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かかしと呼ばれる少年
長引いた風邪も治ってきたので、早朝ジョグしてみた。
nike+で調べてみると、走るのは2週間ぶり。からだ重かった。
時間かけてストレッチもして、こわばった体がほぐれるいい感じ。
そしてジョグには向いてるいい気候でさ。本当に気持ち良かった。

早朝の空気は季節を飛び越して冬の匂いがしててさ。
なんだかセンチメンタルになってしまうのだよ。
そんな季節が一番好きなんだけんども。
寒さが厳しくなるまで走り込みたい。

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The End 349_原宿 / Pentax645

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ギシギシきしむ骨
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「水死 / 大江健三郎」

もちろん大江健三郎は知ってますが、小説は読んだことがなかった。
まあなんだか堅そうだ。という固定観念だけですが。
昭和人の小説で言い回しがレトロというか、モダンなものが苦手。
ぱらぱらめくって読んでたら、そんな雰囲気だったのでどうかしらと思った。

読んでみると、、面白かった。
その言い回しはわりとすぐ慣れた。でも難解な部分はすごくあったよ。
大江健三郎自体をあんまり知らないので、この小説が分かりやすい部類に入るのは
後で知った。もっと難解な小説ってなんなんだろう。興味あるな。

でも、、
主人公は、長男と決裂し、妻は癌に病み入院し、実父の水死の真相に苦しみ続けている。
そんな小説、、あんまり他人にお勧めできないかも。しかも自叙伝的な節もあるしな。

でも、、
「自分はいまにも現に崩壊に瀕しているんだ」という一文に心ひかれてしまう僕には
すごく魅力的な小説だった。
村上春樹のあとに読むには少し重かったけど。

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The End 348_白金高輪 / Pentax645+Carl Zeiss T* Planar CF 80mm F2.8

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まずウナイコのことから
昨日書いた鉢呂経産相が辞任したのは、死の街失言よりも
放射能つけちゃうぞ失言がとどめだったのか。

どっちでもいいな。

こうみえて政治にには興味あってさ、いろいろ調べてたんだけど。
なんか菅さん辞めてから、興味がなくなった。菅さん続けてればよかったのに。
新しい内閣総理大臣。まったく知らないひとだもんな。民主主義ってなんなんだろう?
1812年ナポレオンのロシア戦役の事を考えてた方が、よっぽど有意義な時間に思える。

1949年の下山事件も気になる。調べたい。

話はものすごくずれたけれども。

the end_2toritorio

「とりあえずの場所」8月分更新。
やっぱりあんまり撮ってないなあ。

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きをつけて行くのだぞ
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「アフターダーク / 村上春樹」

カフカの次に読んだ。前に読んだときの印象が良かったから。
300Pくらいだし、村上春樹にしては珍しく段落も多いのですぐ読めます。
「アンダーグラウンド」「神の子どもたちはみな踊る」流れなのかな?
あの頃から作風が変わってきた気がする。

ひとつの夜から夜明けまでに、登場人物それぞれの物語が絡み合ったり、絡まなかったり。
直接的にも間接的にも。いろいろいろいろ交わっていくスタイル。

それはたいして珍しくもない手法なんだけど
100%ハッピーエンドとはいかないところとか、全ては解決しないところが
村上春樹っぽくてさ。それでも飽きさせない文章力がほかの凡庸な小説とは
一線を画すところだと思う。はじめて村上春樹読むにはいいかもね。

闇はまたやってくるけども、人は闇から出ることもできる。
という一文が印象的。

ちょっと思ったんだけど、
阪神淡路大震災を題材?にした作品を村上春樹は書いている。オウムもしかり。
今回の東北の震災をテーマにする小説家とか、映画とかってそろそろ出てきそう。
もう出てる??それともそれってデリカシーの問題に触れちゃうのかな?
「死の街」発言をして辞任?なんでだろ。デリカシーがないから??
自分の国じゃないチェルノブイリの時は「死の街」ってでかでかと書いてあった。
それが自分の国の事になったら急に失言になるの?へんなの。

事実を受け止め、転換して、小説や物語などの作品として昇華する。
それって作家の本文なんじゃないだろうか。
もしデリカシーの問題でそれが世に出ないのなら悲しい。
キャッチャー・イン・ザ・ライみたいで、悲しい。

