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階段教室のウワサ
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「25時」

スパイク・リー監督はあんまり趣味じゃない。でもエドワード・ノートンは好きなので。
でもみんなファイトクラブのエドワード・ノートンのことを言うけど、僕はあんまり趣味じゃない。
基本的に痛いのとか、マフィア系なのは好きじゃない。「ダウン・イン・ザ・バレー」の演技が好きだった。
優しい垂れ目が後半になるにつれて恐い目になっていった。本当に恐かった。

今回のはマフィアとまでいかないけど、麻薬の運び屋をしてたが警察にパクられ出頭するまでの25時間を描いた映画。
あんまり面白くなかったな。なんでみんな「FUCK!」って連呼するんだろう。あんなに頻繁につかう言葉なのかな。。
拾った犬と、友達と、奥さんと、親と、マフィアのボスと、いろんな人が出てくるんだけど
全部中途半端で何が言いたいのかまったく分からなかった。ラスト前の行動も、回想もすごくチープで、よく分からん。

犯罪犯した人にはこんな罰がありますよ~、そしてそれは自業自得ですよ~、ということ?
ニューヨークに居る不法労働者を批判する場面もあるんだけど、唐突すぎるうえにその後の話とまったく絡まない。
アフリカ系と韓国人を特に批判してたけど、監督のエゴとしか思えなかった。あんな批判の仕方じゃ誤解を生む。
トルーマンカポーティを演じてたフィリップ・シーモア・ホフマンだけ良かった。

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The End_466 自宅 / Nikon F3
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ワイングラスの持ち方
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The End_465 多摩川 / Nikon F3

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馬の手入れが趣味です
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「リバー・ランズ・スルー・イット」

あと1本旧作を借りれば3本で900円!のアレで観てみた。高校生くらいの時に観たことあるんだよな。
毎度毎度の事ですがとある風景をさがす旅的なあれで、昔みた映画もたどっています。
オープニング、1900年代初頭のモンタナ州の広大な自然は、少しドキドキしてしまい
もしかしたら僕の探していたのはこれか?と思ってしまったほどでした。モンタナ州なんて行ったこともないけど。
本当に夢を探すような難しい作業。これは死ぬまで続くんだろうと思う。

ロバートレッドフォード監督のこの映画、ロバフォといえば「グレートギャッツビー」が好きだった。舞台はモンタナ州の田舎町、父と母と2人兄弟の家族話。兄の目線で物語は進む、兄は生真面目で弟は明るく自由奔放。牧師を務める厳格な父だが、この家庭では宗教とマス釣りは同じ位置に置かれる。幼少から父に手ほどきを受け、美しいモンタナ州の大自然の中に育つ2人。成長し東部の大学に進み、まったく帰省しなかった兄が7年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。変わるものと変わらないもの、時間の切なさと素晴らしさをあわせもった映画。終わったあとに「良い映画だなあ」とひとりごちたくらい、良かった。

もうね、話も時代も映像もなにもかも好きだった。でもこの歳だからかな?高校生の時の僕はどう思ったんだろう。
車なんて鉄のボディのくせにペロンペロンだし。みんなキャスケットにサスペンダーでハイソックス的な服だし。
なにかお祝いがあれば、丘の上に集まりテーブルだしてみんなで食事会。音楽はバンジョーにフィドルにギター。
ブラッド・ピットが弟役なんだけど、その自由奔放っぷりがすごく良かった。あの人歳とらないね。

「river runs through it」の「it」の部分が重要なんだろうとオジサンはおもったよ。

ー引用ー

人は理屈を離れ、心から人を愛する事ができる
すべては消え、あるのは私の魂と思い出だけ
やがてすべては一つに溶け合い
その中を川が流れる

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The End_464 西小山 / Canon P

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さいごまで生き残ってやる
パリにデザイン留学中のトーゴ・N・フジタくんへ
「3月のライオン」の7巻が発売されました。
前巻以上に僕は泣いたよ。もう涙がボロボロでたよ。
ひなちゃんがさ、もう、今回もすごくてさ。
そのことをきみと話したかったんだよ。帰国したら読んでね。

