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とろりとした水
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「スターウォーズEP4 新たなる希望」
「スターウォーズEP5 帝国の逆襲」
「スターウォーズEP6 ジェダイの帰還」

続いてスターウォーズ(以下SW)オリジナル三部作、EP4~6も見直しました。
EP1の日本公開は1978年だし、EP1~3のCGをみた後だから、画像のしょぼさが気になるんだろうなと思ってた。
知らなかったんだけど、DVD版はリマスターというか、物理的にフィルムを洗浄し、デジタル化が行われてるのと
CG修正もされてるみたいでほとんどギャップなしにみられた。1から通しでみたので僕は良かったけど、往年のファンは嫌がるだろうな。。

あらすじ、EP1~EP3の続きなので特にかきません。ネタバレにもなってしまいそうだし。

EP1~EP3は先に書いたようにワクワクして、夢中でいっきにみてしまったんだけど
やっぱりそれはEP4~EP6あってのワクワク感が否めない気がした。
おぉ、あれの真実はこうゆうことだったのか!という気持ちは初見では抱けないものだと思うし。
初めて見る人は456→123を。過去に456みてるけどうろ覚えの人は123→456をもう一度(今回の僕)流れがいいと思います。

さて、端的な感想、比べる必要もないんだけど、どちらかといえばこっちの方がエンターテインメント感が強いかも。
簡単にいうと、見終わった後の爽快感は格段に上で、毎エピソード事にスッキリバッチリ終わっている。
これがまた気持ち良くて、、どっちがいいか僕にはわからないけど、往年の作品にファンが多いのは分かる。
アンドロイドもハイテクすぎず、フォースも神秘的で、荒くれ者がわんさか出てくるあの世界観はやっぱり素晴らしいです。

一番好きなキャラはなにかと聞かれたらすごく困ると思う。みんな濃いキャラしてるしな。
ルークも、ハンソロも、ヨーダも、オビ=ワンも、R2D2も、C3POもボバ・フェットも大好きだ(ダースベイダーは格好があまり好きではない)
だけど一番好きなのはチューバッカかもしれない。「歩く毛皮」呼ばわりされたあいつだ。セリフは咆哮のみのあいつだ。
怪力の持ち主でハンソロの相棒。とてもチャーミングな奴で、武器は光線銃かボウガン、壊れたC3POを背負って脱出するしたりする。

プリンセスレイアが一番苦手かな。髪型から苦手だ。頭の両サイドにロールケーキみたいの付けている。しかもブス。
超美男子のアナキンと、我らがアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)の遺伝子を確実に無視している。生態遺伝学を侮辱してる。
しかもレイアはハンソロとキッスしておきながら、ルークにも色目めいたものを使ったりする。
それは別の感情から来るものだと気付く前だとしても、なんかいささかどうなんだろうと思う。そしてブス。

EP1でアナキンをジェダイ候補に推薦したとき、評議会(ヨーダとか)は「大きくなりすぎている」とあまりいい顔をしない。
執着心からダークサイドに堕ちる可能性があるからみたい。母の愛情とか、ジェダイになるには邪魔らしい。
ところがルーク・スカイウォーカーはかなり大きくなっているにも関わらず、しっかりとジェダイの修行を受けている。
あんまり修行ってゆう修行のシーンはなかったので、いきなりジェダイの騎士になった感があったな。ヨーダのすごさがいまいち分からなかった。

EP1~3に続きどうでもいい所で気になっちゃったけど。R2D2がキャタピラで階段登るのに悪戦苦闘してたのに、今作では急にジェット噴射で飛ぶ。
帝国軍の制服はナチス感がある。時代だな。そもそもダースベイダーって完全にナチヘル。悪=ナチス的な表現はこの頃のアメリカ映画には良くある。
デススター内部でラピュタ的な表現があった。パズーがロボット兵噴射口の穴から落ちそうになる所とかなり似ているシチュエーションがあった。
それと、オビ=ワンの家の窓が、コルビュジェのロンシャンの教会と同じディティールだった(本当にどうでもいい)

しかし当時最高の技術と役者の演技、ダイナミックな音楽、そして「正義は勝つ」という明快なストーリーが見事で、すこぶる面白かった。
EP1〜3と、EP4〜6、どっちが良かったか。。どっちも良かったです。同じ話になってしまうけど、
EP1〜3は真相が判明するビックリ面白さ、とCG、戦闘などの派手さがある。あとナタリー・ポートマン。
EP4〜6は昔懐かしさと、分かりやすいエンターテインメント性かな。あとチューバッカ。



今回SWを見直そうと思った理由の一つに「スターウォーズ エピソード7公開」という情報も後押ししました。
最近予告が公開されましたが、これはどうなんだろう。。もうライトセーバー持ってるだけで違う映画になりそう。
なんかフォースというよりワンピの覇気みたいなことになってるし、ディズニーだし。
荒廃した荒くれ者が集う辺境の星も、フォースという神秘の力も、なんか二の次になってしまいそう。。みるけど。

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The End_1056 三鷹台 / PLAUBEL makina 670

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得体の知らない生物
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「万城目学 / 偉大なるしゅららぼん」

