か今朝方は痛みで起きたもんな。なんなんだろうか。
ああ、なんか変な病気な予感がする。。病院、行くのやだな。忙しいしな、雨だしな。
会社に務めてないからろくに健康診断とか受けてないんだよな。なんだかんだ僕も32歳。。
、、ま、いっか!!

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The End_506 平井大橋 / Hasselblad 500CM 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「Flickr」
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すべりこみセーフ
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「裏切りのサーカス」

ゲイリー・オールドマンが観たかったのと、予告がすごく面白そうだったので。

東西冷戦時代、イギリスのSIS通称サーカスと、ソ連の諜報機関KGBは水面下で情報戦をくり広げていた。サーカスのリーダー、コントロールは、長年の任務失敗や、情報漏洩からサーカス内部にソ連との内通者「もぐら」が存在すると確信する。もぐらに関する情報源を探るべくブダペストに送り込んだスパイ作戦は失敗に終わり、民間人に被害を与えてしまう。その責任をとるべくコントロールと、右腕のスマイリー(ゲイリー・オールドマン)は引退に追いやられる。その後コントロールは射殺される。事態を重くみたイギリス政府側は、引退したスマイリーにもぐら探しを命じる。。

ぼくね、この映画ね、さっぱり分からなかった!

一度目あなたを、欺く。二度目、真実が見える。と言っているけど、二回観ても分からないかも。
4人の「もぐら」候補の過去や、KGBの大物スパイの影、スマイリーと妻の関係。そして「もぐら」の正体。
分からないといえども、流れやオチは理解はした。けど、伏線やヒントを楽しめたかと言われると、出来ていない。
説明しすぎもアレですが、説明しなさすぎだよなあ。さいごはなにかスッキリしないままフィニッシュ。

DVDで出たらもう一回観てみよう。映画館じゃなくって、相関図見ながらみればまた違うかもしれない。
しかしゲイリー・オールドマン。セリフ少ないのに存在感はありすぎだった。
そして物語とは関係ない映像はすごくカッコイイ。インテリアデザインもすごくモダンでイイ!
原作者は元サーカスに属していたスパイらしい。なので英国諜報部とかはすごくリアルにできてるらしいぞ。

日比谷で観るときはポップコーンの購入に気をつけましょう。

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The End_505 新小岩 / Hasselblad 500CM
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宝の地図とは
ある朝、足の親指がズキズキ痛かった。こいつはウワサに聞く痛風か!?
ハラハラして靴下を脱いでみたら切り傷があった。良かった。良かった?
安心して昼に食べるお弁当を作ってたら包丁で指を切った。
そんなに深くはなかったけど、動かすたびにいちいちズキズキ痛むのだ。
怪我をして初めて、普通に生活できてた事の素晴らしさに気付く。
あなたが居なくなって分かったの、あなたの存在がこんなにも大きかったなんて。
というのは昭和のラプソディーの定番だ。今もか。
人生に答えなんかない。もしあっても分かるのは死ぬ瞬間なのかも。
死ぬ瞬間に「幸せだった」と思えればそれが人生のひとつの答えなのかもしれない。
でも、できることなら死ぬ前に幸せを感じて生きていたい。
気付いた瞬間に死ぬなんて寂しすぎる気がするのだ。僕は。
じゃあ今はどうなんだろう。今の今、現在の現在。僕は幸せだろうか。
とりあえず痛風じゃなくてよかった。幸せだ。

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The End_504 川崎 / Nikon F3 「tumblr」「THE END」「Trinograph.」「Facebook」「twitter」「Flickr」
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