文化だけは政治的な圧力で潰してはならないのだ。

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The End_347 新宿 / Nikon F3

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もう僕はだめかもしれない






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夢で会えたらいいのに


やっぱ大好きだ
‪三浦康嗣‬大好きだ

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The End_346 麻布十番 / Nikon F3

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この国で機能しないもの
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The End_345 西小山 / Nikon FA 35mm F2

すんごく久しぶりに「とりあえずの場所」を更新。
Flickrの更新期限きれてた。。。
6月ってほとんど写真撮ってなかったんだなあ。
僕どんなテンションだったんだろう。
取り急ぎ6月と7月分です。近々8月と9月分も更新します。

The End_2011/Jun

The End_2011/Jly

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啓示とは日常性の縁を飛び越えること
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「海辺のカフカ 下 / 村上春樹」

何回も書くけど、20代前半に村上春樹にハマッて、1年くらいかけてほぼ全部の小説を読破した。
でも最後の方は疲れて来てたのかもしれない。そんな時に読んだのが海辺のカフカだった。
正直早く終わらせたくて、難解な文章とかはペロリンと深く考えなかったかもしれない。
だからかな、あまり印象に残ってない作品だったのです。

今回何かのタイミングで読み直してみて、こんなに印象が違うとは思わなかった。
すごく壮大なラブストーリーなのね。佐伯さんとの別れのシーン。
村上春樹の小説で、胸えぐられるのは多いけど、泣いたのは初めて。

「彼女の両手が僕を強く抱きしめる。その指の先が僕の背中に食いこむ。
 それは時間という壁にしがみつく指だ。」

細かい内容は読んで貰いたいので割愛します。だけどふたつだけ。

佐伯さんが言うんだ
「私の事を覚えていてほしいの。あなたさえ私のことを覚えていてくれれば
 他のすべての人に忘れられてもかまわない」
これ読んだ時に思い出したのが天童荒太の「悼む人」
僕の読書人生の中でも強烈な印象を残している小説。その時僕はこんな事を書いていた。

僕が思うに。死ぬ瞬間、自分が幸せだったと思う為には。
「自分が生きていた事を覚えていてくれる人が居る」という事に尽きる。
だからまだ生きている僕らは、死んでしまった人の事を「忘れない」という事が必要なんだ。

我ながらなかなか良いことを書くではないか。
基本的に同じような事を言ってると思った。でもこの気持ち忘れてた。
改めて忘れないということの難しさを痛感する。

もうひとつ。前回書いたセリフがかっこよすぎる大島さん。
そのお兄さんと主人公の会話。
「言葉で説明してもそこにあるものを正しく伝えることはできないから。
 本当の答えというのはことばにできないものだから。」
「そのとおりだ。それで、ことばで説明しても正しく伝わらないものは
 まったく説明しないのがいちばんいい」

これ昔、相方のフジ暴が言っていた。
「言わなきゃ伝わらないものは、言っても伝わらない、だったら黙っていた方がいい」と。
すごいなと思い、その事を伝えたら彼自身は言ったこと忘れてた。

最後に。
僕の村上春樹ランキング。一位は今のところ不動だけど、かなりの上位に食い込む作品になった。
それはすごく良いこと。僕はこれをきっかけに村上春樹を読み返す時期なんだろうと思う。
そして同時期にカフカを読んでたデューク東吾くん。いろいろ話せて楽しかったよ。ありがとう。

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The End 344_佐野 / Pentax645+Carl Zeiss T* Planar CF 80mm F2.8

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未来を喰う過去
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前述した高校の時の友達、どうにもこうにもマコっちゃんのCDジャケット。
デザイン依頼されてて、ようやく入稿。9/23のライブで売るらしいです。
気に入って貰えると嬉しいけど。そして売り切れればもっと嬉しい。

がんばって~



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The End 343_多摩川 / Hasselblad 500CM

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地下行きの階段
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「FF IV The After Years」

IVの続編っつーことで、売っぱらったPSPをまた買って。
せっかくならばと、IVからやり直して。
セシルの綺麗事に、カインの裏切りに嫌気がさしながらも楽しくクリア。

