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ぬけみちセミナー開講
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「Knockin' On Heaven's Door」

ヨッピーに教えてもらった映画を観たぞ。
ブルースブラザーズもそうだけど、ヨッピーはコメディ入ったギャングもの好きね。

脳腫瘍と骨肉腫。余命宣告された二人
死ぬ前に一度も見たことのない海を見に病院を抜け出す。
駐車場のベンツを盗んで。。そしてそのベンツにはギャングの100万マルクが。。。
ってすごく分かりやすい設定なんだけど、だからこそ感動するんだ。

限られた人生。なにをして死ぬか。
男の子にとっては永遠の宿題なのかもしれない。

激しい銃撃戦がいっぱいだが、まったく当たらない。敵も味方も警察も。
90分の短い映画ですが、コメディ、アクション、友情。そしてラストの切なさ。
なんだか完璧な映画に出会ってしまった。
ヨッピーありがとう!僕の事務所に招待するので遊びましょう!

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The End_280 さいきん写ルンですがいい / 写ルンです

「Trinograph.」「とりあえずの場所」「twitter」
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足の裏が黒いんだ
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「天童荒太 / 悼む人(上)」

内容が濃いので上巻でとりあえず書きます。

この人の小説は読んだこと無かったんだけど、前に出してた「永遠の仔」
って、タイトルから重くてさ、手に取ったことは無かった。
でも今回、直木賞受賞作品だし、文庫化されたし、ランキング上位だし
坂本龍一との対談を見たことがあったからで、読んでみた。

いやあ重い。

日本各地の死んだ人、事故も事件も、天災も自殺も殺人も。
その人が死んだ場所に行って、冥福を祈るでもない「悼む」という旅をしてる主人公。

ああもう重い。

考えなければ楽な事を、バシバシ投げかけてくる。考えさせられる。
普段気付いているんだけど、考えないようにしようとしてる「その時」
自分のももちろん、自分にとって身近で大切な人の「その時」
それを現実的に置き換えてすごく想像してしまい、はっきり言って辛くなる。涙も出る。

この小説の重さは、目を背けるな!というメッセージ性が強すぎるから
こんなに辛いんだ。それは決して悪い小説ではなく、むしろ良い小説なのだ。
人は死んだらどうなるか、どのようにして死んで行くのが本当の幸せなのか。
答えなんか無いんだろうけど、たぶん「あるひとつの答え」が下巻で分かるんだろうと思う。
辛いけど、もちろん最後まで読む。

以下印象に残ったので引用。週刊誌記者が、部下の新人記者に対して。

11歳の兄が誤って動かした車にひかれた6歳の子に、彼は心から同情した。
だが今回の被害者には、死んでも仕方がなかったかのような発言をする。
今回の被害者が誰とでも寝るヤク中と知り、自業自得的なところがあると口にした。
おまえらは、何を基準に或る死者には同情し、或る死者は放り出すんだ、、、。
言葉にしかけた質問が、ひどく青臭いのに気づいて、そそくさとトイレを出た。

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The End_279 事務所の百合 / Hasselblad 500CM

「Trinograph.」「とりあえずの場所」「twitter」
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誰のためにシャボン玉をふくんだ
グレイッシュな空と水面に落ちる雨
空と地面の境界がどんどん曖昧になる
雨の音以外はなんにも聞こえない
まるでこの世界にひとりぼっちみたいで

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The End_278 目黒本町 / Hasselblad 500CM

「Trinograph.」「とりあえずの場所」「twitter」


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もう会えないとなると、会いたくなる
ロカビリーも好きなんだけど、エルヴィスが好きなの。



立ち方がガンダムっぽい。終わり方知ってる。



すでにギターが打楽器。斬新な彼。



ステップがオシャレすぎる。抱かれたい。



もうソウルだね。良い曲。
やっぱりエルヴィス。最高な人だ。



オマケ。Stray Cats のカバー。ブライアン。ニヒルな垂れ目。

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きみをからかってみたのさ
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「伊坂幸太郎 / チルドレン」

短編なんだけど、短編じゃない。
バラバラの話にみえて繋がっている。

相変わらずこの人の話はいつもバラバラに始まる。そして収束していく。
そこに快感があるのだろう。
でも僕はやっぱりもったいつけてる感じが好きじゃない。
好きじゃない好きじゃない。といつも言う割には、もう結構読んでる。

、、好きなのか?