気付かなかったんですが901件目の記事です。まあだからなんだって訳ではないんだけど。
これからもマイペースに続けます。

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The End_463 渋谷 / Nikon F3

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意味のないガードレール
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「ジェフリー・ディーヴァー / クリスマスプレゼント」

洋物サスペンスってあんまり読まないんだけど、クラインの壺でちょっとテンションがあがったので。
「ボーンコレクター」って向こうのドラマ?「24」とかのあっち系ドラマがアンチなので詳しくないけど。その原作者。
原題は「Twisted」というらしい。ひねり。短編集だけど12編それぞれに「ひっかけ」がある。

これね、好きな人は好きだと思うよ。だけど僕は、文章で登場人物を毎回毎回イメージして構築して
そこのどこかにひっかけ要素があって、さいごにズドン。で次にまたイメージ構築して、、、
って作業が毎度毎度になってしまって疲れちゃった。特に名前が英語(カタカナ)だと覚えるのが苦手みたい。
ドラゴンタトゥーの時も思ったけど、映像の方が楽ちんみたいです。

「三角関係」は素直に面白かった。

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The End_462 大磯 / Nikon F3

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新宿から中野坂上に向かう
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「マイ・バック・ページ」

妻夫木くんと松山ケンイチくんは、いがいと好きな俳優さんなのと
学生運動は昔から気になってていろいろ調べてるので、観てみた。
予告でジャーナリスト役の妻夫木くんがASAHI PENTAXのSPOTMATICを使ってたのもあって。
僕が写真を撮りはじめた一番最初の一眼レフ。親父に貰ったんだった。その親父はいま鎖骨を骨折中(笑)

1971年の朝霞自衛官殺人事件をもとにした話みたい。流行のように「新左翼」をなのる組織が増えていた時代。活動家を追いかける新人ジャーナリストの妻夫木くんは取材を通して松ケンと出会う。松ケンの言うことには嘘くささがあるが、一緒に酒をのみ、論議を重ねるうちに不思議な魅力と親近感を覚え惹かれていった。そして事件は起こる。

松山ケンイチの演じる梅山という男がもう胡散臭くてしょうがない。
出てくるたびに胡散臭さが増す。口ばっかり達者で自分は決して手を汚さない人。
都合が悪くなるとまず自分だけは生き残ろうとする姿勢が観てるだけでかなりムカついた。
良い演技という事だ。

全共闘運動は今考えてもすさまじいムーブメントだったと思う。でもたまに思うんだ。
時代の波に巻き込まれて陶酔してるだけの自分に気付いてるけど「なにかやらなくちゃいけない」という
雰囲気とか見えないなにかに背中を押され、とりあえずデモにも参加しておくか。というからっぽな人はいたと思う。
もしかしたらほとんどの人がそうだったのかも。だから「あの時代はなんだったのか」とみんな言うのか?

しかし、赤の思想が良いとか悪いとかは一概に言えないかもだけど、行動に起こすエネルギーはすごいと思う。
平和ボケしてしまった現代の若者はなにで自己主張してるんだろうか。争いごとを肯定しているわけではなく。
そもそも自己主張なんて必要ないんだろうか?わからん。
そんなこと言っちゃう僕だけど、僕に自己主張なんてあったのだろうか?もうわからん。

映画はなかなかの良作でした。
しかし昭和といえども当時の人はあんなにバカスカたばこを吸って、昼間っからウイスキーあおってたの?