そんで続編の方やるべ。と気持ち引き締めなおす。
あたりまえだと言えばあたりまえなんだが。
あれだけ強くしたセシル並びにみなさん。。。
なぜザコ敵に200しかダメージを与えられないのだ!
ローザよ、なぜケアルラまでしか使えないのだ!
リディアよ。なぜバイオすら覚えてないのだ!
きみたちは世界を救った英雄だったのではないか!
ズーに苦戦するとはなにごとなのだっ!!
という気持ちでいっぱいになりヤキモキする。

話はわりと面白かった。カインの件とかなかなか。
だけど「エッジ編」とか「パロム編」とか分かれてるので
そのつどそのつど、みなさん弱くて嫌になる。強くするのも嫌になる。

回復役無しで最後まで行かなきゃ行けない事も多々ある。
そして終盤みな集合してバトル。ローザHP800。
やっと回復役が入ったと思ったら一発で死ぬ。
そしてまだケアルダ止まり。本当に敵を倒すのが大変なのだ。
最後は義務感でフィニッシュ。

チャレンジダンジョン??しっぽ集め??
やらないね。ペロペロペロ~

次はFF7!

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The End_342 愛機ハッセル / Pentax 645

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言わなきゃ分からない事は、言っても伝わらない
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The End 341_羽根木 / Nikon F3

自分の性格を「5月に始まった梅雨」のような人だ
と書いたらなんだか自分で気に入ってしまった
久しぶりに愛ちゃんに会って近況報告してさ
着々とお腹の子どもも育ってて、安心したよ
僕の文章を子守唄という人もいれば
ハラハラして眠れなくなるという人もいる
海辺のカフカは無事読了。ちょっと泣いたよ
壮大なラブストーリーだった
いま小椋佳きいてる。すごくいい声
ひざの痣はちゃんと消えたかな
溜まってた澱みも、なんだかスッキリ
さて、つぎに僕はどこへ行くのでしょう
おおきな流れに、ながされて生きる僕は
いつもフラフラと風にふかれ、向かう先がよめない
でも最近、虚しさと同じくらいすごく楽しいよ。

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オールディーズ、バット・グッディーズ
青年は子どもの頃のことを思い出した。あの頃は何も考えなくて良かった。
ただそのまんま生きていればよかったんだ。
生きている限り、俺は「なにもの」かだった。
自然にそうなっていたんだ。でもいつのまにかそうではなくなってしまった。
生きることによって、俺は「なにもの」でもなくなってしまった。

そいつは変な話だよな。
人ってのは生きるために生まれてくるんじゃないか。そうだろう?
それなのに、生きれば生きるほど俺は中身を失っていって
ただの空っぽな人間になっていったみたいだ。
そしてこの先さらに生きれば生きるほど俺はますます空っぽで
無価値な人間になっていくのかもしれない。
そいつは間違ったことだ。そんな変な話はない。
その流れをどこかで変えることはできるのだろうか?

星野青年_海辺のカフカより

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The End 340_新宿 / Nikon F3

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たくさんの魚を食べる
毛布じゃ暑いけど、タオルケットじゃ寒い。
朝ジョグにはすごく向いてる季節。
昨晩は暗闇が濃くて、ちょっと怖かった。
月は知らんぷりな顔して輝いてたけど。
風邪は悪化するばかり。冷房怖い。
愛ちゃんは夫婦ゲンカしてプチ家出。
ぼくはちょっと失敗しちゃってしょんぼり気味。
マコトと久しぶりに会って、昔ばなし。
カフカは下巻に入って、なかたさんがどんどん好きになる。
FF4、ジアフター。クソゲーの予感。
最近いろんな事があっておもしろいな。

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The End 238_二瑚 / Nikon F3

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お腹と背中がひっつく






第二回根暗会にはTREDICIの両さんが来てくれた。
嬉し楽しかったなあ、ありがとう。コモちゃんはなんでいなかったんだろう。
ゆきえさんも、東郷もありがとう。

桧川さんが撮った木下さんのインタビューを読んでた。
The Pharcyde の事書いてあった。あたし大好き、売れたしなあ。
すごくロックな人なのかと思ってたので意外でした。

なので The Pharcyde とか高校生の時好きだったヒップホップ。
The Beatnuts!!懐かしい。

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違う。ということを楽しもう
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The End_338 南麻布 Craig邸 / Hasselblad 500CM

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