でも「オーデュボンの祈り」で引導を渡すのだ!これも何回も言っている。

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The End_277 二子玉川 / Hasselblad 500CM

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庭から出てきたひと
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「The talented Mr.Ripley」

パトリシア・ハイスミス原作の「太陽がいっぱい」のリメイク。
オリジナルはアラン・ドロンだけど、リメイクは主演はマット・デイモン。
だけど、助演のジュード・ロウがすごく良い。
ジュード・ロウが主役で良かったんじゃないか?

リプリーは天才詐欺師。人の声を真似、筆記癖まで真似る。
大富豪の息子に近づき、結果的に財産もモノにする。
ってこれだけ聴くと、単純なサスペンスものかと思うけど
主人公の抱える孤独が垣間見える。ただ誰かに愛されたいだけだったのかもしれない。

全部の殺しも衝動的なので、バレるかバレないかで結構ハラハラする。
ローマ、ベニス、ミラノと1950年代のイタリアの風景が印象に残る。
あ、あとジャズも。チェット・ベイカーあたり。
そしてジュード・ロウも格好いい。ので、観て損は無い映画だった。

そしてヴィム・ベンダースの「アメリカの友人」につながるのだ。
こっちもヴィムが撮れば良かったのに。

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The End_276 砧公園 / Hasselblad 500CM

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フロイト学派のクソ野郎
三脚かついで、強風注意報の中、お母さんの、まさにママチャリ借りて、海を目指したのさー。

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The End_275 長時間露光の日 / Hasselblad 500CM

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納豆を求め武蔵小山へ
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「小さな悪の華」

ボードレールやバタイユに影響された少女が、悪の遊戯に走る物語。

反道徳的な内容のため、フランス本国では上映禁止。
イタリア、イギリスでも上映禁止。
当時公開されたのは、日本とアメリカだけだったそうだ。

観てみると、こりゃ上映禁止にもなるわ。反道徳というか、完全に背教的な映画。
庭師が十字架持って、担がされてるシーンなんて完全にキリストをバカにしてる。
僕はキリスト教徒じゃないので、まだあれですが、キリスト教国家で上映できっこないだろな。
衝撃な終わり方だけど、あれも背教的な匂いがする。

思春期の残酷なまでの悪戯がテーマだからまあ良いんだろうけど
こりゃ、バッシングもされますわ。
挙げ句の果てには、エロい。少女が美人局めいた事までする。
当時はできたかもだけど、現在だったら日本でも上映できない気がする。

二回観る映画じゃないけど、フランスの田園風景が美しいのと
その風景にゴシックめいた衣装が、なぜかマッチして映像自体はすごくキレイだった。
そこら辺は、また観てもいいかもな、、、観ないな。。

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The End_274 西小山 / Hasselblad 500CM

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目指せ!ハルキスト!
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「森絵都 / この女」

おかげさまで「カラフル」が映画も小説もすごく良い印象だったので
ほかの本も読んでみよう。ってゆう良い流れ。
既刊されてる文庫でいいや、と思ってたんだけど、新刊でてたのでそっちに。

カラフルとは全然違った印象。大阪のあいりん地区から物語は始まる。
ドヤ街で日雇い労働者として働く主人公。
そこで知り合った大学生を通じて、バイトの話が持ち上がる。
富豪の嫁。とある女の生涯を、小説にするという変なバイト。

タイトルから悪女な話なのかな、と連想してたんだけどそんなに悪くもない。
白夜行めいた匂いもちょっとあった、かな?大阪だからかな。
終盤、主人公の書く「小説」が、徐々に明確な方向を定めていく。