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The End_461 大磯 / Nikon F3

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カラスの飼い慣らし方法
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The End_460 平塚 / Hasselblad 500CM

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修学旅行の前の日の朝
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「岡嶋二人 / クラインの壺」

小説を2人で書くってどうゆう感覚なんだろう?ってゆうコンビ作家。もう解散しちゃってるみたいだけど。
デザインもそうですが、言葉にできない雰囲気とかを共有しながら物事を構築していくのって至難の業。
そんなこんななこの小説ですが、たぶんここ何年かで一番の「読ませる小説」かも。だからすごい。もうグングン。
続きが気になっちゃって、もう止まらなかった。そうゆう快感ってやっぱり良い。

ゲームのシナリオコンペに応募した主人公だが、落選。しかし別方面からオファーがあり、そのシナリオを「イプシロン・プロジェクト」という会社に200万円で売る契約を交わす。それから1年半、モニターという立場でそのゲームを体験することになる。そのゲームとは「K2」という球形の機械に体ごと入り、バーチャルの世界に自分自身の身を投じるという体感型ゲームだった。やがて現実とバーチャルが境界がなくなっていく模様が、緻密な文章で構成されてた。

まったく古さを感じさせない文章だったので最初わからなかったけど、この作品は1989年に初版された作品。
1989年って平成元年。ついこないだだと思ってたけど、もう24年も前なんだよな。こうゆうのオッサン意見ですか?
だから作中に携帯電話がない、それで成り立つ物語かも。所々で「電話すればいいのに」と思ってしまう。

携帯電話の出現はドラマ業界にも影響を及ぼしたそうだ。ドラマではよく何かの誤解が生まれ恋人との別れの危機になる。
それに気付いたどっちかは誤解をとこうと恋人のもとへ走る。しかし今では「電話すればいいのに」になってしまう。
なのでとりあえず電話する、圏外、なので走る。と段階をふんでるけど、そのまえにメール入れるよな。となってしまう。
でもそうなるとすごく冷めたものになってしまう。携帯電話の出現は脚本界ではすごく迷惑なものだったみたい。

あとさ、これすごく狭い人にしかわからないだろうけど。というか2人だけか。
作中に主人公とある女の子が渋谷で待ち合わせをする。お互い面識がないのでお互いの特徴を伝え合う。
主人公は「僕はコカコーラのTシャツにスニーカーをはいているよ」という、その時点でおかしいと思ったんだ。
そして二人はスペイン坂のお店で語り合う。しかもその時は雨が降っているのだ。
なんてこった!あの日のままだ!ノーコメント野郎、元気かな。

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The End_459 大磯 / Nikon F3

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ドッヂボールの相手
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「R・ポランスキー / ゴーストライター」

レンタルされてたので観てみた。ユアン・マクレガーかっこいいし、なんか良い演技だった、好き。

元英国首相のアダム・ラングの自叙伝執筆の依頼をされたゴーストライター。首相が滞在する島に1か月つきっきりで執筆する。しかし、泥酔してフェリーから落下し、溺死体として見つかった前任の担当者が残した遺物。その中からラングの黒い過去を臭わせるものを見つけてしまう。知りすぎては危険だと分かっていながらも、主人公は真実に向かって進んでいってしまう。。

これね、面白かった。難解な表現があったから一度で全部を把握するのは厳しいかもしれない、僕も?な部分あった。
前半から中盤まではもうグングン進む。音楽もとんでもなく怪しくて、コワイ。
ラストは賛否あると思う、、僕は、もうちょっと、でした。原稿が舞い散る表現は好きだったけど。
彩度の低い映像はシャッターアイランドっぽい。明度もか、最初から最後までうすぐらい。

アメリカ東海岸の孤島ってゆう設定みたいだけど、ドイツのなんかの島なんだって、ロケ地。
それがアイルランド的な寂しさ?不毛さ?ですごく好き。たぶんTREDICIのリョウくんも好きだよ、観てごらん。
もうひとつ、元英国首相の部屋がすごくモダンでイカしたインテリア。
日本では難しいのかもしれないけど、こうゆう邸宅のインテリアとか設計してみたい。