昔の「鹿男あをによし」とか「鴨川ホルモー」が好きだったけど「プリンセストヨトミ」で嫌になって疎遠になっていた。

高校入学の機会に琵琶湖沿岸の町、石走にある日出の本家にやってきた日出涼介。湖の民としての力を与えられた者として修行をするための生活が始まった。本家には、跡継ぎの淡十郎がいて、本丸御殿から学校まで一緒に舟で通うことになった。しかし初日から同じクラスの棗広海とは入学初日からトラブルを起こしてしまう。棗家は日出家と1000年にもわたり因縁関係にあり、琵琶湖を舞台にいがみ合っていた。変わり者の淡十郎に振り回されつつ、淡九郎伯父さん、グレート清子、濤子、同級生の速瀬など、多彩なキャラクターに囲まれた中で、静かに静かに力対力の戦いの幕が上がっていた。

580Pクラスの長編小説なんだけど、あんまり長さが気になる小説ではなかった。
その辺はあまりストレスはなかったんだけど、いまいち乗り切れない自分もいた。
なんだろう、、初期の「鹿男あをによし」の時のような光悦感を感じない。
「面白い!」という素直な感情が生まれてこないのだ。ちょっとなんでなんかわかりません。

前半は謎というか、伏線というか、意味深というか、?なシーンが多い。
でも、これ後で分かってくるんだろうという雰囲気はありありなので、いちいち気にしないで読んだ。
中盤に一族を揺るがす大きな事件が起こり、ある意味窮地に立たされるんだけど
その辺からいろんな物事に整合性が出てくる。この辺りは、気持ちよかったな。

万城目文学によくみられる「不思議な力」を使うから、SFになるのかな、わからんけどそうゆう物語なので
細かい所でご都合が良い所や、展開が多いのもある。でもそれは前からだし、少しコメディだしいいのだ。
ラストの、大きな問題を解決した力は、どうだろう。好き嫌い分かれるかもしれないです。
基本的に読んでてストレスもないし、嫌だと思う所も特にないけどなんか乗り切れなかった。煮え切らない意見ですみません。

舞台が滋賀という、今までの京都、奈良、大阪に比べてマイナーなのもあるのかな。
そんなこといったら滋賀県民に怒られちゃうか。でも「鹿男あをによし」は面白かったんだ。
なんだか乗り切れなかった理由がいまいち分からないので、映画もみてみようかな。危険かな。
この文庫本買ったときに合わせて「とっぴんぱらりの風太郎」も買ったけど、少し、暖めておこうと思います。

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The End_1037 聖蹟桜ヶ丘 / Nikon D610

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緑色の鹿男
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「鹿男あをによし」

万城目学の「プリンセス・トヨトミ」が僕の中で大コケしましたが、
思い出すと「鹿男あをによし」は面白かったと思い
随分前の作品ですが、観たことなかったドラマ版を観てみることに。

さすがに1冊の小説を10話のドラマに置き換えるのは無理があるみたく、
所々退屈感がありましたが、それでもやはりオモロイ。

歴史・日本神話を絡ませたミステリー的な雰囲気がすごく面白いし勉強になる。
まあでもやっぱり小説の方が良いな。より凝縮してた気がする。

ドラマ観て、奈良も良いなあと思いました。
京都より寺がデカイ気がした。

前述しましたが、3年連続京都に一人旅行きました。
奈良は中学の修学旅行でしか行った事無い。
もちろん、うっかり傷付く中学2年生にお寺の良さなんて分かりません。

長崎・四国・鳥取に次ぐ候補地かな?一番近いし。

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朱雀門

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薬師寺

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浮見堂


土日祝の原宿乗り換えは、人でごった返して好きではない。
電車のラッシュも好きではない。
がっ!ドラクエ9のすれ違い通信。自宅から事務所で15人ゲット!
宝の地図ザックザク。
必要以上にハマってます。今バトルマスター強くしてます。

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加茂山畑でつかまえて
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「Jin Rock Festival 09」

今年も始まるみたいです。
ハタボーボーに依頼され、今回もアートワークさせて頂ける事になりました。嬉しいことです。

詳細決まり次第連絡します!

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「万城目学 / プリンセス・トヨトミ」

どうにもこうにも進まない小説。やっと乗り越えました!
「鹿男あをによし」しかり「鴨川ホルモー」もすごくテンポ良くて、大好きでした。

そんな著者の最新刊。しかも直木賞候補。期待しないわけには行きません。

。。がっ!
まったく面白くないわ、テンポ悪いわ、時間軸がコロコロ変わるクセに説明も無いわで
まったく進まない。疾走感ゼロでした。
歴史的な背景がとても勉強になる著者の作品ですが、今回はあんまり勉強にもならなかった。
そして512Pの長編。終わらないのです。苦痛な時間でした。

鹿男&ホルモーは舞台が京都。今回は大阪。
京都は3年連続一人旅に出た町なので、土地勘があってとても楽しめた。
今回は大阪。新世界しか知らない。なので玉造筋と言われてもピンと来ない。

その差か!?だとしたら僕の想像力が足りないだけか!?

次回作に期待したいです。

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