ちょっとミステリー感じを匂わせ、ナイスな読後感はカラフルと同じくらいあったよ。

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The End_273 大原 / Hasselblad 500CM

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アブストラクト牧場
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「中島らも / 今夜、すべてのバーで」

僕が今まで読んだ小説ランキング。を作るのならベスト5に入る
ってのが、中島らもの「ガダラの豚」
それ以来らも作品は読んだことなかったんだけど、今回機会があって。

主人公、小島溶(いるる)と言ってるけど、完全に著者本人。
アルコール中毒で連続飲酒に陥り、35歳で覚悟を決めて入院。
100を越えたら病院に、と言われるγGTPが1300あったらしい。

そんな深刻な状態での入院体験を、おもしろおかしく書いてるんだけど
やっぱりそこは、らも。文章がうまい。すごく。
僕なんて酔っぱらったら文章なんて書けないんだが、そうゆう才能だったのかね。
灘校を8番で入学した経緯もあるみたいだし、頭良い人だったんだろうな。

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The End_272 事務所の百合 / Hasselblad 500CM

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右上方向に注意してください
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The End_271 多摩川河口を目指した日 / Hasselblad 500CM

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枯れる花
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「MUNICH」

1972年のミュンヘンオリンピック。
イスラエル選手宿舎にパレスチナの過激派「黒い九月」ブラックセプテンバーが侵入。
選手を人質にし、イスラエルに捕らわれてる同胞の開放を求めた。
結果的に人質11人全員死亡の惨劇に終わった事件。
その後、イスラエル政府指示のもと水面下で行われた「神の怒り作戦」
その実行部隊の報復作戦を描いた、一部創作してるけどノンフィクション映画。

僕は昔からドイツ、イスラエル、パレスチナの歴史的問題に興味があっていろいろ調べてた。
多分きっかけは手塚治虫の「アドルフに告ぐ」からなんだけど。
その話をしちゃうと第二次世界大戦からなので、長くなるからやめておく。
まだまだ知らない事も多いし、無責任なこと言えない。

僕が思うのは、テロリズムに対し報復という選択肢しかないのか。ということ。
もちろん一言で済まされないし、当事者にしか分からない気持ちは多い。
それは分かってるんだけど、今回のビンラディンと同じような状況だからさ。
そんな時期だからこそ、なんだか考え込んでしまう。

劇中で報復を成功させていく諜報部員。それと同時に仲間も、報復の報復として殺されて行く。
主人公もPLO・ETA・KGB・CIAの影に怯えて、夜もおちおち寝られない。
最後にはイスラエル側も信じられなくなり、アメリカに亡命する。
亡命後、家族とともに幸せな日々を送るが、トラウマは残り、的な。

報復に報復で返しても、また憎悪を生むだけ。
悪循環で根本的な解決にはならない。そう思う。正論だと思う。
だけど目の前で家族を殺されたら、僕も相手を殺したくなるだろう。
「殺せ!殺せ!」とデモに参加するかもしれない。実際に殺すかもしれない。

例えば、肌の色で人を判別してはいけない。あたりまえだ。正論だ。
だけど、娘の結婚相手が黒人で、自分の家族になる。
となるとちょっとご勘弁。な人って普通に居ると思う。
なんだそりゃ、クソ野郎。と思うよ。でももしかしたら自分もそうかもしれない。
僕がそうゆう状況に居ないから、正論を言えるだけなのかもしれない。

なにが言いたいのかってーと、人間はどこまで行っても自分本意な生き物だという事。
もしくは、言葉にしないだけで、自分のまわりさえ良ければ良い。ってゆう事。
どこかの国で何万人が死んだ事故よりも
自分の身近な人間1人の死の方が、どれだけ影響を与えるか。

だからこそ、戦争も、テロリズムも、幼児虐待も、家庭内暴力も、中学生の万引きだって。
自分と遠い所で起こった事、自分に責任が降りかからない事であれば、正論を言える。
報復に報復で返すのは正しくないよね。と、言えるんだろう。僕も言った。