これとか、、もうちっといい写真あれば良かったんだけど。。。

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ポランスキーって逮捕状でてるのよね?なのに映画が撮れるってゆのはどうゆう仕組みなの?
アメリカから出国してればそれでいいの?詳しい人教えてください。
ちなみに僕はポランスキーの「戦場のピアニスト」を観ていない。よくびっくりされるけど、観ていない。
主演の人が学生時代に嫌いだった担任の先生にそっくりだから。でもこれを機に観てみる。

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The End_458 西小山 / Nikon F3

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今年の夢はヘリで出社
きみにも好きな小説のひとつやふたつあるだろう
物語のなかで選ばれた言葉の理由を探すだろう
追っかけたり戻ったり繰り返して本質を深めるだろう
物事の意味を考えるんだ
そして食べるように読むんだ
じゃないと終わっちゃうんだ

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The End_457 東神奈川 / Nikon F3

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ポケットのロープ
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「森絵都 / つきのふね」

前に映画「カラフル」を教えてくれた女の子がいて、僕は食卓の場面で年甲斐もなく号泣したのを覚えてる。
その時に気になる文庫本を何冊か買っておいたんだ。そうやって僕の本棚は未読のもので溢れるのだ。

中学校の同級生、さくらと梨利は親友で、勝田君は梨利の追っかけなのでいつも一緒に居る3人。さくらと梨利は中学生にはよくある、とある事で目も合わせない険悪な仲になってしまう。その3人に加え近所にすむ大人の男性は、来たるべくノストラダムスの予言に備え、地球を脱出する舟の設計を「彼ら」という誰かと一緒に作っている。。。

なんともまぁ中二病満載の小説だったけど、そうゆう所で共感しちゃうところが僕。
いろんな事が分かり初めて、考えなくてもいい事まで考えてしまいネガティブスパイラルに落ちる。
そんな時期を思い出すような単語が多くて、自分が中学生の時の事を回想してしまい
いちいち感傷的になってしまう。。まぁそうゆうの、好きですけど。。

言い回しも文章も良い意味でライトで、すごく気持ちよく読める小説、この人のはだいたいそうなのかな。

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The End_456 多摩川 / LUBITEL 166

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新しい事とやめた事
Facebookを始めるときにも「もうSNS的なものを広げるのはやめよう」と言っていた僕ですが
このたび「tumblr」でアーカイブのページを作ってみた。
SNS的な要素は除外視しててさ、このブログ「THE END」の写真だけをピックアップしたサイトになってます。

「tumblr」

文章を書くことは、僕の中で日々のストレス発散になっている。僕にストレスがあるのかどうか分からんが。
思ってることとか、読んだ本、映画のレビューを一心不乱にガーっと文章にしてる時はすごく快感なのだ。
だからブログに文章を書くことや、映画や本を読んだレビューを残したい気持ちは、自分の為に必要だと思っててさ。
でも自分のブログを見てて、写真とは関係ない文章によって写真の印象が変わって来ちゃうのかな。と思ったのだ。
でも文章も書きたいしなぁ、とゆうことで写真だけのサイトってわけだ。載せ方によって写真の印象も違うからふしぎ。

ブログに載せた写真だけにこだわらず、こちらにしか載せない写真も出てくると思います。
その時の気分次第だけど。お時間あれば観てください、ブックマークも。
ブログの下部にもリンクがありますのでそちらからでも。やっぱりいろいろ多いな。整理しないと。。

ブログを休んでる間には、写真のデータをいろいろ整理したりしてた。
そしてこのページのデザインを簡素にしたり(分からない所はヒゲ君、こんど相談します)
前ほどの勢いで書くかは分からないけど(その部分にもいろいろ思う事があってさ)
まぁあれだ、とにかく、ブログ再開します。

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The End_455 麻布十番 / Nikon F3

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舞い上がる原稿
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the End_454 等々力緑地 / Nikon F3

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2時間差の影響
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the End_453 表参道 / Nikon F3

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橋のうえの空転
もうすぐ書くよ、たぶんね。

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The End_452 多摩川 / Nikon F3

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