だけど、少しでも想像して知ろうとする事。知らんぷりではなく。
他人のそれが、ちょっとでも自分の事のように想像できれば
きっと世界は変わると思う。これは綺麗事でも、言い過ぎな事でもなく。

そのなんだかわからないものを信じて、僕はもっと勉強して価値観を広げて行きたい。
その時に少しでも、リアルな想像できるように。少しでも身近な事と思えるように。
たとえその先に「自分はなにも出来ない」という絶望があっても。そう居たい。

今回の地震だって同じだよ。

映画とはまったく関係の無い話になってしまったが。

シンドラーのリストで、イスラエルよりだ。と言われたスピルバーグ。
今作はイスラエル側でも、パレスチナ側でも無い。
とメイキングで語っていたけど、こうゆうナーバスな題材を
映画化しようとすることだけで凄い事だと思う。
山谷問題じゃないが、表現の自由が尊重されますように。

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余談だけど、ローマ・パリ・ベイルート・キプロス・アテネなど
美しい町並みは必見かも。すごく綺麗に描かれてる。行きたくなる。

今日は文字ばかり。乱筆御免。

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14番目の庭
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「石井あゆみ / 信長協奏曲」

絵も少女漫画っぽいし、日本の歴史ものって苦手だし。。。
と、最初は斜に構えてたんだけど、すんごく面白い漫画。
現代の高校生がタイムスリップして織田信長になり代わる。。。
と、なんとも「仁」を彷彿してしまいますが。

僕は日本の歴史に疎く、みんな大好き坂本龍馬も、ほぼ無知。
戦国時代なんて、もってのほか。やれ何藩だ、やれ朝廷が、やれ天下統一だ。
と、なんだか難しそうなので嫌いなのだ。

だけどこの漫画、タイムスリップってことでSFなのだが、すごく分かりやすい。
漫画で知ろう!日本の歴史。的なあの本を、わかりやすさで言えば越えているぞ。
歴史の教科書をこの手法でやれば、歴史の平均点があがるぞ!な漫画です。
まだ4巻までしか出てないので、これからが楽しみ。
そして信長をちょっとだけ好きになってきた。

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the end 270 砧、二子玉 / Nikon F3

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バニッシング点
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「窪美澄 / ふがいない僕は空を見た」

デビュー作で、R-18文学賞、本屋が売りたい賞みたいなのも1位。
ってゆうなんだか凄そうな小説。普段ならあんまり手を出さないんだけど
本の事に関しては信頼してるブログで、取り上げられてたので読んでみた。

1ページ目から凄かったなあ。世界に持ってかれた。
文章力なんだろうなあ。段落が全然なし、文字垂れ流し状態が続くんだけど
嫌な思いはしない。持ってかれるんだよ。世界に。

ただ展開に抑揚は無く、だから何だと言われたら、特に何でも無い。
著者が好きな小説家の中に村上春樹って書いてあったのが頷ける。
村上春樹をかみ砕いた感じ。かな。
意味がない所に意味がある。あの、アレです。たぶん。

すごくオススメなんだけど、ハッキリゆうとエロいです。
そりゃあもうエロい。でも官能小説ではない。その違いは大事。
エロいの苦手な人にはお勧めしない。です。

第3章のタイトルは「2035年のオーガズム」ここら辺にも春樹臭いが感じられる。
これからすごく楽しみな作家さん。良かった。

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the end_269 事務所の百合 / Hasselblad 500CM

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音速でたゆたう
以前から本をよく読む。最近は特に読んでいる。
それでも学生時代より読んでないと思う。
単純に当時より時間が無いからだろうか?
たぶん違う。

もっと本を読んで心に貯金をしないといけない。
もっと色んな物語を知って価値観を広げないといけない。
豊かな想像力を持たないといけない。維持しないといけない。
じゃないと僕は終わってしまう。

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The End_265 代田 / Nikon F3

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The End_267 二子玉 / Nikon F3

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The End_268 砧公園 / Nikon F3

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